平日日刊話題の本の情報をお届けします。
自己啓発、料理、動物、経済、趣味のコレクション、
一緒に本を楽しみましょ♪
2006年10月24日
いつの間にか、人生相談の回答者としての地位を固めた美輪明宏。
とうとうテレビ番組のレギュラーにまでなってますね。
私の友達は、彼(彼女?)の大ファンです。
番組、観てるんだろうな。
さて、テレビでお顔を拝見することが多い氏ですが、
著作もたくさんあり、本屋でも平積みになるほど売れています。
それでは、一体どんなことが書いてあるのか。
美輪明宏氏の美的感覚って、独自のものがありますよね。
クラシックで華美な装い。
その、彼の美に対するこだわりを書いた本です。
彼は著作の中で一貫して、
「美しく着飾ること、オシャレをすること」を主張しています。
対して、今流行の「シンプル」は
殺風景で何の工夫もない無残なものだという。
お金をかけなくてもいいから、手作りでも、
装うことを忘れてはいけない、と。
また、恋愛に関しても凄腕ぶりを発揮してます。
パーティでとなりに座った外国の大使を骨抜きにしてしまう
会話のテクニックは、
使えるかどうかを別にして、一読の価値あり。
「私はお月様に住んでいるんです。お月様に電話を頂戴」
なんて、どうなんだ、一体。
見かけだけの美しさではなく、簡単に遊ばれてしまう女性に、
芸能人のプライベートに一喜一憂するマスコミに、
姿勢が美しくない日本人観光客に、
傲慢なエセエリートに、苦言を呈しています。
内側からの美しさに対しても、厳しい。
巻末に、見るべき映画、名画、聴くべき音楽のリストあり。
美輪流の美しさを求める人には必見。
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平日日刊。
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世間話、時事ネタ系
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2006年10月23日
日本ブログ大賞2006受賞作品、
きっこの日記が本になった今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
なんて、きっこさん風に始めてみました。
こちらの日記は、ネット上に公開されているので
誰でも無料でみることができます。
その中から選んだ、秀逸なネタを編集した本。
書いているのは、きっこさん。
ヘアメイクアーティスト、東京在住。愛車はフィアットパンダ。
MAXときゅうりのQちゃんが大好き。
俳句のこと、仕事のこと、母さんのこと。
どちらかというと、きっこさんの人柄が
透けて見えるような文章を選んで掲載しています。
このブログに、政治ネタや芸能ネタを期待している人には
ちょっと物足りないかも。
それでも、入院している母親を見舞う日記は、
読んでいて涙が出てきます。
入院費を払うために、寝る間を惜しんで働いて、
それでもお金がなくて、
川岸に咲いている菜の花を摘んで持って行く。
たくさん摘んだので、黄色いブロッコリーみたいになっちゃった、
だなんて。
今でこそ、耐震偽造マンション犯罪を糾弾する
ジャーナリスト的な文章を発表しているきっこさんですが、
もともとは政治にはなんの興味もなかったのだとか。
それが、自分の生活の厳しさや仕事の単価が安くなること、
こういったことを通して
社会問題に関心を寄せるようになったのだそうです。
きっこさんの文章が、常に生活者としての視点を持っているのは
こういう理由からなんだろうな。
巻末に、きっこ語録の解説を収録。
私も知らなかったのですが、日本のことをニポンと書くのは、
ニッポンとニホンの中間をとって、だそうです。
他にも、ビックル一気飲み(びっくりしたこと)、
ハイヒールダッシュ
(ハイヒールを履いているときさえ、走るくらい大急ぎ)、
アリエナイザー(ありえないこと)、
へそでローズヒップティーを沸かす(へそで茶を沸かすの発展形)、
など、独特の言い回しがおもしろい。
私は、耐震偽造問題の頃から、たまにぼちぼち見ている程度なので、
きっこさんの考え方、どうして政治に興味を持ったのか、
語録など、より深くブログを楽しめるきっかけになしました。
こだわったというだけあって、活字だけのデザインですが
かえってシンプルで私は好きです。
現在、きっこの日記では耐震偽造問題に絡み、イーホームズの
藤田社長のレポートが毎日のようにアップされています。
俳句や、猫の話も大好きだけど、どうしてこんな情報を持ってく
るのか、というきっこの日記の本領発揮です。
これってけっこうニュースバリューはあるんじゃないの?
どうして新聞やテレビではきかれないのかな、
なんて思う今日この頃なのだ。
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世間話、時事ネタ系
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キノの旅は、文庫で10巻まで出ている人気シリーズ。
気になってたんですが、なかなか読む機会がありませんでした。
こちらの本は、シリーズ番外編、絵本みたいな薄い本です。
読みやすく、でもキノワールドがしっかりわかる、
なかなかお得な一冊。
値段が高いのはDVDがついているからです。
こちらの本は、物語の語り手が一人の旅人。
12歳のころ、彼はキノという旅人出会い、
旅人になりたいのだが、どうしたらいいかとたずねる。
キノは、黒い髪に茶色のコート、
パースエイダーという銃器をいくつも持っていた。
相棒はエルメス。ちょっとさめたしゃべり方をする、
空を飛ばない二輪車、モトラドだ。
(イラストではバイクのようなので、
しゃべるバイクみたいなものと理解すればいいかな。)
キノは、彼の生まれた国に来て、
その国の初代大統領の記念館を訪れていた。
かつては旅人だった、初代大統領。
不必要に神聖視されている様子を、エルメスが皮肉っている。
記念館の奥にひっそりと飾られているのは、
きれいに磨かれたモトラド。
もう話をすることはないと、案内の女性は言うが、
エルメスはモトラド同士で話をしてみたいという。
女性が出ていった部屋で、飾られたモトラドは話し始めた。
「走るための自分が、こんなところにいるのは地獄だ」
記念館から出たキノは、旅人になりたいという子どもの問いに、
こっそりあることを教えた。
それから数年後、努力して警官になった彼は、
記念館の警備につく。
年に一度の大掃除の日、モトラドを盗んで、彼は旅人になった。
走るためのモトラドを、ぴかぴかに磨き上げて
満足している人たち。
旅の話をするのに、旅人なんかになるんじゃない、
としかる両親。
正しいことをしていると思ってる人たちに対する、
無言の問題提起があるような気がする。
キノという旅人、
外部者の目を通して
人間の矛盾を描き出す短編集ということですが、
世界観がしっかりしてるのがいい。
イラストも好き嫌いがあるとは思いますが、
かわいらしくて見やすいです。
人気があるのもわかるなあ。
それぞれが独立している話だそうなので、
気楽に集められそうです。
私も読んでみようと思っています。
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話題の小説系
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2006年10月19日
オダギリジョー主演で映画になっています。
著者はその映画監督。
映画は観ていないのですが、小説だけでも十分楽しめます。
ミステリーとしてもなかなか。
この季節にはぴったりの一冊でした。
舞台はある地方都市。
小さなガソリンスタンドを経営する一家のお話。
主人公は、頑固な父に反発して東京に出、
カメラマンをしています。
スタンドを継いだのはおとなしい兄。
華やかな主人公の暮らしと違って、
地味な兄の生活がしのばれます。
登場人物のモノローグというかたちでお話はすすんで行きます。
法事で家に帰った弟。
支配的な父に素直になれず、
法事の席でも怒鳴りあってしまう二人。
間を取り持つように、兄は弟をドライブに誘います。
スタンドで働く女性、智恵子も一緒に。
幼馴染の智恵子は、数年前からスタンドで働いていて、
もはや家族の一員といってもいいほど。
なんとなく、ぼんやりと、兄のお嫁さん候補と
周囲は認識しています。
けれど、智恵子は、実は以前弟と交際してたことを兄は知らない。
高所恐怖症の兄。
つり橋をわたる二人。
橋から落ちる智恵子。
目撃者の弟。
兄は自分と智恵子の関係を知っていた。
事故として処理されようとしていた事件を、
弟、智恵子、父、弁護士、スタンドの従業員が、
それぞれ語ります。
弟に対する嫉妬、葛藤。
智恵子をつり橋から、兄は落とした。
最後、刑務所から出てくる兄を迎えに行く弟の姿がいい。
ただ、ちょっと残念なのは、私の読解力の問題もあるとは思う
のですが、決定的な場面がないということ。
なので、最初、事故として終わらせようと積極的だった弟が
どうして、真実を話したのか。
ちょっと、ちょっとちょっと、あいまいなのが、
計算の上なんだろうけど、すっきりしなかったです。
読まれた方、いかがでした?
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話題の小説系
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2006年10月18日
美は執念。
帯のこの言葉につい、つられてしまった。
きれいでいる、美しくある。
このことを、最優先順位にはできない私。
なんとなく、
「人間は中身だもの」なんて思ってしまうところがある。
実際、そうだとも思う。
でも、中身もあって、さらにきれいという人が
世の中にはたくさんいるのも事実。
田中宥久子さんは、メイクアップアーティストであり、
SUQQU(スック)という化粧品ブランドの
プロデューサーもされています。
本書は大きく分けて2部構成。
彼女のメイクに対する思想と、これまでの人生。
私にはあまり縁のない世界ですが、
美しくあることに一生をかけた職人魂を感じさせてくれる
迫力ある一冊です。
まず、化粧品を売る側(ブランドプロデューサーだからね)
でありながら、化粧を過剰にすることを肯定していません。
お金や手間をかけすぎることは、かえって肌を弱くするって
こういう人がいうと説得力ありますね。
何もしなくてもお肌ぴかぴかの20代よりも、
手入れで違ってくる30代からのほうが女性は美しいなんて
うれしい言葉も。
テレビや映画現場でのメイクの仕事についても書いてありますが、
その厳しさには読んでいるほうが胃が痛くなりそう。
結い髪のほつれをしけというそうですが、
「やつれのしけ」と「色気のしけ」があるんですって。
そういうことを女優さんから教えてもらいながら仕事をする。
何気なく観ている画面ですが、いろいろな計算の元に撮影されて
るんだなあ。
この方の美に対する意識を支えているのは祖母の教えだそうです。
「難しい色を着ようとするときは質のいい生地を選びなさい」
「おしゃれは見えないところに凝りなさい」
「顔と髪の手入れをしなさい。どんな服を着ても
顔の手入れができていなかったら意味がない」
子育てをして、介護をして、
難しいと思った仕事でもどんどん挑戦していく。
目標は、年をとっても赤い口紅の似合う女性。
なんというか、美に対するストイックさ、
エネルギーに圧倒されます。
「美は表玄関。心の美しさは外面に出ると思ってください」
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生活、ほっこり系
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2006年10月17日
トヨタにみる人材だとか、合理化だとか、
とにかく見習おうという本が多い中、異色の一冊。
週刊金曜日という、広告を載せない雑誌の編集部が取材した、
「広告料をもらっていないからこそ」書けるトヨタ批判本です。
まあ、儲かっている会社が
きれいことだけで経営されているわけがないのは
わかっているつもりですが、
トヨタさんもなかなかすごいですな、というのが感想。
合理化、ムダを省くのがトヨタウェイですが、
その徹底ぶりには驚かされます。
カンバン方式というのが有名ですね。
必要な部品を必要なだけ、必要なときに調達する、というやり方。
要するに、工場に余分な在庫を持たないですみます。
そのために、下請けが在庫を確保し、
工場に持ち込むのは15分前しか許されないのだとか。
予定時間より前に着いてしまうと工場に入れてもらえない。
本社工場の前は、順番待ちのトラックで渋滞がひどいそうです。
また、最近はさすがに改めたそうですが、
少し前まで土日が出勤日でした。(お休みは木、金曜日)
理由は、土日の方が電気料金が安いから。
家庭持ちにはちょっときついですね。
主婦の節約が雑誌でよく取り上げられますが、
あからさますぎて正視できない類のものがありますよね。
そんな感じです。
確かに正しいんだけど…、という。
トヨタの常識は世間の非常識、なんて言葉がありますが、
その下請けに対するやり方も相当きびしいものがあるみたいです。
先に述べたカンバン方式もそう。
笑ったのが、トヨタ系列の大運動会。
系列の企業が集まって、運動会をするそうなのですが、
軍隊みたいな行進をする様子が書かれています。
競技が終わりに近づくと、
「トヨタ本社に、どうやって得点で追いつかないようにするか
(トヨタに勝たないようにする)」
と、こっそり相談しあう系列社員もいるようで、
苦笑してしまいました。
環境に優しいのはイメージだけ、というプリウス。
広告料でがんじがらめになって本当のことは書かないマスコミ。
安全や、人間の幸福よりも合理化を推し進める企業体質。
ある程度はどこも同じかとは思うのですが、
本書から、トヨタという企業の本質を突いていると思った一言を。
「ホンダはのある町は鈴鹿市のまま。
トヨタのある町は、豊田市に名前を変えてしまった」
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硬派!社会派系
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40年前の広辞苑には
「ジョーク」という項目がなかったんですって。
ジョークは不謹慎と考えられていた、
とこの本には書いてありますが、まさに隔世の感がありますね。
今や日本は、お笑いブームで、
日常的に笑いをとるのがいいことみたいになっています。
ジョークという言葉の定義、
ジョーク用語などを最初に説明してくれています。
中でも、ジョークの種類をいくつか説明してくれていて、
けっこうまとまったタイプというものがあるのを知りました。
たとえば、ゾウがオチになる「エレファントジョーク」。
病めるユーモア、ちょっとネガティブな笑いの「シックジョーク」。
お色気小話は「セールスマンジョーク」。(意味深だなあ)
また、その手のお話は「ダーティジョーク」とも言うそうです。
「ブルーマテリアル」とは下ネタのこと。
西部開拓時代から伝えられてきたほら話、「トールストーリー」。
シュールなオチの「ナンセンスジョーク」。
こんな感じで、世界のジョークを分類して紹介してくれています。
といっても、ぜんぜんかたくるしい感じではなく、
ジョークがたくさん載ってるので、
好きなところをぱっと開いて読んでOK。
せっかくなので、私の好きなジョークをいくつかご紹介。
「学校に行きたくない。子どもたちはみんなひどい奴だし、
先生だってひどいんだ。家にいたいよ。」
「そんなこと言ったって、お前はもう40歳なんだし、
校長先生じゃないか。」
「奥様、デザートは?」
「アイスクリームの盛り合わせ。」
「かしこまりました。飾りのチェリーはどうしましょう?」
「いらないわ、ダイエット中だから。」
「『男が女を支配する』という本はどこにありますか?」
「それだったら、幻想文学のコーナーです。」
どうでしょう、笑えましたか?
そうそう、もう一つ格言めいたジョークをご紹介…。
「『絶対にふき出すよ』という言葉で始まる話は
どうしてみんなおもしろくないんだろう。」
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生活、ほっこり系
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韓流というとすてきなラブストーリーの印象がありますが、
社会派の映画もたくさん発表されています。
その中で、やはり南北分断の悲劇を描いた
「シルミド」という作品があります。
ピョンヤンに潜入し、金総書記を暗殺するための秘密作戦。
これが実話に基づいたものだということはよく知られています。
こちらの本は、シルミド作戦に代表される、
国家ぐるみの北朝鮮潜入作戦をたんねんに取材したもの。
シルミドって、映画では、犯罪者が恩赦と引き換えに
訓練にむかうという筋書きでしたよね。
現実は、軍によるスカウトで、
志願兵でも犯罪者でもなかったようです。
当時、韓国はひどい不況下で、
職にあぶれている人がたくさんいました。
そういった人たちに近づき、高給と、引退後の社会的安定、
徴兵の免除を餌に訓練所に送り込む。
たいして高い志があるわけでもないが、ほかにやることもない。
そんな人たちを集めて、過酷な訓練を施す。
そして、北朝鮮に潜入させ、
スパイ行為を行わせることが横行していたそうです。
命を落とす人も多数、引退しても約束していた給料や待遇はない。
秘密の任務なので、徴兵には応じざるを得ない。
また、逃亡したために一生を逃げ続けて過ごした人もいるようです。
韓国は正式には認めていないそうですが、
こういった任務で
一生をめちゃくちゃにされた人がたくさんいる。
元兵士にもインタビューして、丹念にその悲惨さを描いています。
国が存続するために国民がいるのか、
国民の幸せのために国があるのか。
考えさせられます。
先述のシルミド作戦ですが、
実際に作戦に参加させられた人の兄が登場します。
行方不明になっていた弟の名前が、
シルミド作戦参加者の名簿載っていて驚いたそうです。
身内にすら、その生死すら教えないないという恐ろしさ。
うすっぺらい新書がたくさん出ていて、
やっぱりだいたい700円くらい。
同じ新書でも、こちらの取材の濃密さを考えると
その5倍くらいはださなきゃいけないな、と思うほどの良書。
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硬派!社会派系
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数年前からSPA!の連載の中でも
大好きだっただめんず・うぉ〜か〜。
いつの間にか人気が出て、ドラマにもなってしまいました。
主演は藤原紀香さん。
私としてはもう、全く文句のないキャスティングです。
ご存知の方も多いと思いますが、一応ご紹介。
だめんずとは、だめ男のこと。
だめ男をたくさん渡り歩いてきた女をテーマにしたマンガです。
恋愛マンガってたくさんあるけど、
たいていかっこいい男とかわいい女の子、
みたいなものが多かったじゃないですか。
私たちの子どもの時代って。
でも、現実ってけっしてそうでもないですよね。
麻薬中毒だったり、働いていない男だったり、
誇大妄想癖があったり、めちゃくちゃな男がたくさん。
そして、なぜかそれにはまっちゃう女の人の多いこと。
しかも、高学歴高収入な女性が多い。
印象に残っているカップルを一組。
金沢の女性だったと思うのですが、
ものすごいナルシストの男性と付き合います。
交際中は、常にカメラを持って彼の写真を撮る。
現像にかかるお金は女性負担。
いやになって別れを告げると、箱いっぱいの写真を記念に渡された…。
いや〜、変わった人もいるもんです。
だめんずにはまりやすい女性の特徴は、
・母性本能が強い (だめんずにも優しくしてしまう)
・好奇心が旺盛 (変わった人に惹かれてしまう)
・どことなく警戒心がない
だそうです。
人間としては美点であることが、
マイナスポイントになってしまう悲しさ。
逆に、許容範囲が狭い、自分中心である、
というのがだめんずにはまらない女性の特徴だそう。
いわゆる、ソツのない人生を歩む人には縁のない世界かも。
人間は深い。
安全第一で、みんなが失敗のない人生を歩むのは
それはそれでいいかもしれない。
でも、それだと文学なんてものは生まれやしない。
なんてね。
一時はうちのだんなもだめんずなんじゃないかと人知れず
悩んだけど、おかげでここまで達観できるようになりました。
男女問わずオススメのシリーズです。
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ベストセラーです!
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最近、山で遭難する人のニュースがよくきかれます。
それにしても、山歩きをする人の数って増えているみたいですね。
うちの母親もそうですが、定年退職した方たちが、
こぞって出かけているようです。
私にとって山って、遠くから見てるもの。
あの、こんもりした緑の中に入っていって、
登っていくってどんな感じなんだろう。
登山に関しては、命がけの冒険譚もたくさんありますが、
初心者の私にはちょっと敷居が高い。
素敵なイラストがたくさんの、山歩きの本を見つけました。
著者は、エッセイストでイラストレーターの平野恵理子さん。
富士山、雲ノ平、上高地などの有名どころの紹介から始まります。
紹介というか、登山記録なんですが、
登山というかハイキングという感じ。
これなら私もできそう、と思ってしまいます。
他にも、東北の山、あんまり知られていない山も、
ジャンルを分けて掲載しています。
とにかく、登っていくと拓ける景色、途中で見つける花、
おいしいごはん、木洩れ日にきらきらする新緑、
山歩きの魅力をたっぷりと伝えてくれます。
おもしろかったのは、山に関するいろいろなエピソード。
山って、当たり前なんだけど一日で登るわけじゃないんですね。
それと、私は、山登りっていうと、前人未到の厳しい山道を、
みたいなイメージがあったのですが、大間違いみたい。
小屋がいくつかあって、そこで休んだり泊まったりするそうです。
雑魚寝で、けっこう混んでるなんて知らなかった。
あと、名所で押せるスタンプを
見開きで載せているページがかわいくて好き。
巻末には、山へ持って行く装備、
迷わないための注意点なども載っています。
イラストがたくさんで見ていて楽しい一冊。
初心者に優しい山登りというより、中級者が、
「ああ、ここ知ってるよ〜」と思う本かな。
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さわやかスポーツ系
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シューマッハー引退特集 ¥680
オート
スポーツ臨時増刊 (2006/10/5)
車は走ればいいという認識の私にとって、
モータースポーツなんてムダの極み。
なんだけど、鈴鹿でのF1観戦ももう6年目。
一年でこのときだけ生き生きするだんなに、
ぶつぶつ言いながらも付き合っています。
でもね、行ってみるとそれなりに楽しいのがサーキット。
やや小高い土地にある鈴鹿は、風がさわやかで、景色もきれい。
いろんなブースも華やかで、楽しく観戦しています。
さて、F1にあまり興味がない方でも
この名前はご存知なのではないでしょうか。
ミハエル・シューマッハ。ドイツ人。1969年生まれ。
1991年にF1デビュー。
スマトラ島地震の時に、
10億円という多額の寄付をしたことでもニュースになりました。
私がレースを見始めた頃はすでに
フェラーリの赤い車に乗っていて、常にトップを走っていました。
好敵手、ハッキネン氏が引退した後は、
シューマッハの独走ぶりにはさすがのF1ファンからも
「空気読め」などと揶揄されるくらい。
F1の表彰式には、ドライバーの国家、チームの国家が流れます。
過去数年は、シューマッハのドイツ国家、
フェラーリのイタリア国家が定番で、
番組のエンディング音楽に思えたほど。
その常勝皇帝も、寄る年波には勝てないのか、
ここ最近らしくないミスが見られたように思います。
現在は、1981年生まれの、弟より若いドライバー、
フェルナンド・アロンソに押されています。
そんな彼が、今年、イタリアでのレースで引退を表明しました。
いつかは来ると知っていても、あんまり好きではなかったものの、
やっぱり一つの時代が終わったなあと、
にわかファンのくせに寂しく思ったものです。
今日の本は、レース雑誌、オートスポーツの増刊号。
シューマッハの過去の成績、今年のグランプリのまとめ、
また彼に関わったいろいろな人の寄稿が載っています。
もちろん、本人へのインタビューも。
その、走りの完成ぶりから、「機械みたい」と評される彼ですが、
引退後、そう言われるのはいやだそうです。
「あいつも普通の、一人の人間だった」と思われたいのだとか。
今では年収60億といわれる彼ですが、デビュー当時は、
ホテルからバスタオルを失敬しては
「おれはバスタオルを買ったことがない」と自慢していたというから
ほほえましい。
ちなみに、鈴鹿でのシューマッハは、
トップを独走するものの途中でエンジンブロー。
リタイア、という結果が、彼の鈴鹿ラストランに残されました。
泣く人、ありがとうと叫ぶ人、
サーキットは悲喜こもごものため息で、
一瞬なんともいえない雰囲気につつまれました。
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さわやかスポーツ系
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本を読んで一番いいことは、
想像力がつくことではないかと思っています。
行ったことのない国のことや、経験できない歴史、
食べたことのないもの、
私には縁のなさそうなアツイ恋。
世の中には多種多様な人生があって、
それをちょこっと疑似体験できるのがいいところかと思っています。
そうしないと、自分の歩んできた人生だけを参考にして
ものごとを判断せざるを得ないじゃないですか。
今現在、日本の政治がちょっと
庶民の感覚からずれてるように思われるのは、
政治を動かしている人たちが、
庶民ではないからじゃないかと思う今日この頃。
まったくコネもなく、お金もなく、
むしろどちらかというと世間では「やんちゃ」で通っている人たちが
政治家としてがんばっている本をご紹介。
表紙は、外国人の男の人の写真で、
サンクチュアリ出版らしいオシャレな装丁です。
政治の本とは思えない。
私、最初音楽の本だと思いましたもん。
資金ゼロから立候補し、
当選した20代の政治家の方たちを紹介しています。
友だちに頭を下げて、それぞれ100万ずつ借金してもらった
エピソードが強烈。
それでビラをつくって、自分たちでまく。
そうやって、手作り選挙を勝ち抜いた金髪の若者。
おもしろいですね。
政治なんて腐ったオヤジどものやること。
そう思う若者を奮起させる一冊。
編集がかなりファッショナブルで、
夢とか希望とかいうのが全面に出ているので、
嫌いな人にはどうしようもないかも。
でも、伝えようとしているメッセージって
なかなかインパクトがあると思うんです。
巻末には選挙戦の戦い方マニュアルが載っています。
出馬をお考えの方、いらしたら一度ご覧になってみてください。
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世間話、時事ネタ系
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政治家さんの本をいろいろ読んできて、
どうしてもこの方も取り上げたかった。
ネット界で、ダントツの人気を誇る麻生太郎氏。
私も何度かニュースで演説を拝見しましたが、
おもしろいですよね。
「あさ・なまたろうではありません、あそう・たろうです!」
なんて言っちゃってさ。
本を探してみたものの、著作は見つけられませんでした。
そこで、こちらの登場です。
ヤフーで麻生太郎を検索すると、
一緒に「ローゼンメイデン」という単語が出てくる。
政界きってのマンガ通、麻生氏がテレビに映ったときに、
読んでいたと言うことで有名になったマンガです。
はっきり言って、中年のおっさん(失礼!)が
読む本ではないような…。
正直に言うと、普通に本屋に入っても手にはとらなかった。
偏見だったらごめんなさい。
いわゆる美少女、萌えっていうのかな?そんな感じの表紙。
主人公は、ひきこもりの少年ジュン。
通販で商品を買っては、クーリングオフを繰り返す、
そんなイヤーな趣味の持ち主。
そこに、アンティークドールが送られてくる。
きれいなトランクに入っていて、すごくかわいいの。
その人形は動き出し、ジュンに「契約」を要求する。
人形の名前は真紅。
伝説のドール、ローゼンメイデンだった。
ローゼンメイデンって、他にも何体もあって、
そのうちの一人だけが人形を作った作家に会うことができる。
そのためには、全員と戦って完璧な少女
「アリス」になるしか方法がない。
なんだかね、絵は可愛いし、
ジュンの姉は天然ボケで人がよくて、ギャグの風味もたくさん。
かわいいだけじゃない彼女たちの戦いや、人嫌いのジュンが、
少しずつ変わっていくところなど、お話がしっかりしてて読ませる。
ドールも、そのパートナーである人間も、
ある場所に帰るための自分探しのお話、なのかな。
これ、アニメでもやってるみたいですね。
麻生さんいわく、「けっこう深いですよ」。
愛読書は「風の大地」、サンデーやマガジンを毎週読んでる
麻生さんが言うのだから間違いない!
まだ完結していないので、中途半端なご紹介ですが、
続きを楽しみにしたい作品でした。
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とにかくリラックス系
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政治家がいなくなっても、誰も困らない。
政治家に比べたら、回転寿司のほうがよっぽど国民のお役にたっている。
のっけからこの文章。
安倍氏、小沢氏の本を読んできましたが、
河村氏の迫力にはかなわない。
河村氏は名古屋出身。
テレビタックルなどで、こてこての名古屋弁を話してるおっさん、
あの人です。
実家は古紙回収業を営んでおられます。本人も、
議員になるまでフォークリフトに乗って仕事をしていたそうです。
司法試験にいどんだものの、9回(10回だったかな?)
受験して失敗。
その後、一発逆転と、
世の中を変えたいという思いから政治家を目指します。
地元の有力者とのしがらみ、
自民党の海部派に身をよせるものの「ここは二世とエリートが多いから」
といわれてなじめなかったエピソード。
おもしろく書いておられますが、
政治家という階層に入るっていうのは大変だなあと実感させられる。
視点が庶民なので、問題意識の持ち方に共感が持てます。
地元の歴史ある高校の校舎の取り壊しには、
「戦争に耐えたこの校舎を耐震構造にするというが、
そこには工事にからむ利権しかない」。
また、地元の干潟のをごみ処理場にする話に関しては
「ごみ屋の自分がいうのだからまちがいない。
ごみはきちんとリサイクルすればゼロになる。
結局ごみ処理場の話は中止になったが、
名古屋にごみがあふれたという話はきいたことがない」。
議員という職業に関しても、高収入でさまざまな特権があり、
世襲してでもやりたい気持ちがよくわかるという。
それに対して、高級億ション並の議員官舎への入居は断り、
議員年金までも固辞するそうです。
(奥さんが大変だ、こりゃあ)
文章がユーモラス、漫談みたいですらあり、読みやすい一冊。
お迎えの黒塗り高級車を断って、
党内のお役をおろされてしまった河村氏ですが、
東京駅構内の回転寿司が大好きだそうです。
東京駅を通られるときにはぜひ、議員の姿を探してみてください。
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硬派!社会派系
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もともとマスコミ嫌いだった小沢一郎氏。
民主党の党首になったとき、
周りに、マスコミ対応をしっかりやってください、
みたいなことを言われたときいたことがあります。
本のタイトルは小沢主義ですが、
オザワイズムとロゴがふってありました。
オザワイズム!
つい最近、日本改造計画を読みましたが、
それに比べるとタイトルも文章も内容も、
とてつもなく読みやすくなっています。
読む人を意識しています。
一人称も「僕」だもん。
この時期に出版された本としては、
どうしても安倍氏の「美しい国」と比べてしまうんですが、
私の超個人的な意見としては、小沢氏に軍配、かなあ。
活字も大きく、文章も易しく、
明らかに新書の美しい国に対抗してるけど、内容の重さで勝ってる。
小沢氏は岩手が選挙区でいらっしゃいます。
彼は選挙というと「ドブ板」こそが民主主義の選挙だと述べている。
ドブ板選挙の訪問は川の上流から。
民家の少ないところから、一件一件あいさつにまわる、
顔をあわせて選挙区の人たちと会話をすることを
とても大事にされています。
マスコミは、それは買収のきっかけになる、
といいますが、それは選挙民をばかにしているとも。
農業が盛んな地域の方だからでしょうか、
日本の農業の問題に関してもとても現実味のある問題提起と
解決方法を指南されています。
保護政策をやめること。
資金をばらまくことは、農家の法人化、大型化をすすめるだけだと。
また、外交に関しても、靖国に参拝するのが問題なのではなく、
しないといって「私人として」などと
「うそをつく」のが何よりも問題であるといっています。
小沢氏は田中角栄のもとで育った方のようですね。
中国とのパイプも太く、
靖国に関しても譲らず主張しているそうです。
私が読んでいて反省したのは、選挙の棄権に関すること。
棄権は「白紙委任状をだすのと同じこと、
何をされても文句を言えないということ」。
リーダー論、官僚から政治を取り戻そう、ということに関しても、
また、一党支配が長すぎるこの国に対する苦言も、
安倍氏の提言に比べ、実例、ビジョンが明確。
昨日から政治家の方の本を読んでいますが、
昨日より今日の方が、「現実味」を帯びてました。
明日は超現実、庶民派、まさに人生再チャレンジ議員の方の
本をご紹介させていただきたいと思っています。
乞うご期待?!
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硬派!社会派系
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よく売れてますね。
本屋でも常に平積みです。
もうお読みになりました?
週末、だんなが出勤していたので、
久しぶりにゆっくり本が読めました。
そこで、この本を選んでみたのですが、
なかなか読みやすかったです。
文章も平易だし、とても、なんというか
個人が語りかけてくるような感じなので、
へえ、安倍さんって(というと失礼なのか?)
こんな人なんだ、というのがよくわかる。
素直で、まっすぐな方なんだなあ、というのが感想。
祖父の岸首相との思い出や、学生時代、
サラリーマン時代のことについても触れている。
特筆すべきは拉致問題に関して。
マスコミや、他の政治家が知らないふりをしていた頃から、
この問題に関しては前向きに取り組んでこられたようです。
日本人に手出しをしたら、日本が黙っていない。
それをアピールしないと、
ひいては世界に打って出ようとする日本経済にも支障をきたす。
この主張はもっともだと思います。
安倍氏といえば、タカ派の政治家だといわれます。
国家に帰属する意識を、
東京オリンピックや野球のWBCを例にとってあげておられます。
靖国問題に関しては、
国のためになくなった方を国が慰霊するのは当然と主張。
これを政治問題にあげたマスコミについても
厳しい一言を述べていました。
読んでると、外交に関しての内容が多いんだな。
私たちの生活に、重く、そして直接降りかかってくる少子化や
年金問題に関しては、
「年金は、払っても損はない」
「女性も働きやすくしたい。子どもを生み、
育てるのはなにものにも変えがたい」
と、もう少し力強いお言葉をいただきたい。
でも、教育問題に関しては、教師の質について言及していて、
今までの政治家が「教育改革云々」と熟語で語っているのとは
ちょっと違う、とも思いました。
それにしても、この方よく映画をご覧になってますね。
ナショナリズムの問題に関して、
ターミナルとミリオンダラーベイビーを例に取っている。
ミリオンダラーベイビーについては、
結末を書いてしまっているので、
まだ観ていない私は少し腹がたちました。
家族のあり方については、大草原の小さな家
(映画じゃないけど)と三丁目の夕日。
男たちの大和とかもご覧になるのかな?
この前テレビでやってたけど、
大和の出撃自体が間違った作戦上のものであって、
死ななくていい若い人がたくさん死ななきゃいけなかった、
というところも読み取ってほしいなあ。
どうも戦争を美化してるような気がするので、一言、
庶民からのお願いです。
拉致問題の解決、もらえる年金をわかりやすくポイント制で
提示する、教育改革、家族のあり方を見直す、靖国は内政問題、
国家への帰属意識、制限だらけの自衛隊をどうするか。
この本のポイントはこんな感じでしょうか。
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硬派!社会派系
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退職したら海外に住む。
こういう方、多いみたいですね。
いろいろな国ごとにガイドブックもありますが、
こちらは全体的にまとめた本。
お考えの方がいたら、こちらから入られるといいかも。
私、海外に住むということは、
残りの人生をずーっとそこで住む、ということだと思っていました。
でも実際には、たとえば梅雨や暑い夏の時期、
雪に閉ざされる冬の時期など、
住みにくい時期だけを海外で過ごす方も多いそうです。
それいいなあ。
最初に、ロングステイに向いている人、
向いている国など、選び方の基準をまとめています。
正直に言うと海外移住って、「日本を捨てて新天地へ!!」
みたいな決意のもとに行うのかと思っていた私。
でもこの本では、日本に近く、飛行機の便がたくさんあり、
医療がしっかりしていて、気候もおだやか、
日本人が多く住んでいて、本やドラマも見られる、
というところを勧めてくれています。
今は、リタイアメントビザといって、
このようなロングステイに対応してくれる
ビザをおろしてくれる国もあるそうです。
住宅は最初から購入を考えず、賃貸から始める。
一箇所にこだわらずに、いろんなところにステイしてみる。
日本の銀行のお金を、海外でもおろせるようにする。
こういろいろ教えてもらえると、案外とできるものかも。
ロングステイ。
世界の50都市を、物価の安さ、治安、気候、対日感情、
日本食材の流通具合、ゴルフコースなど、
過ごしやすさで採点したランキングがなんとも親切。
ちなみに、Aクラスのおすすめステイ先は下記の通りでした。
チェンマイ(タイ)
ペナン島(マレーシア)
ゴールドコースト(オーストラリア)
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世間話、時事ネタ系
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浅間山麓での一年の暮らしを描いたエッセイ。
東京からやってきて、初めての田舎暮らしをする
著者のとまどいや、喜びがとてもみずみずしい。
といって、田舎暮らしで楽しいな、
素敵なカントリーライフ、という感じではありません。
雪に閉ざされる閉塞感、ネズミとの生々しい闘争など、
読んでいてぞっとする場面も多い。
また、世俗的な東京から「逃げてきた」という著者なので、
東京に抱くやや屈折した感情も見られます。
とても繊細な感受性をもった方らしく、文章がとてもいいんです。
話題の本、というのとはちょっと違うと思うのですが、
読んでいて、森の静かさ、草の香り、雪のにおい、
そんなものが立ち込めてくる。
あまりにも素敵なのでご紹介させていただきました。
文章が詩的なんですよね。
私がやられた!と思ったのが、この文章。
「森の闇は、では、どのように生まれ出るのか。
傾いた日差しは最初、大樹の梢に濾し取られ、次に下枝に、
それから潅木の繁みに遮られながら降りてくる。
地表にあるのは光の残滓。
それが闇の始まり。」
「『足元に闇がたまる』という表現があるが、
足元に溜まった闇は、やがて膝まで、腰まで、胸まで積もり、
人間を徐々に埋めていく」
いまや、都会では夜になっても完全な闇はない。
なんだか想像力を書きたてられる闇ではないですか、
森の闇って。こうずっしりと、質量を感じさせる文章って上手!
豊かな実りの秋、厳しい冬、田舎の人々。
自然不足の方、リフレッシュしたい方にはオススメ。
電車に乗らなくても、
ご自宅のソファの上で、山の暮らしを体験できます。
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とにかくリラックス系
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愛国心、という言葉を最近ニュースでよく聞きます。
愛国心を義務教育の課程として取り入れるのだとか。
実際にはどうやるのかはわかりませんし、
なんだか日本も変わってきたなあ、と思います。
私が子どもの頃は、日本の戦争=悪って感じだったしなあ。
まあ、自分のことはさておいて。
私は、櫻井よしこさんというと、
前髪をばーんとたてたニュースキャスターというイメージが強いです。
彼女が、ダイヤモンドなどの雑誌に寄せた、
日本の問題に対する論文を集めた本。
日本抱える問題をいろいろと提示してくれています。
ところで、鳥取県の人権救済条例ってご存知でしょうか?
私はこの本で知ったのですが、すごいことをするもんですね。
人権を侵害した、差別をした人を罰する、
という条例らしいんで、表向きはなるほど、という感じ。
でも、実際には、その差別を判定するのは選ばれた委員会で、
差別の定義も非常にあいまい。
しかも非公開の査問によって、らしい。
拒否したら罰金。
そんなのあまりにも危険すぎる。
施行はされていないようですが。
また、皇室の女系天皇についても述べています。
これも私は知らなかったのですが(恥ずかしくなってきた)、
「女性天皇」と「女系天皇」は違うんですね。
女系天皇にすることで、血統がまったく変わってくるのに、
短い論議で皇室典範を変えようとすることに、氏は反対されています。
拉致問題、北方領土に関しても、
強く日本の立場を主張することを要求する櫻井氏。
私も、愛国心っていうほど立派なものは持ってないけど、
日本ってもっと自己主張してもいいと思うことは良くある。
とりあえず言っとくか、みたいな外国の人を相手に、
「きっとわかってくれるだろう」「こっちが折れておけば
人間関係はうまくいく」なんてことありえないのに。
政治論とは程遠い、なんとも幼稚な思考ではありますが、
こういう歯痒さが、
日本にぼんやりと広がり始めた右傾化の根本に
あるような気がしてるんだけど、ちがうかな。
最後に、学校給食で子どもが変わった話がおもしろかった。
ある学校で、毎日コンビニで
朝ごはんを食べる子どもを見かねた校長先生が、給食を変えた。
パンをやめ、毎日ごはん。おかずは地域の食材を使ったものに。
そうすることで、子どもたちが落ち着いて勉強をすることになり、
見違えるように変わったのだとか。
教育、外交、皇室問題。
日本の、さまざまな問題に厳しい目を向けています。
文章が読みやすいので、一読されてもいいかも。
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世間話、時事ネタ系
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ちょっと前まで、
食の安全なんて言葉はあんまりなじみがなかったんじゃないかな。
食=安全なんて当たり前でしたもん。
私はあまりチラシを見て買い物には行きません。
いらないものを買ってしまうのと、
安いだけで食材を選びたくないからです。
もっとも、青空市場などの、まがったきゅうりや、
傷の入ったトマトが安くなってるのは大歓迎なんですが。
デトックスなんて言葉が流行っていますが、
これも空気や食べ物から体に入った毒を出そう、というもの。
いつの間にか、食べ物には毒が入っていることが
前提になってきたようです。
料理本のコーナーにも、こんな本が混じるようになってきました。
その名も、毒を落として安心ごはん。
単行本で、文章の多いものもあるのですが、
写真と料理のレシピが多いものを選んできました。
タレントの香坂みゆきさんが表紙です。
この本のコンセプトは、高い無農薬食材を買わなくても、
普通のスーパーの食材が安全に食べられるというもの。
安全な食材ってけっこう高くて、
普通のスーパーで買い物するのに比べると、2倍3倍ということも普通。
いいとわかってても、なかなかいつもは使えません。
だから、こういう本があるとほんとうれしい。
それでは、実際にはどうすればいいか。
まず、食品の選び方。
表示をみることが必要とのこと。
絶対の目安ではありませんが、産地や、添加物の種類、
減農薬かどうかなど。
ただ、これも確実ではないので、次に大事なのが下ごしらえ。
野菜は流水で洗うのが大切。
農薬は水溶性なので、こうすることでだいぶ落ちるそうです。
ゆでる、酢や塩でもみ洗いする、皮をきちんとむく、
なども有効。
サツマイモはスポンジで洗うと発色材が落ちます、なんて書いてる。
そうか、発色材なんて使ってるのか。
素人考えで、つやのいいサツマイモがいい!なんて思ってたのを反省だな。
こういう人間が、着色料なんかを使わせてきたんだよな、
メーカーに。
さて、最後は食べ方を知る。
これは、旬のものを選ぶことが大切と書いてあります。
また、体内の毒素を出すために、
ビタミンやミネラルの多い食材をとるといいそうです。
野菜を食事に取り入れる、デザートにはケーキではなくフルーツを食べる。
ちょっとしたことなら実行できそう。
かわいいイラストと多様なレシピで、とっても見やすい一冊。
本屋さんで見つけたら、一度のぞいてみてください。
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