2007年01月30日

世界の日本人ジョーク集




人間はどこで生まれても、悲しいことがあったら泣いて、
楽しいことがあったら笑って、悔しいことに怒って。

普遍的なものは同じはずなんだけど、
やっぱり生まれた地域性ってものが染み付いてしまっている。

国民性を冗談にしたものをエスニック・ジョークというそうです。

世界で、我々日本人がどのように思われていて、
どうジョークにされているのか、集めた本。

新書サイズ。ジョーク集なので気軽に読めます。
通勤や通学のお供にいかがでしょうか。

著者はルーマニアなど東欧の国に詳しい方のようです。

それでは、いくつかのジョークをご紹介。

・ある富豪が「青いキリンに莫大な賞金を払う」と言った。
イギリス人は徹底的に議論を重ねた。
ドイツ人は図書館で文献を調べた。
アメリカ人は軍隊を派遣して世界中を探した。
日本人は品種改良して青いキリンをつくった。
中国人は青いペンキを買ってきた。


・妻の浮気現場を見た男は…
アメリカ人は男を射殺した。
ドイツ人はしかるべき法的処置をとると言った。
フランス人は自分も服を脱ぎ始めた。
日本人は紹介されるまで名刺を出して待っていた。


・日本人は、ひとつのジョークで三度笑う。
1、ジョークを聞いたとき。
2、そのオチの意味を教えてもらったとき。
3、家に帰って、オチの意味が理解できたとき。


・グローバリゼーションとは何か?
アメリカ子供の夢がサッカー選手で、
イタリアの子供の夢が漫画家で、
日本の子供の夢がメジャーリーガーだということ。


まあ、日本人としては抗議したくなるジョークもありますが、
こんなイメージなんだなあと思うとおかしい。

他にも、日本人って、車の修理ができて、空手ができて、
勤勉で、といろいろなイメージをもたれてるみたいです。

修理もできず、空手もできず、
勤勉でもない日本人がここにいますが、
どんなもんでしょうか。




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かもめ食堂




小林聡美、片桐はいり、もたいまさこという個性派女優3人で
映画化された小説。

武道家の家に生まれたサチエ。母が亡くなった後、
武道の稽古よりも、
食べ物にかかわることが好きな自分に気が付く。

食物を勉強する学校を出て、食品会社に就職したが、
濃い味付けや奇抜な食べ物の研究には今ひとつ熱心になれない。

そんなある日、サチエは会社を辞め、
フィンランドへ行くことにします。

以前、家の道場に来たことのあるフィンランド人と、
思いがけずあたった宝くじのおかげで、夢だった食堂を開くことに。

ヘルシンキの街の片隅で、
こじんまりとした食堂を開く彼女ですが、
街の人たちは東洋人の「子供」が働いている食堂を
遠巻きに眺めるばかり。

やってきたのは日本が大好きな青年、トンミ君。
日本のアニメが大好きで、
ガッチャマンの歌詞を教えてほしいとサチエに頼みます。

街に出たサチエは、そこで日本人の女性に出会う。
勤めていた会社が廃業したため、
ぼんやりとフィンランドに来たミドリ。
ガッチャマンの歌詞を教えたミドリは、
サチエと一緒にかもめ食堂で働くことにします。

店には少しずつお客さんが増えてくる。
派手な宣伝をしていなくても、
徐々にお客さんが通ってくれるようになった。

そこに、飛行機で荷物をなくしてしまったという
マサコという日本人女性が。

マサコは親の介護を終え、自分の時間が有り余ってしまって
フィンランドへ来たのだ。

マサコもいつの間にか、かもめ食堂で働き始める。

まったく売れないおにぎりをメニューに出したり、
夫に捨てられた女性がやってきたり、
強盗に襲われて、サチエが投げ飛ばして撃退したり、
小さな事件が起こりつつも淡々と、かもめ食堂は営業を続けます。

なんだかなあ。とっても力が抜ける小説。
ふんわりふんわりしたい方、ぜひどうぞ。



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2007年01月26日

わが祖国、中国の悲惨な真実




上海生まれで、日本の大学で学んだ著者が、祖国中国の真実を書き出した本。

文章としては特に難しくもなく、
こんなこともあるんだよ!あんなこともあるんだよ!
と告発している本です。

まとまった論旨というより、
ショッキングな例が列挙されている本なので、
箇条書きでまとめてみたいと思います。

・かつての中国共産党は清廉であった。
が、今は、幹部の子女が要職につき、公金を使いたい放題である。

一回の食事に20万円ほどのお金をかける幹部もいて、
それは公金で支払われる。

・国家の人事は賄賂で決められる。

・学校の備品購入は、教師に賄賂を贈っている業者が指定される。

・急な民営化のせいで、リストラされ、
一時休業に追い込まれる労働者が増えた。
庶民の生活は急に不安定になっている。

・助成金をもらえるため、大学は大勢の学生を入学させた。
だがしかし、教育は行き届かず、卒業した学生の就職は困難である。

・農民は農村戸籍しかなく、都市戸籍を持っていないため
都市で労働者になることはできない。

・食の西欧化のせいで、生活習慣病にかかる人が多くなっている。

・都市の汚染水域は90%に達している。

・工事は手抜きされ、堤防が決壊したため調べてみると
中には鉄筋が一本も入ってなかった。

・横領により私財を蓄えた高級官吏は、
海外に資金や生活の場を移している。

・1990年から2005年までのあいだに、
大学の学費が平均50倍以上値上がりした。
中国の家庭において、教育費は大変な割合を占める。

・食の安全はどこにもない。
ホルマリン漬けのタチウオ、
下水道から取り出した油で揚げた揚げパン、
オキシドールで還元されたフカヒレなどが店に並ぶ。

まあ、こんなことがずらずらと書かれている。
中国の現実の姿を知りたい方にはいいかも。

あとがきで著者は、「日本は馬鹿がつくほど、正直で公平な国」
と言ってくれています。

日本でも今、公務員の裏金問題や食品会社の衛生管理の問題が
マスコミをにぎわしていますが、
問題視されるだけマシってことかな?



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希望格差社会





現代の日本を、二つの観点から論じています。

まず一点目。リスク化。

昔は、生まれた集落から出ることがリスクで、
それをしなければ人生には大きな問題がなかった。

親の職業を継ぎ、親と同じようなライフスタイルを守る。
それで一生を終えるのが普通だった。

今は、親の職業を必ずしも継ぐ必要はない。
だがしかし、自分で選んでも、それがかなうとは限らない。

また、結婚も、親や周りが決めるわけではないので、
かえって結婚できない男女が増えている。

人生のリスクが増えている、ということだ。

二点目は二極化。

高学歴の人は、高収入の職につきやすい。
人間関係の範囲もそれにともなうものになるので、
結婚相手もそういった人間になる。
従って、高学歴・高収入の強者連合ができる。
生まれてきた子供にも高い教育を受けさせることができる。

一方、フリーター同士が結婚してしまうと、
生活に追われ、教育にまで手が回らない。

そのようにして、格差が「世襲」されてしまう社会ができあがる。

また、かつては、学校を出ればそれなりの職について、
それなりの生活ができた。

だけど今は、学校から就職へという
パイプラインの機能がうまくいかなくなり、
そこから落ちた人間はフリーターにならざるを得ない。

そうして、下流になってしまった人たちから希望が失われてしまう。

それがタイトルになっている「希望格差」です。

恵まれた強者は、希望を持つことができるが、
大半の人にとっては、現代は「努力が報われない機会が多い」。

そういった人たちは、自暴自棄型の犯罪に走ったり、
趣味に逃げるように没頭したりする。

それを単純に自己責任と切り捨てるのは間違いである。
経済的にだけではなく、
心理的なセイフティネットが必要だ、と言いうのがこの本の主張です。

確かにねえ。
この国では首相が格差を認めちゃうような発言をしてるけど、
格差なんてあんまりあってもいいもんじゃないと思うな。
特に、リベンジの希望がないなんて最悪。

去年読んだ、ルワンダの虐殺に関する本、
カラシニコフ銃が蔓延する社会の本、
イラクのバグダッド・バーニングなど、
混乱する社会を書いた本の数々。

その混乱の背景は、
どれも下層階級が虐げられて希望がない社会なんだよね。

そんな国に、しちゃあいけないよなあ。




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左ききのたみやさん。




身近にいるマイノリティー、
左ききの生活を書いたイラストエッセイ

マイノリティーなんて失礼かな。
でも、この本でも「左ききは日本の人口の約10%」とあるし、
右きき社会での不都合ぶりを描いているので、
今回はご容赦ください。

著者のたみやさんは小さい頃から左きき。
そのため、いろいろ不都合を感じることがあります。

たとえば、
鉛筆でノートを取っていると、手が真っ黒になって、字がかすれてしまう。

小学校の頃にやった百マス計算も、たて軸の数字が見にくくて
計算が遅いと思われる。

はさみも彫刻刀も使いづらい。

あと、私たちはぜんぜん気が付かないんだけど、
自動販売機と駅の自動改札、
これが左ききの人にとっては大変な不都合を感じるらしいです。

自販機は、コインを入れるところが右なので、
手をクロスしなければ入れられない。
自動改札も、たいてい切符をいれるところって右ですよね。

こうやって考えたら、世の中って右ききに有利にできてるんだなあ。

ちなみに、面白いと思った左ききの人の見分け方。

左ききの人に「右向いて」というと、たいてい左を向くんだって。
小さい頃から、「お箸を持つほうが右」と言われてるので、
お箸を持つほうが左の人は、左右を間違えやすい。
へえ。

常日頃、不自由を感じている左ききだけに、
仲間を見つけるのにはすごく敏感です。

映画テレビを観てて、
左ききの人を見つけるとうれしくなってしまう。

マトリックスのNEOは、左でご飯を食べている。
ビバリーヒルズ青春白書のスティーブも左きき。
冬ソナのサンヒョクも左ききで、
最初嫌いだったのに親近感を感じたそうです。

他にも、サルには左ききが多い、
歴史上の左ききの天才、
左ききが人口の10%というのは本当か?
などなど、
数々のうわさも検証しています。

爆笑とはいかなかったけど、哀愁は漂ってます。
左ききの方、左ききのお友達がいる方はぜひ。



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2007年01月24日

定時に帰る仕事術




最近話題の
ホワイトカラー・エクゼンプションですが、
皆さんはいかがお考えでしょうか。

私は賛成でもあり、反対でもある。
自分の仕事を、自分の好きな時間の範囲でできれば、
女性にとってはとても働きやすい環境であると思います。

ただ、問題は本当にそれを会社が許してくれるのか、
だと思っています。

自分の仕事だけを終えればいいのか、
そもそも自分の仕事の範囲を自分で決めることができるのか。

それが明確にならないうちは、
この制度が形だけのものになるのは目に見えていますね。

アメリカで導入されているこの制度。
もともと個人主義が強く、
自分の仕事の範囲がとても明確であることが下地になっているそうです。

そんなアメリカで発売された、
自分の仕事を本来の勤務時間内で終えるためのノウハウ本をご紹介。

定時に仕事を終えるために、まず最初にすることは
「優先事項を決めること」。

プライベートなことも含めて、
何を目標にするのか明確にすることが大事。
仕事以外の大事なことも、きちんと認識すべきだといっています。

それから、目標を細かく決めること。
達成すべきことを決め、そのためにすること=作業を決める。

大きなプロジェクトこそ、小さいステップに分けて、
ひとつずつ達成していけるようにしたほうがいいんだそうです。

これってけっこう大事みたいですね。
どんな本にも書いてあるけど、
こういったことを決める時間を持たないことが、
かえって仕事の効率を落とすみたいです。

おもしろかったのが、無駄な時間の削減方法。
自分のデスクに人がたちよって、
「ちょっと時間がある?」なんて話しかけてくること、ありますよね。

そんなときは、
「今は○○をしているから、5分しか時間がとれなません」
「1時間後になら少し手が空くけど」などと、
自分は仕事中であることを伝える。

おもしろいかったのは、自制の方法の紹介。

仕事にかかる前に、タイマーをかけてだらだら仕事をしない。
自分が「ノリがよくなる」時間帯を見つけて、
その時間に難しい仕事を集中させる。
締め切りが近づくまで仕事を先送りしない。

ワーカホリック(仕事中毒)にならないのも自制の方法のひとつ。

長時間働くのではなく、毎日コツコツ働くことこそ、
本当の仕事の効率化である。
仕事以外の人生にも目をむけ、大切にしよう。

多少アメリカ的ではあるものの、参考になる箇所も多い。
人生>生活>仕事。
ほんと、そうですよね。



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シャングリ・ラ




もったいない!もったいなすぎる小説。
厳選素材をふんだんに使って作られた
スナック菓子という感を受ける。

舞台は近未来の東京
温暖化が進む世界で、日本政府は気温を下げるために
地上を熱帯雨林にすることにした。

ジャングルの植物に埋め尽くされる地上。
雨が降り、疫病が蔓延する地上は、人間が住むには不快すぎる。
そのため、選ばれた市民は空中都市アトラスに移住している。

どんどん建設が進むアトラス。
だがしかし、アトラスに住むには相当の資産か、
政府のくじに当たることが必要。

見捨てられた人たちは地上に残り、
メタルエイジというゲリラを組織した。

メタルエイジの首領は、うら若き女子高生北条国子。
ブーメランを武器にして、不思議な力を操る女の子だ。

国子には親がおらず、彼女を育てたのはオカマのモモコさん。
もと柔道チャンピオンである彼は、美しく、下品で、
国子の父であり母である。

そんな世界を支配しているのは炭素経済だ。
国家は、吐き出す炭素の量を国連によって決められていて、
その炭素の量をデリバティブ取引によって売買するのだ。

新しい経済の担い手はカーボニストと呼ばれ、
アトラスに住むのはこのカーボニストたちが主。

アトラスに住む中学生の香凜は、
炭素を操るメデューサというプログラムを立ち上げ、
世界の経済を支配しようとする。

女性のマッドドクター、
政府軍でありながら国子に肩入れする青年、
香凜の仲間でありながら、
メデューサを暴走させる謎のカーボニスト・タルシャン、
牛車に乗って闇を移動する少女、美那。

ああ、こんなに面白い舞台設定、
テーマなのになんでこんなに読むのがつらいのか。

人間がアトラスランクなるものに分けられ、
現代の格差社会をほうふつとさせる。
炭素が経済の主流になるなんて面白いじゃない。
また、温暖化というテーマもいい。

しかし。

私にはとてもくどい、という感じがありました。
モモコさんと国子のかけあい漫才も面白いんだけど、くどいんだ。
また、暴力シーンも、必要と思えない箇所が多い。
全体的に、同人誌書いてる人の文章みたいなんだ。
キャラクターの力に頼りすぎ、というか。

最終的に、国子は、メタルエイジを率いてアトラスに向かう。
現代の科学の粋のようなアトラスを支配しているのは、
古代の大地の秘密だった。
国子こそがその本当の支配者であった…みたいな感じの内容
です。

おもしろい。
おもしろいけど長すぎる。
ストーリー展開がすっきりしないのが難。
アニメ映画なんかになるといいと思うんだけど。



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東京タワー





だんなが筑豊出身なので、とても楽しく読めました。
出てくる風景とか、方言とか、あれもこれもリアルに思い浮かぶ。

リリー・フランキー氏の自伝的小説。
炭鉱の町、福岡県筑豊地方での
少年時代からの思い出が描かれています。

麻雀でたとえると、
「役満(一番点数の高いあがりかた)にしか興味がない」。
地味なことがきらいなオトン。
(この辺、非常に筑豊の人らしいと思う私)

就職してもまともに続かず、
ぶらぶらしているオトンと結婚したオカン。
その子供としてリリー氏は生まれます。

夫婦の関係はうなくいかず、オカンは子供をつれて親戚の家へ。

オカンは結局一人で子供を育てます。
貧乏だけど、服や布団はつねにいいものを子供に与える母。
明るく、花札が得意で、料理が大好き。
このお母さんの個性が、物語全般に明るく輝いています。

やがて高校生になり、リリー氏は福岡を離れます。
その後、東京の通うことになり、
母と子はずっと離れて暮らすことになりました。

東京に出てきたものの、まともに勉強もせず、就職もせず、
その日暮らしのリリー氏。
老いた母親に仕送りをせびる情けない青年期。

いつまでも甘えていた母が、
がんになったという知らせを受けます。

一回目の手術は成功。
普段どおり暮らし始めたものの、住む家もなく、
親戚の家に間借りしている母を見かねて、
リリー氏は東京に母を呼びます。

小さな荷物ひとつでやって来た母は、
たちまちそのバイタリティで東京の生活になじんでいきます。

このお母さんってほんとすごいんだ。
「みんなおなかがすいている。おなかいっぱいになれば幸せ」
という哲学の元、
リリー氏の近くに集まってくる人たちに
いっぱいいっぱいご飯を作って出す。

自慢のぬかづけ、豚汁、カレーライス。
リリー氏の自宅件仕事場には、いつも人が出入りしていて
オカンのご飯を食べていたそうです。

若い人と一緒にゲームして、ボランティアにも出かけ、
お酒が大好きなオカン。

そんなオカンですが、がんが今度は胃に転移していました…。

母親って、こんなにも子供に全てを与えることができるのか。
東京でろくに仕事もしない子供に仕送りして、
年金も払えなかった母。
毎日毎日ご飯を作り、死ぬ間際まで子供を心配する母。

みんなが泣くっていうから、絶対泣かずにいようと思ったけど
だめだった。
いまさらなんて言わずに、ぜひ、読んでいただきたい一冊。



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レクサス0点ランエボ100点




めずらしくだんなが買ってきた本。
あんまり車に興味がない私でも楽しく読めました。
だって、言いたい放題なんだもん。

テリー伊藤氏はおなじみ、テレビプロデューサー。
なんでもかんでも適当に怒ったコメントを寄せるので、
いつも楽しく見ています。

清水草一氏は、車関係の記事を書いている
ジャーナリストの方だそうです。

その二人が、現在の日本で走っている車をまあ、
好きなだけほめたり、けなしたりしている。

それにしても、私は、車なんて
走れば何でもいいという考えの人間なんだけど、
こだわる人はものすごくこだわるのね。

さて、気になる評価をいくつか。

レクサス0点なんてタイトルですが、
SCやLSはそれなりに点数がついています。

SCは、テリー70点、清水30点。
「道楽息子に任せて作らせた」感がいいんだって。
買ってる人はサムライだよ、なんてどんな車だよ。

0点なのはレクサスLF-A。
はなから勝つことを放棄した戦艦大和だ、と手厳しい。
清水氏は、高級ブランドを作り上げていく
努力と過程を評価しているみたいです。

対して、日産の車は結構評価が高かった。

フェアレディZは「飢えがあってこそ生まれた名車」と、
テリー98点、清水99点。

スカイラインクーペは「もはや外車。完全買いの一台」。
テリー97点、清水99点。

私の好きな(?)軽自動車もあれこれ評論。

点数を、両氏ともに100点をつけているのは三菱のi(アイ)。
誰が見ても未来っぽい。

エンジンが後ろにあるので、高速走行はやや疲れるけど、
それでも、古いポルシェみたいでいいんだそうです。

確かに、素敵なデザインですよね。

一方流行のミニバンでは、ウィッシュ、ヴォクシー、ノア、
イプサム、アイシスなどの、
私たちの世代がヘビーユーザーになっている車種に
点数がついていません。

清水氏の、「物置選ぶようなもんだから」には苦笑。

ミニバンではオデッセイがそこそこ高得点でした。

こういうのって言いたい放題で楽な作りの本だよね、
なんて思って読み始めたんだけど、
言いたい放題に言うにもそれなりのウンチクが必要なんだなあと、
感心した一冊。

面白かったです。



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パーマネント野ばら




去年西原さんの本を一冊読んで、
それ以来なんとなくはまっています。
どうしたらこんなに悲しくて、おかしい世界を描けるんだろう。

パーマネント野ばらは、村でたった一つの美容院。
女たちがパーマをかけに来て、
ざんげのようにナニカを話して帰っていく。

主人公はなおこ。
ひっそりした美人だ。まわりが怪獣みたいな女ばかりなので、
よけいにそう見える。
なおこの目から見たいろんな女たち、という設定で
いろんなエピソードが語られていきます。

幼馴染のみっちゃんは、金髪で指輪もジャラジャラつけてて、
スナックの経営をしている。
またいい味出してんだ、これが。

私が好きなのはまぐろ屋のひろこちゃんのエピソード。

ひろこちゃんの家は漁港の魚屋さん。
毎日魚くさくなって、まぐろをおろしているのに、
だんなはふらふら出かけていってしまう。

ある日、靴下の場所がわからないだんなを
包丁で刺してしまった。

救急車呼んでくれ、という男に、みっちゃんが一喝。

「あんたは三枚におろされてもしかたがないのに、
その上にゼータクに救急車ですかあ。
大事な話しとるのに、だまっとれ!」

事故ということで通しちゃって、
みっちゃんのスナックに女たちが集まる場面が豪快。

結婚生活20年、我慢の定期預金に金利がついてきた〜!と
大笑いして、
「人生はじけてみるもんやなあ!」と明るいひろこちゃん。
いいわあ。

自分の夫が死にそうになったのを見て、
「今日は天気がいいから死なしたろう」と、
救急車を呼ばないおばあちゃん。

虚言癖があって、結婚後に自殺したけいちゃん。

好きな男に逃げられて、
「好きな人がいない布団は砂をまいたようだ」というゆきママ。

下品な絵、せりふで、女の人生の妙味が描かれている。
このバランスがすごい。

主人公のなおこは、そんな毎日を送りながら、
ひそかに恋人と会っている。
なおこの傷をかわいいといってくれて、
ただ散歩したり、手をつないだりする恋人。

ずっと好きなんてないから、私は毎日うそをつくという
なおこの恋は悲しい。

この漫画で唯一の叙情的できれいなシーンなんだけど、
最後のオチがなんとも言えず悲しい。

傷つきやすくて、たくましくて、したたかで、強くて、弱くて。
女の人生もいろいろ大変なんです。

いいです、この本。ほんと。




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2007年01月18日

粉飾資本主義―エンロンとライブドア




もう一年になるんですね。
一年前の今日、ライブドアに強制捜査が入りました。

一年たって、いろいろとライブドアに関する本が出ている現在、
株式会社とはいったい何なのかを深く考察した一冊をご紹介。

アメリカの大手エネルギー商社だったエンロンと、
ライブドアの経営手法を比較・検討しながら、
資本主義にしのびよる危機を論じています。

エンロンは、倒産前、
アメリカでも売上高第七位という巨大企業でした。

規制緩和をうまく利用し、天然ガスや電力、
天候のデリバティブ取引で利益を上げていた会社だそうです。

大きな企業でしたが、
決算書を粉飾していたのがばれて倒産しました。

ではなぜ、決算書を粉飾しなければいけなかったのか。

それは、株価を高くするためである。

エンロンの場合、他の会社を合併するのに、
相手の会社と株を交換することが多く、
そのために自社の株価を高くする必要があったようです。

ライブドアが株価を上げたかった理由も同じ。

ライブドアの場合、粉飾決算も行っていましたが、
株の分割という手法が注目されています。

もともと1株だったものを、ライブドアの場合100株に分割した。

別に分割したって価値は同じなんだけど、
新しい株券が発行されるのに時間がかかるため、
出回るまで市場にレア感が出たんですって。
(現在は仕えない手法です)

株価を上げたかった理由のもうひとつは、
ストックオプションのためです。

これは、社員が株を安く買える制度。

たとえば、社員であったので1株500円で購入することができた。
→それが市場で1000円で売却できた。これで利益。

自己資産を増やすために、株価を上げる必要があったのです。

これを著者は、おもしろい言い方をしています。

「かつての資本家は会社から盗んだ。20世紀前半の経営者は
会社のために盗んだ。
が、20世紀後半の経営者は会社を利用して盗む」。

市場からお金を、ということでしょうか。

実際、エンロンの社長はエンロンの粉飾決裁が世間に知られ、
株価が下がる前に自己の株式を売却していたそうです。

社員は、年金として株を買い続けていた社員たちは
売ることができず、
資産のほとんどを失ったというのにです。

それにしても、株式会社の研究をされている方の著作なので、
戦後日本の株式会社の変遷を見て取ることができて大変おもしろい。

今、企業合併、乗っ取りなどが話題になっていますが、
これは戦後もよくあったことみたいですね。

豊田自動織機が乗っ取られそうになって、
トヨタグループが結束して株を買い戻した話なども載っています。

そういった動きを止めるために、長い間日本では、
株式を会社同士で持ちあう状況が続いたんですって。
売るときは前もって連絡してからにしてね、なんて約束しあって。

株式市場は公正・平等であるべき。
なんだけれども、一筋縄じゃいかないんだなあ。会社って。




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世界の果てのビートルズ




舞台はスウェーデンの最北端の村、パヤラ村。
主人公の住んでいる地域は女性器の名前で呼ばれている。
それは、たくさん子供たちを生み育てている
女性たちをたたえるものだ。

下品で、強くて、個性の強い人たちに囲まれて育つ
少年の自伝的小説。
いくつものエピソードをつづっていく形になっています。

主人公はパヤラ村で生まれ、ニイラという友達と一緒に育った。
アルコール中毒の、暴力を振るう父を持つニイラの登場は、
鼻くそを食べるという強烈なもの。

ニイラと一緒に、地球の果て、中国へ行こうとする話。
小遣い欲しさにねずみの尻尾を集める話。
ニイラの祖母が死んだときの、親戚たちの醜い争い。
夏の結婚式
ちょっと大人で、ませていて、おしゃれな女の子たち。
彼女たちにかまってもらいたくて、意地悪をして、
かえって嫌われてしまう幼い日。

子供のころの、今思い返せばこっけいで、
懐かしい気持ちを思い出すエピソードがたくさんです。

そんな少年期にさんぜんと輝いたのは、
一枚のレコードがもたらした音楽でした。

英語が読めなくて、
「ロスクンロール・ミュージッス」なんて
読んでしまったそれは、ビートルズのロックアルバム。

田舎の町ではラジオを聴くのも大変で、
ビートルズ聴きたさのあまり庭にアンテナをたてたりする。

なんというかね。
少年たちはいつも殴り合いをしていて、
主人公の父親は読書は毒だと思ってる。
男たちは密造酒を飲んで酔っ払い、時には無茶な飲み比べをする。

そんな環境の中、ビートルズの運んできた文化に
感電してしまう少年たちの気持ちが、
とてもとてもよく描かれている。

二人の少年は、へたくそなバンドを作ります。
そしてだんだん女性への興味も生まれるが、
女の子たちに常に上手をとられてばかり。

スウェーデンではベストセラーになった小説。
誰にも覚えがあることだもんなあ。

内容もさることながら、
日本人にはパヤラ村の独特の風習が背景にあるのが
とても新鮮です。

塩気の強いトナカイの干し肉をコーヒーに浸し、
さらにチーズを加え、唇に白砂糖をはさみ、
受け皿にそそいだコーヒーをすする。

結婚式のエピソードで紹介されるこの食事風景。
なんかおもしろいなあ!

今は観光地となりつつあるらしい
(もちろんこの本の影響で)
パヤラ村。
一度行ってみたくなること間違いなし。




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2007年01月13日

魔法の発音 カタカナ英語




こ、これはいい本を見つけてしまった。
とにかくお気に入りの一冊です。

日本人は、英語の文法はよく知ってるけど
会話ができないと言われています。

実際に海外に行って、思っていたより英語が通じず、
「やっぱり受験英語じゃだめなんだ」と
がっくりした経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

学校で何年も勉強してるのに、なぜ?

それは、発音の違いだとこの本では言っています。

LとRは日本語では同じラ行で発音しますが、
英語ではまったく別の音。

このように、英語は日本語よりも子音が多く、
これを聞き分けたり発音するのはとても難しいそうです。

長年日本語を使ってきた脳は、
英語の発音を的確に捉えることはできない。
それだったら開き直って、カタカナ英語に徹底してやろう。

ただ、普通のカタカナ英語とはちょっと違う。
聞こえるままに、カタカナで表したらもっと通じるはずだ。

たとえば、Animalは、私たちは「アニマル」と習いました。
でも、実際の発音は「エネモウ」。
おおっ、ほんとに英語っぽい。

こんな感じでたくさんの例文が載っています。

そこで簡単なクイズです。
これらの英文はどういう意味でしょうか。

1、テンキュ
2、セイーラゲン
3、ハオユ
4、アカパカーフィ プリーズ

答えは

1、Thank you. ありがとう
2、Say that again. もう一回言ってください
3、How are you? お元気ですか?
4、A cup of coffee, please. コーヒーをください

こんな感じで習ってたら、もう少し人生変わってたかな?

他にも、
病院は、ホスピタルではなく「ハスペロウ」。
紙は、ペーパーではなく「ペイポ」。
写真は、ピクチュアではなく「ペクチョ」。

確かに。それっぽく聞こえますよね。
自分で言っててなんだかかっこよく思えるこの小気味よさ。

今年こそは英会話!なんて目標をたてた方、
この一冊からはじめてみてはいかがでしょうか。



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がばいばあちゃん佐賀から広島へ




話題のがばいばあちゃんの本。
漫才師、島田洋七氏の自伝小説です。

おばあちゃんとの思い出より、
島田氏の青春時代に重きが置かれて書かれています。
話題になってからあわててまとめた感が、ちょっとあるかなあ。

戦後、佐賀県に住む祖母のうちに預けられた島田氏。
母親は広島で働いていて、
小さな子供の面倒をみることができなかったようです。

はじめてついた家は、トタンと茅の屋根。
そこでいきなり、釜でご飯を炊く方法を教えられます。
それが小さな島田少年の日課になりました。

貧乏でも明るい貧乏だと笑うばあちゃん。
ご飯を食べずに寝たのでおなかがすいたというと、
「夢や!」と一喝するばあちゃん。

がばいというのは、佐賀の方言で「すごい」という意味だそうです。

川の水を汲んで風呂をたき、流れてきた野菜や果物を拾って
ご飯にする。
川はスーパーマーケットや!とばあちゃんは明るい。
何も流れてこない日は、「スーパーがお休みや」。

一年に一回、夏だけ会える母親との楽しみは
広島球場での野球観戦。
島田少年は、小学校から野球を始めます。

やがて、推薦で広島の野球名門校に進学するものの、
怪我で断念せざるを得なくなる。

落胆する島田氏に、おばあちゃんは電話越しにこう言う。

「仕事は一万もある。
他の仕事をしたらええ。
これからは新しい夢をみたらええ。
たくさん夢を見て、なくなるかもしれんけど、
夢を見続けるのが人生だ」。

その言葉で島田氏は人生に絶望することなく、
新しい生活をはじめることができました。

八百屋に就職し、やがて夢を持って上京するまで、
楽しい口調で書かれた青春記。

現代では、お金がないとはいえ、
川で野菜を拾ったりすることはめったにないと思う。
それなのになぜ、こんな行き詰った空気が流れてるのかな。

貧しくてもたくさん子供がいた時代。
ちょっと子供がぐれちゃっても、
「たくさん子供がいるんだから多少故障してもしょうがない」
と笑って言えた時代。

故障すれば治せばいいだけさ。

格差なんて何のその。
貧乏なんて何のその。
ちょっと気持ちが晴れる一冊。



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機動戦士ガンダムさん (つぎの巻)




赤い彗星のシャアがお尻を出してたり、
キシリアさまのことを紫ババアって呼んでみたり、
ララァにおしおきされたり。

渋いシャアが大好きな方にはつらいかも。

ファーストガンダムを思いっきりパロディにしたこの漫画、
2冊目がでました。

最初は楽しいいつもの4コマ。

面白かったのは、シャアがセイラさんに、
戦場を離れるための資金を贈るあのシーン。

シャアとセイラさんというのは生き別れになった兄妹なんですね。
その兄妹が敵味方になって戦っている。
ジャブローで出会った兄は、妹に戦艦を離れるように説得し、
そのための資金として金塊を渡す。

はずなんだけど。
セイラさんがトランクを開けると、
犬神家の一族のスケキヨの、
水面から突き出した二本の足のフィギュアが。

トランクは次々と送られてきて、
あのマスクをしたシャアが、裸にネクタイだけの
「クールビズ」フィギュア。
次はやっぱり裸のシャアが両手を挙げて「エイドリアン」。
連作で笑わせます。

他にも、ヤンキー仕様に改造されたガンダムや、
出撃をしぶるアムロに、
「ゆうこりんが全裸で戦場歩いてる!」というブライトさん。
ジオンも連邦もいい味出してます。

今回は4コマだけではなく、ストーリー漫画も掲載。

「隊長のザクさん」は、30代以上の、
部下を持つ社会人なら涙なしには読めません(笑)

新型モビルスーツ、ゲルググの若者たちをまとめる
隊長のザクさん。
「ザクがゲルググに指示するのっておかしくないっすか?」
などといわれ、呆然。

ライフルの解体、組み立てを訓練しようとすると、
「おれたちビームライフルなんすよね」
「メンテなんて必要ないっすよ、ぶっちゃけ〜」と、
あからさまにしらける若手ゲルググにまた涙。

夢を見つけたいと、携帯で辞めることを伝える若者に、
「ちゃんとやってたら見つからなくて、
バイトだったら見つかる夢ってなんなんだよ!」というせりふは
ザクさんでなくても言ってみたい一言かも。

ザクさん、いつか報われる日がくるといいな。

1巻目はパワーで乗り切ったパロディ全開でしたが、
2巻目になってやや方向性を模索しているのか。
ザクさん、ハロの中にいるおじさんなど、
哀愁あふれるキャラが目立ってました。

ガンダムファンの方、怒らずに読んでね。



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病気にならない生き方




2005年発行ですが、今でも店頭に並んでいて人気のある本。
健康こそが人生の基本、ということで、
今年最初のご紹介とさせていただきました。

著者は胃腸内視鏡外科のお医者様。
いろんな患者さんの腸を診察されてきた実績から
書かれた本です。

著者いわく、健康の基本は腸相、胃相であるという。
体にもともと備わっているエンザイム、
抗酸化物質を減らさない生き方をして、
きれいな腸でいることが大事なのだとか。

そのためにはどうしたらいいか。

今まで常識と言われている健康法をきっぱりと否定しています。

これは、最近ではよく聞くことですが、
ヨーグルト、牛乳などの乳製品は取る必要がないそうです。

日本人にはもともと、乳製品を分解する酵素が少ない。
だから、基本的には体に合わない。

また、牛の子供の飲み物であるので、
人間の大人が取る必要はないと一刀両断。

牛乳を取りすぎると、カルシウムを取りすぎ、
体が排除する動き
につながる。骨粗鬆症の原因にもなるそうです。

ヨーグルトも、便通にはいいと言われていますが、
かえって悪くなると書いています。
ヨーグルトに含まれる乳糖が、日本人にはあわないためです。

また、胃薬を多用すると、かえって胃が悪くなる、
肉を食べてもスタミナはつかない、
手術の後の食事をおかゆにする必要はない、など
常識だと思ってたことを次々否定されます。

健康に生きるためには、なるべく肉をやめて野菜中心の食生
活にするのがいいみたい。
野菜85パーセント、肉15パーセントくらいがいいんですって。

朝起きて水を飲み、果物を食べる。
ごはんは玄米に野菜中心の食事。
夜も寝る4時間前には何も食べない。
これが健康になる秘訣。

ストレス、飲酒、喫煙、肉食。
このような食事は、体の中にあるエンザイムを消費するばかり。

そんな原因を取り去って、いいものを食べ、
ストレスをためない、
エンザイムの増える生活をして健康に長生きしようというのが
本の内容です。

ストレスなどは、なかなか自分でコントロールできないことも
多いですよね。
だったらせめて、食事からでも健康に気を使ってみようかな。
そんな気になった一冊でした。



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