平日日刊話題の本の情報をお届けします。
自己啓発、料理、動物、経済、趣味のコレクション、
一緒に本を楽しみましょ♪
2007年06月29日
新書。
ワーキングプアの定義は、働いていながら、
生活保護を受けるよりも低い収入で暮らしている人のこと。
たとえば、東京23区では生活保護の収入が約194万円なので、
年収200万円以下の場合、この定義に当てはまる。
その人口は2005年で540万人。
以後、その数は上昇し続けている。
事実を述べている本で、「希望格差社会」などと比べて、
考察、提言などの著者の意見は少ない。
しかし、各章の終わりに、
実際のワーキングプアの人たちのインタビューが載っていて、
その現実を見せ付けられるだけに薄ら寒い本でもある。
このワーキングプア、イメージからすると
若年層のイメージがあるが、
中高年でこの収入の人たちは案外と多いのだという。
リストラ、事業の失敗などがあると、
年齢の高い人たちは以前ほどの収入を得るのは
ほとんど不可能といってよい。
まして、その年齢層の人たちは、ローン、
子供の教育費など、出費も多い。
低賃金の仕事をたくさん掛け持ちしながら、
生活するだけで精一杯という世帯が増えている。
一方若年層も、決して恵まれているわけではない。
企業は正社員の雇用を減らし、
派遣社員などの非正規雇用の社員の数を増やそうとしている。
これは、ニートやフリーターの増加などの背景となっている。
正社員の生涯賃金が、男性の場合は2億円であるのに対し、
非正規雇用の社員は6000万円と、大幅な開きがある。
そんな社会に対する著者の提言は、
・非正社員から正社員になれる道を増やすべき。
・消費税のアップは、ワーキングプア世帯の生活をまともに
直撃するのでやるべきではない。
・最低賃金の見直し
である。
まあ、こういうことは、
新聞やネットの記事なんかでだいたいわかる。
しかし、この本の価値はそこではない。
先ほど述べた、各章の終わりのインタビュー記事が
なかなかこう、ぐっと現実を突きつけられてくるのだ。
私が印象的だったのは、あるSEだった男性の話。
IT業界が好景気だった頃、
SEの仕事は契約社員のほうが報酬がよかった。
それが、不景気になったときに
真っ先に雇用をなくしたのは契約社員。
家賃の高いマンションを追い出され、ホームレスになった。
SEの仕事にも復帰できず、
将来が不安なままである、というもの。
この人、決して能力がなかったわけではない。
何か特別悪いことをしたわけでもない。
ふとした拍子に、ワーキングプアになる可能性って
誰でもあるんだ、と思わされます。
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世間話、時事ネタ系
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2007年06月28日
何にでもマニアっているもんだ。
つくづく感心させられる一冊。
北尾トロといえば、オンライン古本屋の草分け的存在である。
(と私は思っている。)
今ではたくさんあるインターネット上の古本屋さんだが、
この人が最初に始めたんじゃないかな?
とにかく、オンライン古本屋の黎明期に、
本を出したりして有名になったのは事実だ。
その古本屋さんが趣味として何をやっているかというと、
裁判の傍聴。
なかなか一般人には思いつかない趣味である。
趣味、というと御幣があるかもしれないが、
本当に興味本位でいろんな裁判を傍聴している。
強盗あり、殺人あり、DVあり、詐欺、麻薬取引あり。
ドラマみたいなことが現実に起きていて、
それが裁かれる人間観察のもってこいの場である、
といわれれば確かに納得もする。
マスコミでも話題になった、
女性が幼女を殺害した事件では、
被告女性の涙ながらの反省に思わず共感してしまう著者。
しかし、いつもこの裁判を傍聴しているほかのマニアいわく、
彼女はいつもこういった主張を繰り返しており、
その過剰なヒロインぶりにはみんな飽き飽きしてるのだという。
また、麻薬所持で捕まった男の裁判では、
妻が小さな子供を連れて証人席に立つ。
こちらも反省の弁を述べるが、
子供をつれていることで効果大。
その後、その夫婦が喫煙所で、
「まああんなもんでしょ」と笑っているのを著者は目にする。
印象的なエピソードは、
文庫版の表紙のイラストにもなっている事件。
早朝、スピードを出しすぎた車と、
信号無視のバイクが事故を起こした。
バイクの運転手は死亡。
車の運転手が被告となるわけだが、その男の答弁が、
なんというか、全く反省していないように見えるのだ。
自分だけが悪いんじゃない、という態度がみえる答弁だ。
しかも、その日、男が着ていた洋服に、
ドクロのマークが入っている。
こりゃあだめだ。
よりによって、なんでドクロなんだ。
閉廷後、被告が、被害者の両親の元へやってきて
「すみません」と頭を下げたのを著者は見た。
悪いやつじゃないんだけど、何かへたくそで不器用なんだな。
そんな印象を受ける。
裁判での人間模様もおかしいが、
傍聴している人間にも面白い人たちがいっぱいいる。
もう長年傍聴席に通っているマニアの方は結構いるそうだ。
裁判の日程表をパソコンで作っちゃった人、
裁判官の顔写真一覧を、
テレビ画像から集めてプリントアウトしてくる人。
その情熱はどこから来るんだろうか。
面白い本だが、あんまり笑えないを事件
笑っちゃってる姿勢には少しついていけない部分がある。
特に私は女性なので、
痴漢などの性犯罪の裁判を、「大変面白いみもの」として
書いているのはあまり気分がよくなかった。
とはいえ、知らない世界をのぞいてみる面白さはなかなか。
裁判所がちょっと身近に感じられます。
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世間話、時事ネタ系
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あーん。読んじゃったよー。
すみません。
今日は少しだらしのない始まり方です。
だって、気になったんだもん。
この手の本は、薄っぺらい内容、まさに内容がないよう、
なので読むまいと思ってたんだけど、読んでしまいました。
だってだって、オビで、テリー伊藤があ然!なんて
書いてるんだもん。
ほんとかな、そんなことできるのかな、って思ったんですもん。
そんなわけで、働かないで年収5160万稼ぐ方法、
皆さんにもお伝えしますね。
方法は、インターネット、副業とくると
必ずあがってくる例の3つが紹介されています。
まず、オークション。
個人売買ができる場なので、
うまくやれば個人でもそれなりに稼ぐことができます。
では、何が売れるのか。
古本屋でプレミアのついている本を探したり、
リサイクルショップや、
ブランドのファミリーセールを利用して、
安値で売られている洋服を探す。
フリーマーケットでも仕入れることができます。
その際は、オークファン携帯版(http://m.aucfan.com/)で
相場をチェックできます。
落札金額の相場がわかるので、
高くなるものを選んで買うことができるそうです。
また、まぼろしの焼酎の定価での手に入れ方も載っています。
酒造会社の抽選にあたる、というものなんですがね。
さて、次はアフィリエイト。
アフィリエイトはご存知の方が多いと思いますが、
自分のやブログ、HPなどである商品を紹介すると、
紹介手数料が入るという仕組みのインターネット広告です。
基本的には、自分以外の人が買ってくれることを
前提としていますが、
広告を出稿している会社によっては、
本人の申し込みを可としているところもあるようです。
こういうところは、資料請求一件につき、
などというところが多いので、
自分で請求してみましょう。
それを繰り返すと、だいたい3万円くらいは稼ぐことができます。
また、ブログなどで他の人に紹介するのは、
成功報酬単価の高い、情報や、
クレジットカードを優先すると収入になりやすい、
というものでした。
最後は、情報ビジネス。
インターネット上にはいろいろな情報が売られています。
ダイエット、お金儲け、投資、その他いろいろ。
こういうものは、一度作っておくと、
製造コストゼロで何度も売ることができる。
きれいなHPを作って、
無料レポートから誘導するようにして、
売上をあげるとよいでしょう。
また、有料の広告を出すのもよい。
こういった内容でした。
どうでしょう、年収5160万、稼げそうな気がしますか?
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ビジネス、営業系
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2007年06月26日
「今のIT産業は1と0の二進法を使っている。
だから、0を発明した我々に、特許料を払うべきだ。」
これはインドのIT大臣のジョーク。
今、インドでIT産業が目覚しい発展を遂げているのも、
インドの人たちが数学に優れた人種だからだという。
インドの小学校では、
99×99までの九九を教えているともいう。
そんなインド式の計算方法をご紹介。
日本とは考え方がぜんぜんちがう。
苦手だった計算が、
まるでゲームのようにできてまうという、
とてもおもしろいやり方です。
もっともよく使う、1000の引き算をやってみましょう。
1000円札を出しておつりはいくらか、簡単に計算できます。
1000−269を暗算してみます。
百の位は、足して9になる数字を見つける。
この場合、9−2なので、7。
十の位でも、足して9になる数字を見つける。
9−6で、3。
一の位は、足して10になる数字。
10−9で、1。
順番に出た数字を並べて、答えは731です。
え、と思う間に解けちゃいます。
次は、2×2がポイントの掛け算。
25×18=
これ、簡単に暗算できます?
インド式を使えば楽勝ですよ。
考え方は、この計算の中に「10倍」を見つけること。
この計算式を分解すると、
5×5×2×9であることがわかると思います。
そして、順番を並べ替える。
5×9×2×5、つまり5×9×10なわけです。
そうすると、日本人なら小学生でもできる
九九で解ける計算式が浮かび上がります。
うーん。
そこにたどり着くのが難しい気もするけど、
覚えてしまえば楽にできるようになる気もする。
こんな考え方もあるのか、と思わされる。
一週間のはじまりに、頭の体操にはとてもいい一冊です。
インド式計算ドリルという本もありますので、
興味のある方はぜひ、ご覧になってみてください。
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たまには教養系
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2007年06月24日
まあ、気楽に読みましょう。
いろいろな古典名作をアレンジして、新しい小説にした短編集。
走れメロスが一番有名なんじゃないでしょうか?
ちなみにうちの妹は、走れメロスってあれでしょ、
真っ裸で走ってくる変態の話でしょ、
と変な覚え方をしています。
さて。
「芽野史郎は激怒した。
必ずあの邪知暴虐の長官を凹ませねばならぬ。」と、
冒頭の文章からパロディで始まります。
史郎は京都のある大学の詭弁論部に所属している。
あらゆることを対象に詭弁を弄するクラブだ。
その大学には図書館警察なるものがあって、
学生たちの動きに目を光らせている。
プライベートな情報を操って、
学生たちを思いのままに動かす
恐怖政治を行っているのだ。
その図書館警察の長官が、詭弁論部の部室を取り上げるという。
初恋の人が好きだった、
生湯葉を研究するための、生湯葉研究会の部室にするためだ。
史郎は直談判に訪れる。
そこで、長官はと取引をして、
なぜか、学園祭のグランドステージで
美しき青きドナウにあわせて、
ピンクのブリーフ一丁で踊る約束をさせられる。
捕らえられた史郎は、姉の結婚式に出ることを願い出、
人質として同じ詭弁論部の芹名の名を上げる。
史郎が去った後、芹名は史郎に姉などはいないことを
長官に告げる。
最初から芹名を陥れるつもりだったのだ。
それでこそ、詭弁論部の芽野だと芹名は思っている。
史郎は漫画喫茶へ、それから京都中を電車で逃げ回る。
ところが、賞金首になった史郎を、図書館警察の手先のもの、
果ては詭弁論部の仲間が追いかけてくる。
しかし、詭弁論部の誇りにかけて、
「約束を守るわけにはいかん。」と史郎。
結局、憧れの女性に捕まり、
四郎は学園祭で盛り上がる学内へ戻される。
待っていた芹名に、
「1度でも約束を守ったほうがいいのかなあ、
と思ったおれを殴れ」という。
約束を破るのが前提、というか、
二人の間ではそうすることが友情の証なんですな。
はあ、さすが詭弁論部。
芹名と二人、ピンクのブリーフで踊る史郎に、
史郎を捕まえた女性が言う。
「いいかげんにしたらどう?」
勇者たちは、今さら赤面した。
どうでしょう?
私は面白く読めましたよ。
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話題の小説系
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2007年06月21日
漫才コンビ、
次長課長の河本さんの自伝的エッセイ。
「お前に食わせるタン麺はねえ!」の人です。
この人、意外と苦労されてるんですね。
生まれは名古屋。
父は電気工事の店を営んでいて、
暮らしはそこそこ裕福だった。
それが一転するのは彼がまだ小学生のとき。
父が、なんと同じマンションの、
家族ぐるみで付き合いのあった
おうちの奥さんと不倫してしまうのだ。
父と母は離婚。
そして、河本と姉をつれて、
母は実家の岡山に帰る。
とたんに貧しくなる暮らし。
母は遅くまでスナックで働くようになった。
そのうち、ある男性と一緒に住み始めるが、
ひどいDVに夜逃げならぬ、昼逃げを決行する。
このとき、男の連れ子だった弟を置いてこねばならず、
そのことはいまでも彼の気がかりであるそうだ。
小学校時代のエピソードで、おもしろいものをひとつ。
同じ小学校にオダギリジョーも在籍していた。
オダギリ帝国と呼ばれるファンクラブもあったほどもてた彼に、
一度だけ人気投票で勝った事があるのことが書かれている。
へえ。ちょっと感心。
中学校に入り、バレー部に入部。
しかし、翌年には野球部に入りなおし、
ここで相方の井上に出会う。
母は魚の卸市場で働き始めたが、貧乏暮らしは相変わらず。
パンチパーマでいつも同じジーンズをはいている母は、
どこからみてもオッサンだが、案外と、恋多き女であった。
具がなくておいしい味噌汁を作れるのはオカンだけ!
と笑う明るさと、
ふとしたときに見せるかわいらしさが、その秘密だろうか。
やがて、高校に入学し、サッカーに打ち込む彼。
卒業が間近になっても就職は決まらない。
友人宅に遊びに行ったところ、本当に偶然に、
吉本のNSCのパンフレットが机の上においてあった。
友人と、井上を誘って3人で試験を受けに入ったが、
あくまで軽い気持ちであった。
やがて売れっ子になり、
オカン、姉、オカンの親戚、父、
父と一緒に住んでいる父の恋人、奥さんの家族、
みんなを連れて旅行に出かける河本。
過去の出来事を洗い流して、
打ち解ける姿に涙する親戚が笑えます。
楽しい口調で書いてあるが、ほろっとくる場面も。
さらっと読めます。
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生活、ほっこり系
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これだけブームなんだもの。
私だって興味がある。
興味はあるがお金がない。
というわけで、本を読んで
いろいろ検討した気分になっているお気楽な今日この頃。
なんでもかんでも「儲ける!」と鼻息が荒い本が多い中、
クールな分析がされているこちらの本をご紹介。
表紙のイラストがいい。
希望を持ってやってきた中年夫妻を、笑顔で待ち受ける男女二人。
金融関係の社員なのだろう、笑顔でお辞儀しているが、
頭の中で鴨がねぎをしょっているイラストなのだ。
実際に販売されている金融商品を上げて、
そのデメリットを解説している。
まず、人気の毎月分配型投資信託。
(実はこれ、義母がやってるんですわ。)
勧誘文句は
「分配金が毎月支払われるのが楽しみですね。
年金だけでは不安な生活をサポートします」。
しかし、投資というのは基本的にお金を増やすためのもの。
元手が多いほど、増える金額は多くなる。
それなのに、分配金としてお金をもらってしまうのは
元本を食いつぶすことであり、
本来なら再投資にまわすはずのお金を損していることになる。
プロにとっては、なぜ人気があるのかわからないそうだ。
じゃあ、元本が保証されてればいいだろう。
勧誘文句は
「ご資産が減るのがいやだという方には
うってつけです。安心して運用されますよ。」
しかし、リスクが少ないのはリターンが少ないということ。
運用成績が悪くなると、こういったタイプの投資信託は
投資をやめてしまうそうです。
損切りしたくないときに損切りさせられるので、
プロの目には魅力的な商品とは映らないようです。
他にも、個人向け外債とは、
債権とはいえリスクの高いものが多いこと、
特にサムライ債という、
外国が日本で発行するものはそうであること、
外貨建て変額年金は、解約手数料が高く、
為替リスクがあること、
投資ではなく保険であること、
などが書かれています。
リターンを求めるならリスクはつきものだということ。
世の中においしいだけの話はないこと。
これが繰り返しかかれている。
そんな著者のおすすめは郵便局の定額貯金だそうです。
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ビジネス、営業系
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パーマネント野ばらで涙してしまった私。
こちらも同じような作風の本です。
ぼくは小さい頃、いけちゃんという不思議な生き物に出会った。
いけちゃんは困ると小さくなる。
うれしいと増える。
いつの間にかそばにいる、不思議な生き物。
そんなぼくといけちゃんのいろいろなエピソードを、
短編形式(?)で、いくつかの章に分けて描いています。
その日、ぼくは何が起こったのかわからなかった。
いけちゃんがきく。
好きなものは? まんが。
嫌いなものは? 海でおぼれること。
それじゃあ、今の気分は海で100回おぼれたような感じ?
そう、ひゃくうみ。
いけちゃんは言う。
世界中で、人より早くおとなにならなければいけない
子供がいるんだよ。
ここにいてあげるから、お父さんにお別れしておいで。
ぼくはお父さんにお別れして、みんなの前であいさつした。
世界中のひゃくうみのこどもたちは、
それはそれでけっこう大丈夫だと思った。
こんな風に語られる父親の死。
他にも、
一人の風呂、一人で寝ること、
一人でトイレに行くことが怖い話、
たまごとちりめんじゃことおネギがあれば、大丈夫な話。
子供のぼくを、いけちゃんはあたたかく見守ります。
でも、いけちゃんが大きくなるごとに
いけちゃんは現れなくなり、
18歳で最初の彼女ができたときに姿を消しました。
最後に、いけちゃんは誰だったのかの種明かしがあります。
(気になる方はコメントください)
しみじみと感動できる本。
絵本サイズで、中は漫画形式です。
西原さんの絵って、空がとてもきれいだなあと思う今日この頃。
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生活、ほっこり系
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2007年06月19日
「交渉術を使うことは、決して相手を欺くことではないし、
モラルが低いことでも、情に薄いことでもない」
という考えのもと、
どうしたら交渉を自分の有利に展開できるのか、
いくつかの方法を教えてくれている。
方法は、アマゾンのレビューでも見られるので、
私はこの弁護士の方が実際に扱った、
面白い交渉を少しご紹介してみようと思います。
日本企業の米国子会社、X社が、
ヒスパニック系アメリカ人の元従業員に訴えられた。
訴状は、民族差別があったというもの。
あきらかにうその訴えなのだが、
その地区にはヒスパニック系の住民が多く、
裁判になったら
ヒスパニック系の陪審員を相手に勝てる可能性は低い。
和解金の交渉になるが、本社から3000万円までしか出せない、
と事前に明言されていた。
そのため、交渉が切羽詰っても、
それ以上を提示することは子会社の社員はできなかった。
このように交渉は最初から
ボトムラインを決めておくことが大事。
それができなかったばかりに、
ライセンス料を相手のペースで決められてしまった
失敗談も載っています。
しかし、米国という国は毎日いたるところで交渉を
皆がしてるんだなと思う。
中古車を買うとき、スポーツジムに入会するとき、
ガレージセールで買物するとき…。
著者は、交渉はある意味
ゲームとして割り切ることも大事だと言っています。
日本だと、友人相手に議論したり交渉したり、
ということはあまり歓迎されることではありません。
しかし、海外では友人だからこそ、思ったことを主張し、
話し合うのだと考えているそうです。
言いたいことをうまくいえない方、営業職の方、
もちろん海外でビジネスをご検討の方にもおすすめ。
読みやすいです。
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ビジネス、営業系
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2007年06月18日
こうやっていろいろ本を読んでいると、
私が普段口にしているもが、
「実は思っていたものとはちがった」ことがよくあって驚く。
最初からわかってればいいんだけど、
あとから知るとびっくりしてしまうんですよね。
今日は、ハチミツのお話。
ショッキングな内容もありますが、
全体的には「へえ、いいこと教えてもらった!」
と思える楽しい本です。
まず、ショッキングなこと。
私たちがスーパーなんかで目にするハチミツは、
たいていは中国産であること。
いえ、別に外国産でもかまわないんですが、問題は農薬。
中国ではまだ、農薬をまけばまくほどいい、
という考え方があるらしく、
その植物の蜜を集めているハチミツにも
農薬が含まれていることが多い。
また、水分量の基準があるため、
水分を減らすために加熱してしまう。
そのため、天然ハチミツの栄養分をほとんど
損なってしまうそうです。
日本で売られている蜂蜜には、精製ハチミツ、
加糖ハチミツというものがあります。
精製ハチミツとは、色を取り除き、
ジュースなどの加工食品用に使うもの。
加糖ハチミツとは、文字通り等分を人為的に加えたもの。
これでは栄養分が入っていないのも同然。
おまけに、私たちにとっては
信頼できるマークのように思える「公正取引マーク」。
これは、お金を払えばもらえる会員証みたいなもので、
製品の質を保証するものではないみたい。え、そんなのあり?
それでは、本物のハチミツの見分け方とはどうなのか?
ハチミツは結晶化するので、白く固まることが普通である。
採取国名の表示がラベルにあるはずなので、
それをチェックするのも有効な手段だ。
また、さらっとしていて、透明でないもの。
天然のものなので不純物がある程度含まれているのが通常。
何より、安すぎるのは本物ではないとのこと。
ローヤルゼリー、プロポリスの作られ方、
効果なども詳しく説明されています。
何より面白かったのは、実は今、
ハチミツを作るのを、
都会のビルの屋上でされている方がいらっしゃるということ。
花壇があり、年中花がどこかで咲いている都会。
農薬もなく、敵になる昆虫も多くない。
ミツバチにとっては天国みたいな環境なんだって。
ミツバチの飼いかたも載っています。
トライされる方がいらしたら教えてください。
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生活、ほっこり系
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2007年06月17日
表紙が倉田真由美さんのイラストなので、
興味を持ったんだけど、倉田さんはあんまり関係がなかった。
それでも面白かったです。
ひきこもり=悪いこと、という深刻ぶった内容でないのがいい。
明るいひきこもりライフと、リスク、メリット、
ひきこもったまま生活していく方法を紹介してくれている。
それにしても副題がすごいなあ。
「働いたら負けかなと思ってる。」
某巨大掲示板(2ちゃんねるでしょ)で
話題になった言葉らしいんだけど。はあ、負けかあ。
確かに、働いても「希望に格差」がある今の世の中じゃあ、
それもあながち間違いではないのかも、なんて納得もする。
さて、ひきこもりが今、世間では問題視されているが、
ある意味ひきこもりはセレブと紙一重ではある。
また、スローライフの実践者と言えなくもない。
それに、外出しないと何もできない以前と違って、
インターネットが発達した今では、
部屋の中でも快適な生活を送ることは可能である。
通販で買物もできる。在宅医療といって、
ネットで医師に相談できるシステムもあるそうです。
納税も、ネットでできますしね。
そして、ネットがつながっていれば、
外に出なくても稼ぐ方法もある。
ひきこもりだからといって、
お小遣いくらいは自分で稼げちゃう世の中なのだ。
ゲーム制作、小説などのクリエイト系。
デイトレード。占い、
コーチングなどのカウンセリングビジネス。
アフィリエイト。
ちょっと変わったところでは出会い系サイトのサクラなど、
一通りのところは紹介されている。
稼ぐだけではなく、以下に生活コストを下げるかも大事。
節約方法も書いてあって、蛍光灯はこれがいいだとか、
簡単な料理の仕方だとか、
お湯は電気ポットより鍋で沸かすほうがいいだとか、
なかなか細かい。
ひきこもりを弱い人間のすること、悪いこと、おかしなこと、
そう考えて切り捨ててしまうことは
もうできないことだと私は思う、
本にもあるけど、
「人と違うことをするにはそれなりの理由がある」のだ。
ひきこもりを両手挙げて賛成しているわけでもないけど、
決して否定ばかりしているわけでもない。
そんなスタンスの本です。
後半には、ひきこもりを社会復帰させるための
支援団体の方のインタビューなども載っています。
願わくば、そういう失敗も許される
「美しい国」であってほしいなあ。日本は。
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世間話、時事ネタ系
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2007年06月14日
読んでみました。
単行本は2年ほど前に出ていると思うのですが、
映画化にあわせて文庫本になったみたいです。
主人公咲子は、東京で旅行代理店に勤めている。
身内は郷里の徳島に残る母だけだ。父はいない。
もともとは東京神田の生まれ、
ちゃきちゃきの江戸っ子だという母、龍子。
その母は、徳島で夜の店を営んで咲子を育て
老いてからは店をたたんで
自分で選んだ介護ホームに入居した。
病院でトラブルを起こしたという知らせを聞いて、
咲子が徳島へ帰ると、
やつれてはいたものの、聡明な母には変わりがなかった。
よく聞いてみると、生意気な看護士を叱り飛ばしたのだという。
また、看護士のぐちにつきあって失言をした医師にも
龍子は胸のすく啖呵をきってみせた。
喧嘩っ早くて情に厚い龍子。
若い客にはただ同然で飲ませてやっていたことから、
地元の名士と呼ばれる人たちに慕われている。
「神田のお龍に生意気なことを言うな。」と、
上司に諭され、医師は龍子に頭を下げた。
そんなこともあって、咲子と医師はしだいに親密になっていく。
母は、結婚せずに咲子を産んだ。
大好きな人の子供を産んだから、幸せだった。
咲子は私の命だったと母は言う。
その母が、癌に犯され余命がいくばくもないことを知って、
咲子はどうしようもないほど打ちのめされる。
そして、母が、死後献体を希望していることを知って、
強く動揺する。
やがて、阿波踊りの日がやってくる。
母のたっての願いで、
母を阿波踊りの会場に連れて行く咲子と医師。
そこで、母は、ひとりの男性とすれ違う。
車椅子に乗っている80歳くらいの男性。
死を覚悟した母から渡された、
母の大好きな人の面影を残すその男性と、
母は視線をあわせることもなく、毅然としてすれ違った。
龍子の毅然とした生き方、江戸っ子らしいキップのよさがいい。
また、背景にある阿波踊りの風景が美しく想像される描写もいい。
ただ、叱られた人がみな、
龍子のファンになってしまったりするあたり、
ちょっとご都合主義かなあと思わなくもない。
献体という重いテーマを選んでいるので、
こんなこというと人でなしみたいでいやなのだが、
少々あざとい気がするのは私がすさんでいるからか。
颯爽と、一生をかけて愛を貫いた
一人の女性の姿には感動を覚えるが、
一歩間違えると相当安っぽい話になる可能性もある。
まあ、小説家が書いたものならあれだけど、
さだまさしだからいいか、ってところでしょうか。
ワンパターンなんだよ、なんていいながら「男はつらいよ」
をみて、最後に感動してしまえる私のような人向けの一冊。
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話題の小説系
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2007年06月13日
コンビニに行ったら、
なんだか薄っぺらいペットボトルが出ているので驚いた。
なんでもかばんの中に入れても邪魔にならないタイプらしい。
便利だし、ペットボトルはリサイクルできるんだからいいなあ。
そう思っていたのだが、実際にはそうではないらしい。
日本では、収集されたペットボトルは資源にはならず、
ゴミとして処分されてしまうことが多い、
とこの本には書いてある。
世間一般で言われている、環境問題の常識をひっくり返す
アンチテーゼを述べた一冊。
話題の本なので、ざっと内容をご紹介。
ペットボトルはその手軽さから利用量が年々増えているが、
リサイクル率は低い。
ペットボトルに使われているプラスチックは、
良質なものではなく、
溶かしての再利用には向いていないそうだ。
再利用しても、透明できれいなペットボトルは作れないんだとか。
多少傷やヨゴレがあっても気にしないヨーロッパ人と違って、
清潔志向の高い日本では、
曇ったペットボトルなんてクレーム対象になるに決まってる。
それに、再利用するためには電力などの資源が、
新しく作るの比べて7倍も必要になるそうだ。
よって、収集されたペットボトルは大半がゴミになる。
また、最近ダイオキシンという言葉をよくきくが、
あれは大して毒性の高いものではないんだそうだ。
ダイオキシンは、ものを燃やすと出る物質で、
大昔から自然界に存在する物質。
まるで、恐ろしい化学物質のような書き方を
新聞はしているけど、
専門家の間ではそれが無害であることは常識、とある。
燃やすと出るダイオキシンが有害なら、
焼き鳥屋のおじさんはどうなるんだい?なんて
ちょっと飛躍しすぎな論もあるが、納得もできてしまう。
以前、ダイオキシンが検出されたほうれん草を作ってる農家が
大変なダメージを受けたことがあったけど、
あれは「無実」だったと本には書いてある。
私が一番自分のばかさ加減を思い知ったのはこのくだり。
温度が上がると両極の氷が解けて海面が上がる。
そう信じていたのだが、実際には違うというのも
科学界では常識らしい。
だって、考えてみたらそうですよね。
北極は、大陸ではなく巨大な氷。
水に浮かぶ氷がとけたところでその表面の水位は変わらない。
「アルキメデスの法則」、習ったはずでした。
南極にしても、数度温度が上がったところで、
その寒さに変わりはなく、
水蒸気になった水が再度凍るので、
むしろ氷の量は増えるんだって。
海面が上がるとしたら、水の膨張によるものでしょう、
と著者は言う。
環境問題の常識に反論を加えているが、かといって、
資源を無駄にしても大丈夫!という本ではない。
リサイクルという名の下に、多くの予算を組み、
リサイクル利権にたかる人たちや、
正しい報道をしないマスコミに警鐘を鳴らしています。
個人的には、分別のために大変な思いをしている
女性の記述が非常に興味深かったです。
指定ゴミ袋の導入で、
今までゴミ袋として利用されていたレジ袋がゴミになったって、
まさに私も実感しています。
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世間話、時事ネタ系
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写真集のご紹介です。
うめめ。2006年度、第32回木村伊兵衛写真賞受賞。
カメラマンは梅佳代さんという若い女性です。
最強ご近所写真集とあるとおり、
ごくご普通の日常の中で撮られた
くすっと笑える写真が収められている。
これ、写真集としては異例の売上らしいです。
A5版の小さな本なので、かばんの中に入れておいても
違和感ありません。
それでは、どんな写真なのか。
写真を文章で説明するなんて愚の骨頂ですが、
しばらくお付き合いください。
表紙は、子供がじゃがりこの箱を抱いてひっくり返ってる写真。
じゃがりこが零れ落ちちゃってるのに、
呆然と上を見上げてる子供。
いったい何を見ているのか。
お母さんがこぐ自転車の後ろ、
ひっくり返ってあかんべえをしている子供。
駅のホームで、片手を壁につけて、
何か反省しているようなおじさん。
道の真ん中ででんぐり返りする小学生の男の子。
はげた頭に桜の花びらを一枚乗せて、電話しているおじさん。
女性におんぶされているチワワ。
ドラッグストアの中に入ってきた鳩。
電車の通路で寝転がる男性。
道路標識の柱にかかった布団。
仰向けになった犬にまたがる女の子。
多分、日常で私たちも目にしてる光景なんだろうな。
それを写真にするとこんなに面白いんだ。
つい頬が緩んでしまう写真集。
プレゼントにしても素敵な一冊です。
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生活、ほっこり系
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2007年06月11日
著者は、自称道草研究家という
ちょっとユニークな農学博士。
おとぎ話に出てくる生き物に関するウンチクをまとめた本。
カメと競走して、途中で眠ってしまい、勝負に負けたウサギ。
なぜ、ウサギは途中で眠くなってしまったのか。
秘密はウサギの耳にある。
ウサギは汗腺の発達が悪いので、
耳に風をあてて血液を冷やしている。
速く走ったために、耳に風を受けることができず、
オーバーヒートしてしまったのです。
これがカメの策略なのだから、
ウサギはかわいそうなことこの上ない。
また、海の底の竜宮城で300年も過ごしたという浦島太郎。
時間の経過は、体の大きさによってちがう。
ハツカネズミとゾウでは、
ゾウの方が時間の進み方はゆっくりである。
以上から、浦島太郎は竜宮城で巨人になっていた、
と著者は考えている。ほほう。
子豚が狼に襲われる三匹の子豚では、
日本古来の狼について語られる。
日本では、狼は決して恐れられる生き物ではなかったという。
狼の語源は大神。日本人にとっては敬うべきものだったのだ。
何しろ日本狼は、西洋の狼とちがって小柄である。
中型犬くらいの大きさで、夜道で狼に会っても、
「お犬どの、どうか油断なく鹿を追ってくだされ」と
挨拶する地方もあったという。
送り狼という言葉がある。
現代では、男性が女性を送って乱暴を働く、
という悪い意味で使われているが、
もともとはちがうらしい。
狼は、自分の縄張りに入った人間を監視するために
人間の歩く後をついてくる。
人間が逃げたり、転んだりしない限り襲ったりはしない。
狼がいるので他の生き物も近寄ってこないし、
人間にとってはしごくありがたい、
安心できることであったのだそうだ。
大して役には立たないかもしれないけど、
知ってるとおとぎ話が深く感じられる。
まさにおとぎ話トリビア満載。
週末です。
ご家族との話題にもなかなか面白い一冊ではないでしょうか。
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たまには教養系
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2007年06月08日
名言集を読むのが好きだ。
人間って、時間がたってもたいして変わらないものらしく、
過去の人が言った言葉なんかに
すごい親近感を覚えてしまったりすることがあるからだ。
人生を自由に、そして闘って生きたアウトローだからこそ
言える言葉がある。
なかなか、普通の名言集と違って教訓くさい言葉は少ない。
常識外、命知らず、人格破綻。
今日はそんな言葉を100、厳選した一冊をご紹介。
「閣下の英語ももっと勉強したら上達しますよ。」
白州次郎 実業家
戦後、GHQと対等に渡り合った白州次郎。
マッカーサーの側近にこう言い放ったというからすごい。
「オレは白い作業着を着たいんだ。」
本田宗一郎 経営者
勲一等瑞宝章の授賞式に。天皇陛下の御前に出るので、
モーニングを着るようにいわれて。
「田山君、死んでいく気持ちはどうかね?」
島崎藤村 小説家
死期の近い友人の枕元で。
「だれも知らない暗いところへ行くのだから、
単純な気持ちじゃないよ。」というのが、友人の返答。
「俺はずっと汚れ仕事をやらされてきたけど、
そんなこと気にしてねえよ。」
デニス・ロッドマン NBAプレーヤー
全身タトゥー、女装など、物議をかもした選手。
しかし、ゲームでは地味なリバウンドでチームの勝利に貢献した。
「私のおっぱいはいつも人助けをしてきたけど、
あなたは罪のない人を殺してきた。」
チチョリーナ ポルノ女優、政治家
引退後、オサマ・ビン・ラディンにこう呼びかけた。
「地獄だろうね、多分。」
エイブラハム・リンカーン アメリカ大統領
リンカーンの奥さんは悪妻で有名だそうだ。
上記の言葉は、結婚式に向かう途中で
「どこへ行くの?」とたずねられて、返した言葉。
面倒な(?)前書き、あとがきなし。
シンプルに名言がつづられています。
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自己啓発系
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2007年06月07日
お金で遊んじゃいけませんって、
小さい頃習わなかったのかい、なんて思いつつ笑ってしまう。
お札には歴史上の有名人の顔が印刷されているけど、
それを利用して(?)奇妙な折り紙にしている。
タイトルにもあるターバン野口。
野口英世がターバンをかぶっているような格好に、
お札を折るのだ。
他にも、湯上り諭吉(タオルを頭に巻いたような格好)、
樋口一葉の飯炊き女おイチ、手負いのおイチ、
顔が隠れてしまった忍者野口。
傑作なのがベレー帽をかぶった格好になっている
ベレー帽野口。
交通安全のお守り(?)、ヘルメット野口。
気になるでしょう?
それでは、ターバン野口の折り方をご説明しますので、
お手持ちの野口さんでぜひトライしてみてください。
・野口英世の顔のあごの下のあたりを裏側に折る。
このとき、ラインにあわせ平行に折ること。
・右アゴの輪郭に沿って斜めに裏側に折り込む。
・顔の向かって左側、側面を縦に折る。
耳を折り曲げて隠してもよい。
・ウラに返し、今度は折り目から5ミリ幅で折り返す。
・表返し、先ほど折り曲げた部分をひたいの上に折り曲げる。
・右アゴの輪郭に沿って斜め上に折る。
・顔の輪郭に沿って、ターバンを巻くように
お札を顔に巻きつける。
わかりづらいですね。
すみません。本には写真も載っていますので、
ぜひご覧になってみてください。
ターバン野口で検索すると、
折り方の動画も見られるサイトがあるようです。
私は、この傑作写真を見るだけで
満足して実際に折ってはいません。
だいたい、諭吉さんに手をかけるなんて度胸、
私にはありませんや。
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生活、ほっこり系
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2007年06月06日
アメリカに経済学ブームを
巻き起こした本、と説明にある。
世の中で起こる事象を、経済学的な観点から説明した本。
社会学?と思うような事柄も多い。
目の付け所がいい。
相撲の力士と八百長の可能性。
ヤクの売人はなぜママと団地に住んでるの?
中絶率と犯罪率の関係は?
こんな、ちょっとダークな事柄に、
この経済学者は目をつけて研究する。
さて、いろいろなテーマの中から面白かったのをひとつご紹介。
不動産屋さんとク・クラックス・クランは同じ、というもの。
ク・クラックス・クラン(以下KKK)は、
アメリカの白人男性の結社。
白い頭巾と衣装で、
アフリカ系アメリカ人をリンチにかける、
というイメージのあるあの集団です。
実際にはそれほど暴力的な組織ではなく、
白人以外の人種を嫌いな白人男性の、
いわば「秘密クラブ」のようなものであった。
それを取材し、明らかにした
ジャーナリストの話が書かれている。
彼はKKKに潜入し、といっても、
入団するには15ドルほど支払って
例の衣装を購入するくらい。
KKKは暴力沙汰とは程遠く、
実際には大人の男が集まって秘密の言葉で話し合ったり、
儀式をして楽しむ「オタク集団」だったのです。
彼はその秘密の言葉を、
なんとアニメ番組のスーパーマンの製作スタッフに教えます。
自分たちの「秘密基地での儀式」がアニメになって、
全国で暴露されてから、KKKは脱退者が続出。
カッコイイと思ってやってたことが、
子供たちにまねされるようになってしまうと、
とたんにカッコワルク思えてしまったわけですね。
情報を独占し、出し惜しみするという点で、
KKKと不動産屋は同じ商売の仕方をしている。
売り手の情報、買い手の情報を管理することで
商売が成り立つ不動産業。
これが消費者同士で情報を共有されてしまうと、
不動産屋さんの商売は成り立たなくなる、という理論。
お勉強になる本ではない。読み物として、楽しく読める一冊。
世の中を、ちょっと違った視点で見てみようという方、
ぜひどうぞ。
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たまには教養系
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藤原紀香が、陣内智則との出会いから結婚にいたるまでの詳細を、
友達に話すみたいに詳しく書いた本。
陣内智則に最初に会ったとき、
まるで「連れてこられた宇宙人」みたいと思ったそうだ。
ドラマの相手役としての出会いだったが、
お笑い芸人らしからぬ、現場では口数の少ない彼。
紀香のほうが話しかけることが多かったそうだ。
最後の日に、陣内がみなの見ている前で手紙を差し出す。
この行動に、
「待っているだけの男の人が多いのに、彼は行動に移してくれた。
とても男らしい人」と、紀香は感じたようだ。
やがてメールで近況を話し合うように。
友達としてのメールのやりとりが、
彼女の心の壁を少しずつ崩してゆきます。
しかし、彼女の仕事は女優。
マスコミに注目されたりする事態に、逃げ腰の男の人が多かった。
それを紀香は彼に伝えます。
でも、彼は「どんなときでもあなたを守ります」と。
お互い結婚を意識するようになったころ、
二人の仲がマスコミにリークされてしまう。
でも二人は逃げなかった。
事務所を説得し、結納、結婚式とスケジュールを組んでいく。
紀香側の心境で本を読んでいるので、
プライベートまで暴こうとするマスコミには怒りを禁じえない。
でも、紀香は「マスコミにリークされたおかげで、
かえって結婚までとんとん拍子だった。
もしこうでなければ、
もっと時間をかける結果になっていたかもしれない」
と、前向きにとらえようとしている。
私が印象に残ったエピソードは、
結婚式の寸前に別れ話が出たというもの。
忙しい中、時間を結婚式の準備に割かなければいけない二人だが、
紀香が先に爆発してしまう。
こんなことでは二人でやっていく自信がない。別れましょう。
それから、陣内が家にやってくる。
謝りにきたのかな、と読んでいる私は思ったが、
彼も「よく考えたけど、別れたい。」と言いにきたのだ。
男の人って、結婚式の準備ができて、
周りの人に挨拶をしてからの破談って
いやがるものなんじゃないかな。
特に二人の場合は一般人よりもその波紋は大きいはず。
それでも、気持ちが離れたから別れたい、
と「格下」(ごめんなさい!)の陣内のほうから言ってくるなんて。
自分の気持ちに誠実であるということに、
私は感動してしまいましたよ。
それからじっくりと話し合い、その事件はかえって二人の絆を
深めることになったようだ。
こだわりの白無垢、十二単、震災と神戸への思い。
また、恋愛の話だけではなく、アフガニスタン、地雷、
戦争と子供たちというややヘビーな話についても語られる。
思い立ったら即行動、いいと思ったことは全部やるという彼女。
文句なし!
この一冊でハッピーになれる、はず。
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生活、ほっこり系
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2007年06月03日
エアギタージャパンは、2005年6月に
エアギター・ワールドチャンピオンシップと正式契約した、
日本で唯一のエアギター公式団体です。
そのエアギタージャパン編集の、
おそらく日本でエアギターに冠する一番詳しい情報を載せた本。
面白すぎ。
写真が充実しているので、
読み終わる頃には即席エアギタリストになれそうです。
まず基本姿勢。
ロック、ジャスなど音楽ジャンルによって
ギターの持ち方が違うので要注意。
演奏前、ギターを首にかけるところから
パフォーマンスは始まっています。
これもしっかりチェックして。
コードの押さえ方、指使い、表情など
基本的なテクニックを押さえたら、
次はいかに格好よく見えるかの上級テクニックが
学べるようになっています。
右手を風車のようにまわす風車弾き、
ヴァン・ヘイレンのようなジャンプ、
ひざ付きソロの写真、見てるだけで笑えます。
他にも、腰を落として片足を上げた状態で後ろ向きに歩く
ダックウォーク、
背中で弾く背中弾きなど、
ああ、どこかで見たことあるというようなギター演奏テクが、
「ギターなしで」まじめに解説されている。
私が知ってるエアギタリストといえば、
お笑い芸人のダイノジの方と、
サラリーマン風の男の人くらいです。
でも、エアギター人口は確実に増えているようで、
「日本のエアギターシーンをリードする」
エアギタリストの方たちが何人も紹介されています。
肩書きが、日本大会2位とか4位とかあって、
知らないところで競争が行われてるんだなあと
改めて感心してしまう。
あと、エアギターQ&Aがあって、
キアヌ・リーブスがエアギターファンだとか、
エアギター世界大会に行く渡航費用はエアギタージャパンが
出してくれるだとか、
知ってるとお得(?)な情報も。
国際認定ルール、エアギター検定5級の試験問題、
おまけにDVDまでついてくるかなりコアな一冊。
週末、新しい自分を発見してみませんか?
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