平日日刊話題の本の情報をお届けします。
自己啓発、料理、動物、経済、趣味のコレクション、
一緒に本を楽しみましょ♪
2007年05月22日
菌のことを菌子ちゃんと呼んでいる。
著者は医学博士の方で、
もう菌が好きで好きでしょうがないのが文章から伝わってくる。
基本的には若い女性向けに書かれた美容の本なんだろうけど、
内容がしっかりしてます。
私たちの体にはたくさんの菌がいる。
肌には1兆個、腸内には100兆個。
人間の細胞が60兆個だから、細胞よりも多いんだそうです。
ええっ?!肌にも菌が?
さっそく除菌しなきゃ、なんて思ったあなた、
それは菌子ちゃんを虐待している罪で逮捕されちゃいますよ。
(ほんとにこんな書き方がたくさん見られる。
どんだけ菌が好きなんだ、この人。)
肌には表皮ブドウ球菌という菌子ちゃんがいて、
彼(彼女?)は肌をつるつるにするという仕事をしているんです。
このように、菌には優等生と不良さんがいます。
菌は基本的に、先に生えたほうが勝ち、なんだって。
だから、優等生の菌子ちゃんががんばってくれている場所には、
不良菌子ちゃんはなかなか勢力を伸ばすことができません。
先述の表皮ブドウ球菌、お腹の優等生ビフィズス菌など、
よい菌子ちゃんがたくさんいる体はぴかぴかで健康。
ならば、私たちがいい菌子ちゃんが
勢力を伸ばすのを手伝えることを探してみましょう。
その名も「育菌生活」。
あーあ、もう育児って言葉はきいたことあるけど、
育菌なんてほんと好きだなあ、菌が。
まず第一に、洗いすぎない。
ごしごし洗うと肌がアルカリ性に傾き、不良の雑菌が増えてしまう。
特に朝などは、ぬるま湯で洗う程度でいいそうです。
夜は帰ってすぐに石鹸で洗い、化粧水をつけて保湿します。
乾燥は悪い菌がはびこる原因になります。
あと、できればメイクをしない日を作る。
油性のファンデーションが肌に悪いし、
それを落とす強い成分の洗顔料も、
優等生菌子ちゃんの敵になるからです。
洋服は、体を冷やしすぎないものを選ぶ。
一日1.5リットルの水を飲む。
大事なのは、汗をかくこと。
汗は菌子ちゃんのえさになるので、
汗くさくなるのがいや、なんていわずに
たまにはウォーキングでもしてみましょう。
殺菌、滅菌、除菌などと、
日本では今、無菌至上主義のような風潮があるように思います。
でも、人間の体から菌の働きを
なくしてしまうなんてできないのがよくわかりました。
菌を除くといっても、悪い菌だけを選んで除けるわけじゃない。
よい菌をも殺してしまうことにつながるのだそうです。
うまく共存していくのが大事なんだなあ。
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生活、ほっこり系
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犬夜叉という漫画をご存知でしょうか?
高橋留美子の作品ですが、
これ、アメリカでものすごい人気があるんだそうです。
犬夜叉マニアなる人たちもいるんだとか。
漫画=子供のものというイメージのあった北米市場で、
日本の漫画を紹介し、浸透させた男性の体験記。
大学を卒業したものの、就職する気がなく、
アメリカで放浪生活をはじめた著者。
あるきっかけで小学館の社員と出会います。
日本の文化をアメリカに紹介したいと思っていた著者は、
日本の漫画をアメリカで流通させてみたいと
思うようになります。
アメリカの漫画は、そのころまだ子供向けのものが多く、
日本のストーリー漫画が入り込む土壌はなさそう。
しかし、徐々に日本のアニメ作品などが輸入されつつあり、
小学館の協力を得て、
ビズ・コミュニケーションという会社を興します。
苦労したのが、日本の漫画は右から開くが、
アメリカンコミックは左から開くという根本的な違い。
これに対し、印刷を反転させるという方法を編み出します。
折からアメリカはコミックブーム。
アメリカンコミックバブルというもので、
たくさんの出版物が世に出ました。
そんな中、カムイ外伝、舞、エリア88の3冊が、
第一号として出版され、人気を得ることができました。
しかし、バブルが終焉すると発行部数は伸び悩み、
苦しい状況に陥ります。
もう一度チャンスが来たのは、
ポケモンのブームがアメリカで起きたこと。
それに乗って、
少年ジャンプをSHONEN JUMPとしてアメリカで発行。
漫画本ではなく、雑誌としては冒険的な試みでした。
流通の複雑さ、
ストーリー漫画というものが全くない市場での奮闘ぶり、
アメリカの漫画愛好者たちの姿。
普段あまり知らないアメリカの一面を見ることができます。
と同時に、日本の漫画ってやっぱりスゴイ!と
なんだか誇らしい気分になれる。
アメリカ人が、日本のサラリーマンが電車で漫画を読んでいる
のを子供っぽい、などと言うらしいですが、
ふふ、日本の漫画は大人が読んでもおもしろいのさ、
なんてほくそえんだりして。
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ビジネス、営業系
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ずっと前から気になっていた心霊探偵シリーズ。
かといって1から読むのもなあ、と思っていたのですが、
おもしろいよ、という声に押されて読んでみました。最新刊です。
主人公は斉藤八雲という青年。
左目が赤く、その目にはこの世のものではない霊の姿が見える。
普段は人目を気にして、黒いコンタクトレンズをつけている。
彼の理解者は、友人の晴香と、おじの斉藤一心。
特に一心は、容姿のせいで孤独であった八雲のよき保護者であり、
八雲にとっては大切な人間だった。
その一心を、美雪という女が殺すと予告する。
しかし、どうやって?
美雪は以前殺人事件を起こしており、
(以前の巻で起こった事件であるようです)
拘置所に拘禁されている。
それなのに、予告どおりに一心は何者かに刺されてしまった。
住職である一心が、普段の日課どおり座禅をしていたときに
刺されたのだ。
一命は取り留めたものの、
脳死という重い症状に悩み苦しむ八雲。
その時間、拘置所にいた美雪は喀血して倒れ、
医務室に運ばれている。
何とか美雪のアリバイを崩そうとする刑事たち。
八雲と晴香は、一心が入院している病院を探り始める。
実はその病院から、一心が刺される前に、
病院に出るという幽霊の謎を
探って欲しいという依頼をされていた。
病院に出る少女の幽霊と、刺された一心。
美雪の予告、崩せないアリバイ。
八雲を絶望に取り込もうとする、両目が赤い男。
これらの要素がからまりあって、
最後の最後まで謎が解けませんでした。私。
八雲というイレギュラーなヒーローを核に、
晴香、刑事の後藤と石井、新聞記者の真琴。
こんなチームが出来上がっていて、元来孤独で、
毒舌家の八雲が少しずつ心を開いていく様子が
物語の横糸になっている。
(縦糸は事件の謎解きね。)
特に晴香との関係が、もどかしくもありほほえましい。
八雲を大切に思う晴香と、
バカにしたような口でしか話せない八雲。
シリーズを続けるための要素がぎっしりつまった
エンターテイメント小説になっています。
最新刊しか読んでませんが、ぜんぜん問題ありませんでした。
一作でも楽しめる物語になっている。
最後は涙、涙。
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話題の小説系
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2007年05月15日
交渉術、とあるが、
交渉術を学ぶ本ではない。
こんなの、一般人がまねしたら仕事をなくしたあげく、
親類縁者妻子友人から絶交されるのがオチではないだろうか。
アップルの創始者であり、現在のCEOである
スティーブ・ジョブズ氏のビジネス人生を俯瞰し、
彼がどのようにビジネスを行ってきたかを書いた本書。
完璧主義者で、どんなささいなことでも
把握していないと気がすまない。
自分が主人公でなくてはならない。
どんな交渉も、相手が譲歩するのが当たり前だと思っている。
強烈な人物です。
では、エピソードをご紹介。
アップルの創始者でありながら、
一度はアップル社を追われるジョブズ氏。
復帰の機会を用意してくれたのは、前CEOのアメリオ氏である。
ジョブズ氏が作った赤字だらけの会社のOSをアップルに採用し、
巨額の報酬をもって特別顧問の肩書きを彼のために用意した。
しかし、復帰したジョブズ氏はクーデターを起こし、
彼をアップル社から追い出す。
そして、彼が行っていたアップル社の経営改善が
うまくいったのを見ると、
自分の手柄として大々的に発表する。
また、彼がかかわった会社として有名なのは、
ファインディング・ニモなどのディズニー映画のCGを作った
ピクサーという会社だ。
最初、制作費を出してもらう代わりに、
キャラクターグッズなどの収入を放棄していたピクサーと
ディズニーの契約を、
強引に変更させる。
自分がいやだと思ったことは、
契約事項に書かれていても気にしない。
契約内容は変わるものだと言わんばかりに
強引に交渉に持ちこむ。
アップル社内で、ソフトを開発するときにも
社員には不眠不休、完璧を要求する。
反抗しようものなら、翌日出社したときには
その社員の席はない。
こんな一種の恐怖政治で社内を統制します。
しかし、その強引な手法でさえ、
彼のカリスマ性を引き立たせる理由になる。
自分の思ったこと、要求することを厳密に、
徹底的に追い求める情熱。
それってすごいことだし、
プレゼンにおいて人を巻き込んでいく原動力になる。
アップル社の歴史、社内の風土もよくわかる。
まねはできないけど、こうやって
自分の人生を切り開いていくのも格好いいなあ、
なんて嘆息できる一冊。
ああ。鬼畜、独裁者なんて思いながら読んだけど、
やっぱりジョブズ氏の魅力には逆らえないみたいだ。
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ビジネス、営業系
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いろいろなドラマや映画、
漫画の題材として取り上げられている新撰組。
今回、そんな中で一風変わった漫画をご紹介。
表紙の絵が、きれいな女性のような人物。
はあ、まーた沖田さん女みたいに描かれてるんだな、
なんて思っていると、土方さんのほうでした。
これは斬新。
現在5巻まで出ていて、最後は芹沢鴨の暗殺まで。
これで完結となっているのがあまりにも惜しい。
ストーリーをざっとご紹介。
江戸で道場を開いている近藤勇のもとに集まった若者たち。
京都で将軍を護衛する浪人を集めているという話を聞いて、
上洛する決意を固める。
しかし、京都についてみると、清河という浪人が、
外国人を打ち払うために再び江戸に帰ることを主張する。
大多数が帰っていく中、近藤一派と
芹沢鴨という水戸浪人の一派だけは京都に残った。
これが後に新撰組と呼ばれる集団になる。
彼らは会津藩が身元を預かることになり、
京都の護衛の仕事をはじめた。
残った芹沢は乱暴な男で、商家に入っては金銭をせびり、
遊郭の代金を踏み倒し、
呉服屋が取り立てによこしたお梅を無理やり自分の女にしてしまう。
大阪では相撲取りと伐り合いの大喧嘩を演じ、
乱暴狼藉の限りを尽くす芹沢。
そんな芹沢を、土方は暗殺することに決めた。
江戸から一緒に来た、沖田総司、原田左ノ助らとともに、
眠っている芹沢に襲いかかる…。
司馬遼太郎の、新撰組血風録で読んだことのある
エピソードが多い。
奇をてらった新撰組ではなく、じっくりと丁寧に、
歴史を描こうというのが作者の意図のように思えます。
絵はきれい。髪型が現代風
(土方はおかっぱ、沖田もさっぱりした短髪です)なので、
違和感を覚えつつも読みやすい。
ただ、ちょっと人物の見分けが難しいかな。
私が気に入ったのは沖田総司。
いつも女性みたい、もしくはかわいらしい少年剣士として
描かれる沖田さんですが、
今回は背がひょろっと高く、やや目が離れていて、
ひょうきんないでたちです。
実際に、文献によると色が黒く、ひらめみたいな顔だったという
話もあるらしいですし。
土方像にしてもそうですが、
従来のイメージを壊したというところでは面白いかも。
ほんと、5巻で終わるのは惜しいなあ。
私としてはこのナイーブで繊細な歳さんが、
函館で奮戦するところが見たい。
銀魂、ピースメーカーで新撰組に興味を持った方、
ぜひこちらもどうぞ。
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アイ ラブ コミック♪
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読む人の年代、社会経験で評価が分かれる作品だと思う。
私としては今ひとつというところだった。
一言で言えば、容姿にめぐまれ、
芸能人になった女の子が、芸能界の荒波にもまれ、
セックススキャンダルで消えていく。
こんなお話。
年下の恋人に別れ話を持ち出された幹子だが、
避妊具に細工をして妊娠する。
フランス人とのハーフであるトーマとは、
それで結婚をすることができた。
やがて生まれた夕子は容姿端麗で、
キッズモデルとして芸能生活をスタートさせる。
スターチーズというチーズの会社が、
夕子をCMモデルに起用したいと申し出てきた。
半永久的な契約で、
毎年夕子をモデルにしてCMを撮るというもの。
成長の過程がCMとして流され、人気の出た夕子は、
あるプロダクションに所属することになり、
本格的な芸能活動を始める。
レースクィーンのチームに参加したり、
ドラマに出たり、多忙な生活を始める夕子。
なんとか高校に合格したものの、
授業中にはほとんど寝ていて友達もいない。
学校生活を写真に撮られてネットにアップされたり、
人々の悪意にさらされることが、夕子にはつらいことだった。
そんな中、あるダンスユニットの少年と恋に落ちる夕子。
その頃、夕子は大学受験のために芸能活動を休止しているが、
勉強などそっちのけで初めての恋にのめりこむ。
恋人は、夕子が相手に対するほどは夕子のことを思っていない。
ある日、恋人はホテルの部屋に友人の男を連れてくる。
その男がビデオカメラを回す前で、恋人と関係する夕子。
その画像がインターネットに流れ、事務所からは叱責され、
仕事が来なくなる。恋人も彼女から離れてしまった…。
と、こんなラストです。
恋人に裏切られてかわいそう!と思えるか、
自業自得と思うか、この辺で小説の評価は変わってくるかなあ。
三十路の私としては、アホか、切腹申し付ける!で終わりだな。
両親の愛情が冷めていく過程、ネット上での悪口など、
それなりに「ネタ」はちょこちょこ埋められてるんだけど、
いまいち主人公が生きておらず、感情移入がしづらい。
すべての悲劇がありがちすぎるのも悲しい。
一生懸命書いた、ということはよくわかる。
努力賞、というところかな。
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話題の小説系
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つい数年前までは、
社員をどうやって辞めさせるかが悩みの種だった企業が、
最近では辞めさせないために必死になっているみたいです。
そんな中、部下育成、
リーダーシップに関して書かれた本をご紹介。
コンサルタントが書いたものではなく、
実際に現場でチームをまとめていた人が書いているので、
納得できる論が多くおもしろかったです。
著者はニューヨーク市消防局、FDNYの大隊長。
危険な現場でいかに部下を統率するかが書かれています。
FDNYでリーダーになる人たちには、
下記のようなことが徹底されます。
それは、「真っ先に飛び込み、最後まで残れ」ということ。
命をかける仕事だからこそ、率先垂範して飛び込み、
部下の安全を確保するのがリーダーの仕事です。
どんな危ないことになっても、絶対リーダーは自分を見捨てない。
こういう信頼がないと、消防士たちは安心して仕事ができません。
それを大前提とした上で、どうやって部下を育成するのかに
紙面が割かれています。
・部下を指揮し、共通の目標に向かって努力させる。
・組織の伝統、文化、価値に影響を与え、
共通の目標のために部下をひとつにまとめる。
・指導と助言によって、部下の成長と向上を助ける。
・目標、優先事項、期待をはっきり伝えあうための下地となる
人間関係を築く。
こう、リーダーシップを定義しています。
部下に信頼を置き、権限を委譲する。
雑用をやらせ、何事にも自分が決定権を持っていないと
気がすまない上司は、かえって部下のやる気をなくさせる。
部下と話をするときに、一方的に話しかけるのではなく、
自分の言っていることが理解されているかを意識し、確認する。
努力が必要な目標を設定させ、取り組みを見守り、
フィードバックを与える。
この際に、失敗しても不要にしからないことが必要である。
自分の感情と向き合い、部下に感情をぶつけないように
コントロールする。
ああ、こんな上司がいたら理想だなと思える。
1章ごとに監修されている方のまとめが入ります。
ボリュームがあって、
ビジネス書を二冊読んでいるようなお得な感じ。
やや自己主張が強すぎる感もあるので、読み飛ばして、
サルカ氏(著者)の文章だけを読んでももちろんいいと思います。
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ビジネス、営業系
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投資信託がブームらしい。
資産運用に興味があるけど、株は難しそう。
その点投資信託は、
1、小額(一万円)からはじめられる
2、比較的リスクが小さい
3、プロに任せておける
こういうイメージがあるように思います。
投資信託=初心者向け、みたいなこと書いてる雑誌もあるし。
確かにそれは正しい。
でも、だからといって
投資信託が簡単な資産運用の手段であるとはいえません。
確かに、一万円からはじめられるけど一万円だけ購入したって
お金は増えない。
資産運用の基本は、運用によって得られた利益を
再投資することが基本です。
近頃、分配金が得られるタイプの投資信託がありますが、
そのお金を再投資しないと意味がないそうです。
また、投資信託はリスクが少ないと思われがちですが、
冷静に見てみるとそんなものばかりでもないらしい。
一口に投資信託といっても中身はさまざま。
株式に投資するもの、債権に投資するもの、
また、国内であったり海外であったり、
投資の対象によってはリスクが高いものもある。
その内容を把握するのも大変なこと。
この本では、投資信託を運営する
ファンドマネージャーの情報を集めることが大事といっています。
アメリカでは、ファンドマネージャーが
自分の資産をどれだけその投資信託に投資しているか
公表している。
日本ではまだそこまではわからないことが多いので、
運営会社の純資産から、
その会社のファンドマネージャーがどの程度の資産を
運用した実績があるかを調べればいいそうです。
実際に、自分がどれだけのお金が必要か、
どれくらい増やしたいのか、
どの程度投資資金を用意できるか、
いろいろなパターンで投資信託を選ぶ方法を
詳しく教えてくれている。
モーニングスター社の宣伝っぽくもありますが、
自分の資産運用の第一歩としてはわかりやすい一冊かと思います。
投資資金を持っていない私でも、大変楽しく読めました。
ははは。悲しい。
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ビジネス、営業系
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以前に池上彰さんの
「そうだったのか!アメリカ」という本を読んで以来、
この人の本を手に取るようになりました。
数字、グラフが多く、まとめ方がうまいのか、とてもわかりやすい。
今回は、新聞やテレビでいわれている常識の真偽を確かめます。
日本は本当に格差社会なのか?
本当に少子化が進んでいるのか?
国の借金は各国に比べて大きいのか?
数字、グラフを多用して本当の日本の姿を浮かび上がらせます。
ひとつの問題に対して、○、△、×で
わかりやすく答えをくれています。
では、はたして日本は本当に格差社会なのか?
これは△。
今まで日本ではお金持ちが
クローズアップされることが少なかった。
しかし、今までも実は日本には大きな格差があった。
そして今後とも格差は広がる可能性が高い。
それに関連して、日本人の貯蓄についても述べられています。
日本は10年前までは世界に冠たる貯蓄好きな国民だった。
でも今は、貯蓄率は大幅にダウンしている。
よくいわれる、日本人は貯蓄好きという常識は×。
老後に貯蓄がないとなると、頼りになるのは年金ですが、
日本の年金って世界的に見てどうなの?
日本の年金は安いという常識、判定は△。
厚生年金や共済年金は世界的に見ても決して低い額ではない。
しかし、国民年金では生活ができる金額にはならず、
低い額といえるのだそうだ。
じゃあ、国の社会保障制度に頼れるかというと、
国家の財政もなかなか厳しいものがあるらしい。
日本の財政赤字は多いほう?という問には×。
「多い」なんて生易しいものではなく、「多すぎる」。
ちなみに、日本の財政状況は、ヨーロッパの共通通貨、
ユーロの参加基準には満たないものだそうです。
他にも、日本の投票率は低すぎる→○
日本人は働きすぎ→△
欧米に比べると離婚率は低い→×
など、常識と思っていたものの真実の姿が見えてくる。
へえ、なんて感心しながら読めて、
かつちょっと賢くなった気がする、なかなかいい一冊です。
若い社会人の方なんかにはちょうどいいかも。
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世間話、時事ネタ系
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もともと手つかずの荒地と
森が広がるだけだった江戸の土地。
そこを徳川家康は首都としました。
その際に、大阪から商人を連れてきて都を拓いたそうです。
建築資材の手配や職人たちの管理など、
すべて商人たちが行いました。
そして、幕府は謀反を起こさないという約束を取り付けた上で
町人の自治権を認めました。
町の管理は自分たちで行う。
そのために、町人たちはいろいろな知恵をこらします。
自身番制度なるものを設け、
パトロールをしたりして治安を維持していたそうです。
そんな江戸の町には日本中からいろいろな人が集まります。
さまざまな文化の人たちが集まって、
うまくやっていくためにできたのが、この江戸しぐさ。
文字で書かれたものではない。
法律なんかではなくて、暗黙の了解もとで行われる約束。
これが自然にできない人は野暮、
田舎ものとしてばかにされたそうです。
たとえば、「こぶし腰浮かせ」。
みんなで座る席では、跡から来た人のために
こぶしひとつ分腰を浮かせてスペースを空けてやる。
電車の中でこんなことができたら粋ですね。
「肩引き」は、すれ違うとき肩を
少し後ろへ引いて互いにぶつからないようにすること。
「三脱の教え」、これは人に年齢、職業、地位を聞かないルール。
肩書きではなく、人柄で付き合おうという考えのようです。
商人たちの町である江戸では、悲観的な考えは野暮ってもの。
何事も「陽にとらえて」こそ江戸っ子。
楽天主義でピンチをチャンスに変えるのも立派な江戸しぐさです。
「傘かしげ」。雨の日、傘をさしたまま人とすれ違うとき。
すっと傘を人のいないほうに傾けるしぐさのことを言います。
すれ違う人が濡れないための思いやりのしぐさです。
他にも、知らない人でもちょっと挨拶をしようという
「束の間のつきあい」、
つべこべ言う前におやんなさい、という「即実行」、
相手の時間を大事にする「時泥棒をしない」など、
はっとさせられる知恵が多い。
口頭で伝えられるものなので、
このままでは江戸しぐさが廃れてしまうのではないか。
そんな思いで書かれた本だそうです。
日本人であることの美しさ、誇りは、
こういうことから取り戻せるような気がする、そんな一冊。
ビジネスマンの方にもおすすめ。
下手なビジネス書より深いですよ。
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世間話、時事ネタ系
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2007年05月02日
狼のガブと山羊のメイの友情を描いた
「あらしのよるに」。
大ヒットして、映画にもなりました。
その作者が書く、ヒットするお話の作り方。
人をひきつける話の作り方にコツってあるのかな?と思って
読みましたが、
内容としてはこの作家さんの
創作の裏話という感じの一冊でした。
実際にヒットした作品の著者なので、
きむらさんの創作の秘密イコールミリオンセラーのつくりかた、ということでしょうか。
さて、それではきむらさんはどんな風に作品を作っているのか。
ヒットする商品としない商品の差は、
実はほんのちょっとでしかない。
そのほんのちょっとを意識すること。
(この「ちょっと」の中身を知りたいんだけど、
これに関しては記述がなかったように思います。残念。)
それから、常にアンテナを張っていること。
生活の中で気になることがあったら、
必ずメモをとるようにしているそうです。
あらしのよるにも、ちょっとしたメモが、
一年、二年とたつうちに少しずつたまり、
最終的にあのお話になったとか。
メモを取るのは、日常生活を客観的な視点から見直し、
人間の本質的な部分を見つけた時。
この時の客観的な視点に、
きむらさんは「日常プリズム」という名前をつけています。
大事なのは色気。
なにより楽しい、心地いいという味が大事。
普段の生活の中から、視点を変えてテーマ
(描きたい人間の本質)をすくい取り、
物語として成り立つように肉付けしていく。
こういうことでしょうか。
あらしのよるには、
実際に著者が漫画を読んでいてひらめいたそうです。
読者だけが秘密を知っていてはらはらする展開。
主人公の一方は狼。
暗闇で天敵と出会うが、それと気付かない。
こんな思い付きを書いたメモを、
「狼と山羊の話」という封筒に入れ続けた。
そして、それがたまったとき、
自然に物語ができたのだそうです。
あらしのよるには、ガブがメイを助けるために狼と格闘して
雪山に消えるシーンでいったんは終了します。
そのあと、ハッピーエンドの巻が新しく出るんですが、
その誕生秘話なんかも載っていて、
きむらゆういちファンの方にはおもしろい一冊になっています。
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世間話、時事ネタ系
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ちょっと前に話題になりました。
石原真理子さんの自叙伝。
いろいろな男性との恋愛と中心に書かれていますので、
ざくっと書き出してみます。
小さい頃から容姿で目立つことが多かった彼女。
見られることが苦手で、
男の子のような服装をよくしていたそうです。
男性からアプローチされ、デートをするが、
別に断る理由もないから、というのが彼女の姿勢。
基本的にこの姿勢は人生をとおして変わっていないみたい。
翔んだカップルで女優デビュー。
その後、時系列がばらばらで、
恋愛関係にあった男性との思い出が語られる。
中井貴一とは女優になって間もない頃。
とてもまじめで、
古風な女性が好きな彼とは仕事が忙しくなって自然消滅。
その後、ふぞろいな林檎たちの撮影中には
時任三郎ともお付き合いがあったそうです。
玉置浩二と知り合ったのは19歳のとき。
彼からアプローチがあったそうです。
恋愛関係をはじめたものの、彼は既婚者。
そのことは著者は全く知りもせず、
疑いもしなかったようです。
彼は女性に暴力を振るう、いわゆるDV男。
階段から落ちて怪我をしたというニュースがあったそうですが、
それは実際には彼に殴られたものだそうです。
入院するほどなんてそりゃあすごいな。
二人で心中しようと、ホテルのシーツに
「二人はこれで一生一緒です」なんて書いちゃうところ、
若いなあ。
玉置浩二と別れたきっかけは、人前で殴られたこと。
その後、明石家さんま、石黒賢、吉川晃司。
有名人との恋愛を重ねます。
日本に居づらくなって、アメリカへ渡る。
そこで年下のアメリカ人男性を結婚するが、すぐに破局。
日本に戻ってきたのは、
芸能界の風通しがずいぶんとよくなったと
感じたからだそうです。
恋愛とか、裏話とか、
彼女の若い時代には考えられないくらい
オープンに話ができるのを、
いいことと感じているようです。
うーん。すごい。
これだけ恋愛の数をこなしているのに、
まったく何も残してない風なのがすごい。
第一、お付き合いがあっただけで
恋愛とよべるのかどうかすらわからん浅さが
なんとも言えずすごい、というのが正直な感想。
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世間話、時事ネタ系
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