平日日刊話題の本の情報をお届けします。
自己啓発、料理、動物、経済、趣味のコレクション、
一緒に本を楽しみましょ♪
2008年01月23日
よく売れているようです。こちらの本。
金融機関のおすすめ投信は買ってはいけない、そうだ。
帯に大きく書いてある。
金融機関のすすめてくる商品は、金融機関が儲かる商品である。
手数料が高い。
最初に、窓口ですすめられることが多い、
しかし買ってはいけない商品をいくつか取り上げている。
定期預金とセットで販売しているものは総じて手数料が高い。
高利回りの海外債権の投信は、リスクも高い。
分配型は効率が悪い。
(毎月お小遣い、というのがうたい文句だが、
もともとは自分のお金である。再投資したほうがまし。)
資産分散型は「セット割増料金」がついてくる。
いくつかの投信を組み合わせたものなので、
手数料を二重払いしている可能性がある。
うーん。なかなか難しい。
それでは、プロにだまされないために、
私たちは何を基準にすればいいんだろう。
まず、手数料が高いものは避ける。
投資信託を購入、保持するためにはたくさんの手数料がかかる。
購入時にも、保持している期間も、売却時もだ。
売却時には税金もかかる。
日本はアメリカに比べて手数料が高い。
最近では購入時に手数料がいらない
ノーロードファンドなるものも出ているので、
いろんなサイトでなるべくコストのかからないものを見つけよう。
モノを買うときには当たり前なんですよね。
比較検討して、安いものを選ぶって。
投信でもそれは必要なことのようです。
変額年金は手数料が高い、新興国のものはリスクが高い、
元本保証といっても実は元本割れすることもある。
著者がおすすめの投資信託は、インデックス型というものだ。
ある指標をもとに運営するもので、
積極的な運営より、着実な運営を目指している。
(前者をアクティブ、後者をパッシブという言い方をする。)
また、資産を分散するのはよいことなので、
自分でいくつかの投信を購入し、
資産分配型ファンドを作るのもよいことだ。
投資信託、購入のご予定のある方は必読。
私自身、銀行で話を聞いたことがあるけれど、
この本に書いてある通りのセールストークで、
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ビジネス、営業系
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2008年01月22日
好き、嫌いが分かれそう。
今回の直木賞受賞作品。私は好き。
主人公は腐野花。くさりのはな、と読む。
冒頭は花の結婚式から。
エリートサラリーマンの美郎と結婚するのだ。
花の結婚式に出席する親族はただ一人。
父親の淳悟だけである。
遅刻してきた父にすがって泣く花。
ここで、花が震災の被害者であり、
家族を失った人間であることが明かされる。
当時9歳だった花を、27歳だった淳悟が引き取って育てたのだ。
美郎にとって、花は不思議な人物であった。
おっとりしたお坊ちゃんである美郎は女性に人気がある。
だが、花はそんなことを全く意に介さないようであった。
むしろ、偉大な父を持っている美郎に
同情しているようにすら見える。
花とデートを重ね、送っていった美郎は、
花をいつも迎えに来る淳悟に、
そして二人が住んでいるぼろぼろのアパートに、
淳悟の膝に顔をうずめて眠る花に、強烈な印象を受ける。
淳悟はもともと、北海道で海上保安官をしていた。
花が家族を失ったのは奥尻島を襲った地震と津波によるものだ。
美郎も父を海で失っており、厳しい母親に育てられたせいか、
親の愛情を知らない人間である。
父を失った折、親戚である花の実家で暮らしていたことがあり、
実は花の本当の父親は淳悟なのである。
淳悟に引き取られた花には、町の人の同情が寄せられた。
親を失い、仕事で何日も家を空ける海上保安官の家で
小さな女の子が暮らしているのだ。
中でも親切に声をかけてくれるのは、
町の名士である大塩さんである。好々爺で、人望も厚い。
大塩さんは、ある日、淳悟と花の秘密を知ってしまう。
年の差を越えて、養子縁組であるとはいえ
親子関係にある二人が、肉体を重ねていることを知るのだ。
別の親戚に預けようと、花を説得する大塩さん。
花は彼を、流氷の海に突き落とす…。
淳悟と花は東京に逃げ、追ってきた警察の男も殺害する。
都会の片隅でひっそりと生きる二人であるが、
花は結婚し、淳悟の元を離れる。
新婚旅行から戻った花は、
淳悟が亡くなったことを知らされる。
暗い、救いようのない内容。
読んでいて楽しい気分になることはない。
それは保証します。
淳悟のゆがんだ愛情を受け入れる花をグロテスクとも、
彼女と結婚してしまった男を不幸とも思えるし、
読みようによっては非常に不快を感じさせる内容でもある。
ただ、におい立つような文章がいい。描写がいい。
くらくらと、腐っていくような感じがなんとも言えない。
雨の日にひっそりと読みたい一冊。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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話題の小説系
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報道カメラマン、
宮嶋茂樹が14歳の子供に向けて語っている。
14歳の世渡りシリーズと銘打たれた本だが、
大人が読んでも十分におもしろい。
なんせあの不肖・宮嶋だ。世界中の危険な現場をカメラ片手に
渡り歩いた男だ。著作も数多く、
本音で語る独特の文章にファンの方も多いと思う。
この本には、情報との付き合い方、
自分の目標を追うやり方が書かれている。
宮嶋茂樹は徹底した現場主義である。
インターネットでの情報を信用せず、
「ほんまいかな、よし、現場行ってみよう」
というスタンスで仕事をしている。
実際に現場で見てみると、
事前の情報と違うということは多い。
ジャワ島で地震が起きたときもさっそく出かけた。
報道では死者は2727人と言われていた。
だが、現地では全く様相が違っていた。
最終的に出た死者・行方不明者の数は669人であった。
自分の目で確かめるには行動が必要で、
真実は行動の先にあるのである。
私たちはテレビでキャスターが言う情報を真に受けてしまうが、
彼らは現場に出ることはない。
スタッフが集めてきた情報をもとにコメントをしているのだ。
それに、クレームやスポンサーへの配慮もあるので、
当たりさわりのないことしか言えない。
それを念頭に入れた上で、自分の考えを持つようにしよう。
決してテレビを権威と考えてはいけない。
将来を悩んでいる子供に、宮嶋は言う。
自分は高校以来、人に悩みを相談したことがない、と。
カメラマンになると決めて、自分で行動してきた。
フリーなので、自分で仕事を見つけて現場に行ってきた。
一流の人間というのは、一人でものを考えて行動する。
友達が必要ないというわけではないが、
決断するのは自分でありたいもの。
この本を通して、宮嶋茂樹というオッサンが、
写真一枚に命をかけているのがよくわかる。
彼は「ペンは剣より強し」ではなく、
「写真はペンより強し」を信じている。
一枚の写真が世の中に及ぼす影響を信じて、
今日も現場で写真を撮っているのだ。
マスコミの裏話あり、日本はイラクよりも危険という話あり、
内容も豊富。おすすめ。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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硬派!社会派系
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時間を投資する。この言い方は新しい。
タイトルのレバレッジとはてこの原理のこと。
ここでは、少ない時間で効率をあげるという意味で使用しています。
彼は時間を上手に使う一番の方法は、
毎日をパターン化してしまうことだと言っています。
起きる時間、本を読む時間、仕事の時間、
人と会う時間、寝る時間。
それぞれを毎日同じ時間にするようにパターン化する。
そうすることで、何をしようかという
無駄な思考の時間をとらなくてすむ。
ただ、規則正しい生活を送ればいいというものではない。
時間を成果に結びつけるためには、
最初にゴールを設定しておくことが大切。
目標を決め、逆算して日々やることを決める。
それを毎日のパターンに当てはめ、あとは悩むことなく実行する。
この、最初に目標を設定する時間こそが
投資であるという考え方のようです。
最初にこの時間を惜しんでしまうと、
毎日の雑事に追われ実りなない時間のすごし方をしてしまう。
目標を書き込み、管理するのにはカレンダーが一番いい。
目標達成の期日を決めて書き込む。仕事ならば締め切りを書く。
そこから日々やることを書いていけば、
いつ、何をすれば目標に到達するかが一目瞭然である。
予定はPDAに落とし、印刷しておく。
また、毎朝タスクリストを作成し、
その日一日やることを決めてしまう。
もちろん、カレンダーの目標とリンクすることだ。
物事は締め切りがあってこそやり遂げることができるものである。
雑誌は全部読まずに必要なところだけ目を通す。
テレビはリアルタイムでは見ず、録画してCMなどはとばす。
メールチェックのためだけにパソコンを持ち歩いている人は、
携帯でメールが見られるサービスがある。
通勤も食事も、人より30分早めにするとよい。
(レストランで昼食を食べるのに、
11時半に入ると空いていてよいサービスが受けられる。)
こんな小さな時間の節約方法も書かれている。
ややまとまっていない感あり。
目新しいノウハウというわけでもないが、正論でもある。
忙しいが口癖の方。
思い切ってこの本を読む時間を作ってみませんか。
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ビジネス、営業系
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2008年01月21日
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ビジネス、営業系
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2008年01月17日
期待の(?)不倫の件はそれほど多くは書かれていません。
姫井氏の自叙伝とでも言えばいいか?
姫井氏は岡山県生まれ。司法書士だった父を早くに亡くしている。
学生時代はおとなしく目立たない子だったと書いてある。
が、負けん気が強い少女でもあった。
クラスメイトの好きな男の子に、バレンタインのチョコレートを
抜けがけして渡しに行ったエピソードは面白い。
家の場所がわからなくなってしまい、交番に助けを求めた彼女。
夜も遅いということで、
親切なおまわりさんにパトカーに乗せてもらって彼の家へ。
彼のご両親もびっくりされただろう。
しかしそれは淡い恋で終わってしまい、
本格的に男性と交際を始めるのは大学の夜間部に入ってから。
姫井氏は、好きになったら一生懸命相手のことを知ろうとする。
車が好きな彼氏と話をあわせるために免許を取り、
運転の練習をする。
しかし、あまりの熱心さに男性の方がさめてしまい、
結局知識だけが残った。
彼女の恋愛パターンはいつもこんな感じなのだそうだ。
ご主人とはお見合いで結婚。
その頃には司法書士として仕事をしていた彼女は、
仕事の邪魔になる相手とは結婚したいと思わなかった。
その点、育ちのいい彼はおっとりしていて
彼女のやることにも鷹揚と相対してくれた。
そんな彼が猛反対したのは、
彼女が県議会議員に立候補しようとしたとき。
政治はきらいだ。そう言って折れようとはしなかった。
姫井氏はもともとゴミのリサイクル運動をされていたようだ。
県議会に提案してもまともに対応をしてくれない。
そのジレンマが、彼女を政治に向かわせる原因となった。
国会議員に打って出るときは、彼はもはや反対もしなかった。
どうせ落選するだろうとたかをくくっていた様子でもある。
不倫騒動が述べられる章には「運命」とタイトルがついていて
笑ってしまった。運命って。
相手の方は熱心に夢を追うタイプの方だったそうだ。
夢を追う男性に惹かれるのは、女性として当然ではないでしょうか、
と姫井氏は述べている。
ご家族の対応は、これまた皆さんお優しい。
子供たちは「2ちゃんねる、見たよ。」と笑い、
夫もマスコミにユーモアを交えてコメントを出すほどだ。
夫いわく、「彼女は一に仕事、二に仕事、三四がなくて五に仕事。
僕なんか百番目くらいですよ。」
仕事第一。浮気もしてしまった。
これが男性ならどうだったんだろう。
いや、たたかれはするだろうが、
ちょっとニュアンスが違う気がする。
でもなあ、男性だったら、愛だの恋だの、
変な言い訳はしないだろうな。
まして扉絵でドレスとかヨガのポーズとか、
妙なグラビアもどきの写真なんて絶対に載せないだろう。
字、大きめ、少なめ。立ち読みで十分。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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世間話、時事ネタ系
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ネットカフェ難民なる言葉を
最初に言い始めたのは日本テレビなのだそうだ。
その実態、問題点を描いた一冊。
ここまでひどいものだとは知らなかった。
若い人が夜遊びがすぎて寝る場所がなくて
ネットカフェを利用している。
その程度の認職しかなかったことを本当に、心から反省している。
最初に、ネットカフェに寝泊りしている人たちにインタビューし、
その生活と生い立ちを書いている。
IT企業に就職したものの、
手取りが15万程度で残業続き、休みなし。
思い切って転職したがうまくいかず、失業、
家を失った男性がいる。
最初はお金をためてアパートを借りるつもりだった。
しかし、洗濯にも、食事にもお金がかかるネットカフェ生活では
まとまったお金をためるのは難しい。
住所がないため日雇いの仕事しかなく、
安定していないのもネックになる。
「普通をキープするのは難しくない。
しかし、そこから一度落ちてしまうと
戻ることは無理なように思える。」
彼らは100円のお金を節約したために
体を壊してしまうような生活をしている。
そして、体を壊すと仕事に就けなくなってしまう。
彼らが貧困に陥る原因を、5つ、この本では述べている。
ゴジュウノハイジョと言っている。
・教育からの排除
貧困層に陥る人たちは総じて学歴が低い。
・公的援助からの排除
生活保護を受けられる立場にも関わらず、
公的機関はなかなかその認定をしない。
・企業福祉からの排除
日雇いで、必要なくなったらすぐに
クビになってしまうような仕事しかない。
・家庭からの排除
中には虐待を受けて家庭から逃げてきた人もいて、
家で生活をすることができない。
・自己からの排除
自己責任という言葉が声高に叫ばれる現代において、
貧困に陥ったのは自分の責任だという考え方をしている人が多い。
自己評価が低い。
また、彼らを食い物にする企業もたくさんある。
貧困ビジネスと著者は言っている。
手数料を37%もとる人材派遣会社。
仕事で使う備品も自己負担なので手取りは雀の涙ほどしか残らない。
家賃を滞納したら即日退去、
残った荷物は取り上げるという形式の賃貸物件もあるという。
なんなんだ、いったい。
まともに働く場所も、寝る場所もなく、
ひとつのお弁当を2回に分けて飢えをしのぐような貧困が、
いつの間に日本にこんなにはびこったんだ?
努力の欠如、自己責任。
こんな言葉で片付けてしまって、本当にいいんだろうか。
非常に読み応えがある。
どうせテレビ番組の適当なまとめ本だろうなんて思っていたのだが、
今まで読んだ格差関連の本の中で
一番重い内容だった。
現実なんだもん。評論じゃないんだもん。
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硬派!社会派系
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本屋さんでうろうろしているときに
思わず手にとってしまった一冊。漫画です。
一話完結なのでどの巻からでも読めそう。
「お探しの漫画、あります。」いうのが売りの金魚屋古書店。
漫画を専門に扱う古本屋だ。
最新刊の6巻で面白かったのは
「古本のお医者さん」と「本が好き」。
「古本のお医者さん」では、古本を修繕する男性が登場する。
日本で最も高い値がついている、
藤子不二雄の「最後の大戦」を手にした彼は、
病気の妻の医療費のためにある決心をする。
彼の葛藤と古本屋の友情を描いた話だが、
古本の修繕の技術など、読んでいて非常におもしろい。
「本が好き」は新刊書店に勤める女性の話。
金魚屋古書店の常連、キンコが
アルバイトすることになった新刊書店には
夏目さんという女性がいた。
仕事に厳しく、皆に煙たがられているが、
書店にかける情熱にはすばらしいものがある。
本屋に入って、なんとなくこの店は本が選びやすいと感じる
ことってないですか?
本屋さんにとって、本を並べることはその店の
「伝統芸」であるのだと夏目さんは言う。
お客さんが興味のある本はどんな本なのか、
何が売れているのか。
本を棚に並べていくことを「差し」と言うのだそうだが、
その差しには書店員の知識の蓄積が現れるのだ。
作家のサイン会が行われる日には、
その作家の関連の本を多く並べ、看板を統一し、
さりげなくイベントを盛り上げるための店内に作り上げる。
そうか、居心地のいい本屋さんというのは
こんな努力のおかげなんだな、と改めて感心させられる。
最後、彼女はその新刊書店を辞めてしまう。
新たに彼女が選んだ仕事場がまたいい。
本好きだったらぜひとも読んでいただきたい一編。
これを読んだら絶対に本屋さんに行きたくなってしまう。
他にも、古書店が地震に見舞われる話、
ボーイズラブ漫画が好きな女の子とホストの恋愛話。
どれも漫画が大好きな人たちが登場する心温まるお話になっている。
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アイ ラブ コミック♪
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2008年01月16日
家庭をテーマにした短編6編。
どの主人公にも共感できる部分があり、
おかしくなり、切なくなる。
・サニーデイ
中学生の子供二人を持つ主婦。
不用品のいすを売ったことから、
インターネットのオークションに熱中するようになる。
熱が高じて夫の大事なステレオを出品するのだが…。
・ここが青山
勤めていた会社が倒産した男性。
妻が働きに出ることになったので主夫業をこなすことになる。
周りの人はみな同情し、励ましてくれるが、
子供の弁当作りは意外に奥深い。
・うちにおいでよ
妻が別居するといって家を出てしまった。
一人残された夫は、レコードプレイヤーを買い、
押入れにしまっていたミステリー小説を取り出してご満悦。
同僚もうらやむ男の城が完成したが…。
・グレープフルーツモンスター
DM用の宛名入力の内職をする妻。
新しく営業担当になった男は、今風の礼儀知らずの若者。
次第に彼の訪問を心待ちにするようになった妻の夢に、
怪物が現れるようになる。
・夫とカーテン
夫がまた会社を辞めてきた。転職して一年目だというのに。
妻はイラストレーターとして働いている。
やきもきしながらも、自分のイラストが高く評価されて驚く。
考えてみると、
自分がイラストの仕事で新境地を切り拓いてきたのは、
夫が無謀とも思える事業を始めたときばかりである。
・妻と玄米御飯
これが一番好き。
名のある文学賞を受賞した小説家。家計が突然豊かになった。
妻は仕事をやめ、「ロハス」に凝り始める。
唐揚げやとんかつの並んでいた食卓には
玄米ご飯が乗るようになり、子供たちも不平たらたら。
ヨガ、流木を使ったへんな工芸。
そんなものを皮肉な目で見ていた夫は、
ある日ロハスを風刺する小説を書き上げる。
編集者からは傑作と絶賛され、
自身もいい出来だと思っているが、
身の回りの人をモデルにしたことがありありとわかる。
迷った末、小説家はその小説をボツにすることを決意する。
どれも後味よく、きれいにまとまっている。
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話題の小説系
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昨年のベストセラー、
「女性の品格」の著者が書いた「親の品格」。
最近、やたらと品格という言葉が流行しているような気がしますが、
それではいったい親の品格とはどのようなものでしょうか。
子育ての目標は、自立した人間にすること。そう著者は言う。
そのためにどうするか。
子供の機嫌とらない。
子供が我を通すために泣きわめいても、
親は毅然とした態度をとることが大切です。
親と子は対等ではない。
親は子供を導く存在だということを認識させ、
親はそのことに自信をもたなければなりません。
ただ、叱るときは、よくないことを叱るのであって、
子供が憎くて叱るのではないということをはっきりさせましょう。
挨拶などは子供はわからないこともあるので、
まず親がやってみせて、
十分納得させてあげるようにしたいもの。
叱るのはその後です。
子供は親のやることをよく見ている。
仕事のこと、食事のことを子供に話してあげましょう。
仕事のことを語るときは、どうしてその仕事をしているのか、
情熱をもって取り組んでいることを
ユーモアをもって話してあげたい。
「お金のため」「いやいやながら」などとぼやきながらではなく、
仕事を通じて社会とつながっているのだと、
職業に尊敬の念を持たせるような話し方をしたいものです。
子供が大きくなると、親の手を離れて自分だけの世界、
友達を持つようになります。
子供がよい人間と知り合えるか、
友達になれるかということは親が努力して
なんとかできるものではありません。
また、親が少し心配するような友達に、
子供はひかれることがしばしばあります。
親にできることは注意深く子供を見守ってあげること。
心配しているのだ、いつでも助けたいのだということを
繰り返し伝えてあげましょう。
それは子供が配偶者を選んだときも同じ。
自分の配偶者ではない、子供が選んだ人なのだ、と
温かく接してあげるのが親の役割です…。
子供が小さいうちから、成人したときまでの付き合い方が
書かれています。
著者自身も娘さんがいらっしゃるようです。
が、著者は仕事にかまけてあまり子育てには熱心ではなかった様子。
そのことに関する後悔の念もちらほらと伺うことができます。
そうなのだな。この人も理想を書いているのだな。
そう考えると気楽に読める。
理想。
難しいけど、実践できないこともたくさんあるけど、
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世間話、時事ネタ系
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新しい年を迎えるにあたって、
こちらの一冊をご紹介。
57の項目に分けて、世界のさまざまな問題を解説した本書。
世界でどんなことが起きているのか、
地図を見ながらダイジェストに把握できる。
温暖化、世界で展開するPKO、
アメリカ大統領選の行方、
南アフリカでのワールドカップの開催が危ぶまれていること、
泥沼化するイラク、
ヨーロッパ圏でのミサイル防衛網など、
世界にはまだまだ問題が山積していることがわかる。
中でも、大国ロシアの動向には注目の集まるところ。
温暖化の影響で北極海の氷が溶けている。
その海底を、ロシアは自国の大陸棚だと主張し
そこに眠る資源を手に入れようとする動きを見せている。
北方領土の問題でも、2006年には日本人の漁船員が
ロシアの銃撃により死亡するなど、穏便ならざる状況が続く。
領土といえば日本の南にも問題が持ち上がっている。
尖閣諸島という沖縄県の島を、
中国と台湾が自国の領土だと主張しているのだ。
その付近には、石油資源とガス田があることが
近年の調査で明らかになったからだ。
中国は来年オリンピックを開催するが、
その聖火コースで台湾を怒らせてしまった。
聖火リレーのコースを、台湾から香港、
マカオというコースに設定したのだが、
これでは台湾が中国の一部のように思われてしまう。
そんな中、国際経済では先進国に追いつく勢いで
急成長を遂げる国がたくさん出てきた。
ブラジル、ロシア、インド、中国のBricsは有名だが、
今後は、VISTA、ネクスト11という呼び方をされる国々に注目したい。
VISTAはベトナム、インドネシア、南アフリカ、
トルコ、アルゼンチン。
ネクスト11は韓国、メキシコ、トルコ、インドネシア、イラン、
パキスタン、ナイジェリア、フィリピン、エジプト、
バングラディシュ、ベトナム。
経済発展が特に注目されるのはドバイ。
外貨の直接投資を自由にする経済特区を設置し、
石油が枯渇したのちに備えようとしているのだそう。
中国国内でのチベット、ウイグル。トルコ国内でのクルド。
ベネスエラのチャベス大統領に代表される、
南米の反米気運。大国中心だった世界に、
小さな国や民族も存在感を示すようになってきた。
著者が注目しているのは、アフリカ、スーダンのダルフール地方で
「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれている
虐殺が行われていること。
ルワンダの虐殺は、映画になったり本になったりしていますが、
現在進行形のこんな事件があるなんて。
本屋さんで、章のタイトルだけでも
立ち読みされることをおすすめします。
(本屋さんごめんなさい。)
いろんな問題のある世界だけど、希望もある。
英国と長い間テロによる戦いを続けてきた北アイルランドでは、
自治政府が復活し、英国との和解が進んでいるそうだ。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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世間話、時事ネタ系
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昨年くらいからこういう本が流行していますね。
掃除をすることで運がよくなる、という考え方。
著者は風水を学んだ方。きれいな部屋に住む、
いらないものを捨てると幸運がくるという考え方は
風水の教えだそうです。
風水では、富は無限だと考えられる。
努力し、前向きな人の所にはどんどん富がやってくる。
反対にすぐにあきらめてしまう人は
貧しいままでおわってしまう。
それでは運気をあげるためにどうすればいいか。
まず、部屋のガラクタを捨て、
部屋のデトックス(解毒)をしよう。
いらないものを捨てることで
・頭の中がクリアになり、アイディアが浮かんでくる。
・迷っていることにスッパリ決断ができる。
・慢性的な疲労、だるさがとれる。
などの効果があるそうです。
以前に読んだ「脳が冴える15の習慣」でも
整理整頓は脳の活性化によいと書いていました。
風水で特にきれいにしておきたいといわれる場所は、
玄関とトイレ、水まわり。
玄関はすべての気の入り口です。
靴を脱ぎ散らしている方は要注意。
トイレは金運に、水まわりは人間関係に関連するらしいので、
悩み事のある方はとりあえず掃除をしてみてはいかがでしょう?
そういわれてもねえ、なかなか整理整頓なんてできないのよ、
とおっしゃる方。
収納を見直してみましょう。
服が散らかっている、靴が出しっぱなしの原因は、
本来の収納場所に
ものがぎっしりつまっているせいではないでしょうか?
いらないものを捨て、余裕のある空間があると
自然にものを整理しやすくなります。
やっぱりいらないものは捨てるべきなんだな。
ものだけではなく、仕事、人間関係にも言及しています。
私が一番反省したのは、
「気の重いことから片付ける」ということ。
通販で買った商品の銀行振り込み、
気の乗らない誘いへの断りの返事、
頂き物のお礼やお返しなど。
こういった雑用をひとまとめに管理できる箱などを作り、
曜日を決めて処理する。
それだけで気分もずいぶんすっきりするはず。
新年をすがすがしく迎えるためにも、
大掃除、ちょっとばかりはりきってみましょうか。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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生活、ほっこり系
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2008年01月13日
リンカーン大統領の暗殺犯に主眼を置いて、
暗殺してからつかまるまでの12日間を克明に描いている。
文章が淡々としているので最初は読むのがつらいが、
読み進めるうちにどんどん引き込まれてしまう。
リンカーン大統領を暗殺したのは、
ジョン・ウィルクス・ブースという男。
容姿端麗で、高名な俳優だった男だ。
彼はマスコミにこんな手紙を送っている。
「多くの人々は、
わたしがこれからやろうとすることを非難するだろう。
しかし後世の人々はきっと正当に評価してくれる。
金貨よりも命よりもこの国を愛する。」
時は南北戦争が南部の敗北で集結した時代。
ブースは「白人のために作られたアメリカで、
黒人を解放しようとする」リンカーンを除くことこそが
正義だと感じていた。
綿密に暗殺の計画をたて、彼は劇場でリンカーンを襲撃する。
襲撃者に気づかないまま、リンカーンは頭部に銃弾を受けた。
リンカーンは即死ではなかった。だが、助かる見込みはない。
劇場の床で死なせるわけにはいかないと、
医師は必死でベッドを貸してくれる家を探す。
この間、大統領の頭をひざに抱え有名になった女優、
リンカーンに死の床を提供し、後に博物館になった下宿屋など、
おもしろいエピソードも多い。
襲撃の描写も非常に臨場感があり、
このあたりだけでも読む価値は十二分にある。
さて、ブースは大統領を襲撃し、
劇場から逃げ出すことには成功するが、
逃亡に関しては大雑把な計画しか立てていなかった。
おまけに、彼は片足を骨折するという災難に見舞われる。
知人の医師のところで手当てを受け、
メキシコに向かって南下していくブース。
ヘラルドというお調子者の若者が同行者だ。
メリーランド州で、ジョーンズという男の保護を受け、
マツ林に潜む二人。
俳優で都会の暮らしの長いブースにはつらい潜伏だった。
ようやくポトマック川を渡る手配をジョーンズがしてくれるが、
ボートは間違った岸に着く。
そんなことで時間をロスし、やっと到着したヴァージニア州で
南部軍兵士の若者に出会い、
ギャレット氏の農場で保護を受けるが…。
ネットも、もちろん電話もない時期なので、
情報の伝達と二人の逃亡のスピードの差がおもしろい。
最初に診察した医師は、リンカーンが暗殺されたことを知り、
二人を裏切ろうとする。
ジョーンズは知っていたものの、
南部人としての誇りを持って彼らのことは
老齢になるまで口にしなかった。
兵士の若者は騎兵隊に恐れをなして彼らの居場所を教え、
ギャレット家の息子たちは二人を納屋に閉じ込め、
火をかける手助けをする。
資料を丁寧に調べ、組み立てた
ミステリー仕立てのドキュメンタリー。
お時間のあるときにいかがでしょうか?
ハリソン・フォード主演で映画化も決定しているようです。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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話題の小説系
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手帳くらいのサイズの小さな絵本。
子供さんへはもちろん、大人へのプレゼントにしても素敵です。
今から100年前、ニューヨークに住む少女、バージニアが
ニューヨーク・サンという新聞に一通の手紙を送った。
この手紙に対して、記者は返答を書く。掲載されたのは社説欄だ。
友達に「サンタクロースなんていない」と言われたバージニア。
父親に聞いたら、
「新聞にサンタクロースは本当にいると書いてあれば、
そのとおりだと思うよ。」と父は答える。
バージニアは記者に問う。
どうか本当のことを教えてください。
サンタクロースは、本当にいるんですか?
以下、返答の社説を抜粋してみます。
君の友達は、まちがっていますよ。
その子たちはきっと、何でもうたがう、
うたがい病にかかっているんだと思います。
自分に見えるものだけしか信じない、
自分に分からないことは、何でもうそだと思うんです。
この世に満ち溢れる愛や優しさや、信じる心があるように、
毎日を美しく、楽しくしてくれるように、
サンタは本当にいるのです。
もし、サンタクロースがいなかったら、この世はなんてさびしく、
つまらないでしょう。
もしあなたのような子どもがいなかったら、
さびしくてしょうがないくらいさびしいでしょうね。
もしサンタクロースがいなかったら、
がんばる力をつくってくれる、子どもらしい信じる心や、
詩もロマンスもなくなってしまいます。
ただ目で見たり、手でさわって感じたりするだけで、
よろこびがなくなってしまいます。
子供時代に、きらきら光るひかりが消えて、
まっくらになってしまいます。
信じる心や、詩、愛、そして、ロマンスだけが、
カーテンを開き、その向こうにあるたとえようもなく美しいものや、
よろこびを見せてくれるのです。
その美しいものやよろこびは、全部本当のものでしょうか?
バージニア、これほど確かな、これほどわからないものは、
この世の中には他にないのです。
サンタクロースがいないですって!
とんでもない。ありがたいことに、サンタクロースは、
ちゃんといるんです。
千年たっても、百万年たっても、
子供たちの心をよろこばせつづけてくれるんです。
いいなあ、こういう文章が書ける大人って。
大好きなあの人へ、贈ってみませんか。この本。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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生活、ほっこり系
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子育て中のお母さんたちに大人気の、
「子育てハッピーアドバイ
ス」シリーズ。
今度はパパ編です。
漫画、イラストがたくさんあるのでとてもわかりやすい。
気負って読む必要がないのも人気の秘密だと思われます。
育児というと、どうしてもお母さんの負担が
大きくなりがちですが、ぜひお父さんの参加もお願いしたいところ。
お父さんが子育てに参加しているおうちの子供さんは、
自己評価が高くなりがちだといいます。
父親が不在で母親が一人で苦労していると、
自分がいないほうがいい、と子供は考えるものだそうです。
父とも触れあうことで、毎日が楽しく、
生まれてきたのはよかったことだと子供は感じることができる。
母親の寂しさを子供がうめることになると、
母子の結びつきが強くなりすぎ、
結果的に子供の自立を妨げることにもつながる。
といって、お父さんだって仕事は大変。このご時勢、
残業を断るなんてことはできそうもない。
そんなときは感情的にならず、
きちんと状況を説明してみましょう。
休日、息抜きにお母さんを誘ってあげる。
やさしいお父さんならそんなことも提案されることと思います。
でも、ベビーシッターや親に預けるよりも、
片方が子供の面倒を見て、片方が息抜きをしたほうがいい。
子供と触れ合うことができるし、
子育ての苦労もわかってあげられる。
また、お母さんの本音としては、
出かけるよりも家事を手伝ってくれるほうがありがたい、
というのがある。
お出かけして楽しんできても、
家事が残っている家に帰ってくるのは気が重いものです。
また、愚痴を言い始めたお母さんに、理屈で反論してはいけない。
男と女はしゃべることの目的が違う。
ただ吐き出したいだけの場合も多いので、
とにかく受け止めてあげよう。
子供から逃げない。非行に走る子供が、
「父親に叱ってほしかった。」という例は多い。
母親に叱る役割を押し付けて、「お母さんは怖いな〜」と
一緒になって言ったりしてはだめ。
最後に、子供が父に望むこと。父として、
子供に絶対にしてはいけないことというのが書かれている。
それは、死ぬこと。
仕事の失敗で自殺するお父さんのお話が出てきますが、
失敗してもいい、生きていてほしかったという
子供の言葉は非常に重い。
子育て中の「お母さん」におすすめする本。
一冊手に入れたら、お父さんの目に付くところに
置いてみてください。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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生活、ほっこり系
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問題を解決する力があれば、
自主的に考え、決断し、行動することができる。
これは才能の問題ではなく、考え方の癖である。
バンドを結成したキノコちゃんと、
パソコンを買いたいタローくんという二人の子供を例にして、
問題を解決していく方法をわかりやすく解説している。
中学生バンド、キノコloversを結成したキノコちゃん。
コンサートを開きますが、客の入りはいまいち。
失望するキノコちゃんを助けようと、
バンドメンバーのナスビくんとハンペンくんは、
原因を分析してみることにしました。
そもそも、コンサートが開かれていることを知っているかどうか。
知らない人、知っている人、とまず二つの層がいることがわかる。
知っているのに来ない人、継続的に来る人、と、
どんどん客を分析していきます。
そしてそれを、フローチャートで図にする。
問題を分解し、
「分解の木」と著者が名づけている図ができあがると、
それに対する手段を検討することができます。
彼らの場合、知らない人が大半であったので、口コミや新聞、
掲示板などの方法でコンサートの存在を
PRする方法を思いつきます。
パソコンを買いたいタローくんの場合は、
目標を設定することから始まります。
目標は、6万円の中古パソコンを手に入れること。
月のお小遣いは3千円。これだと到底無理、と
あきらめてはいけない。
6万円までにいくら足りないか、
お小遣いでどうしても買わなけばいけないものを分析する。
それでも、節約だけでは追いつかない。
稼ぐためにはどうすればいいか
家にある自分の古本を売る、お小遣いのもらえるお手伝いを
増やすなど、
・明確にいくら足りないか
・補足するためにはどうすればいいか
という課題をクリアしていくための方法が
考えられることがわかります。
図が多い。
問題があれば、フローチャートの図で分解し、
それぞれに打ち手を考えるという方法。
わかりやすいので、中学生、高校生のお子さんがいらっしゃる方は
ご一緒に読まれてみてはいかがでしょうか。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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ビジネス、営業系
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もういやなんだよ、ああいう映画。
涙もろく、さらに犬好きの私は
CMを見ているだけで涙腺がゆるんでしまう。
というわけで、本日は映画、マリと子犬の物語の原作、
山古志村のマリと三匹の子犬をご紹介。
こちらは映画とは少し内容が違います。
市役所にお勤めの豊さんの家には、マリという犬がいます。
マリはある日、かわいい三匹の子犬を産みました。
その日の夕方、大きな地震がマリの住む山古志村を襲います。
そう、マリが子供を産んだ日は新潟中越地震の日だったのです。
鎖につながれていたマリ。子供たちを守るために、
必死になって鎖を引きちぎります。
子供たちの安全を確かめたマリは、全壊した家の中へ。
中にはまだおじいさんが残っているのです。
おじいさんはたんすの下敷きになって、
自力で逃げ出すことはできませんでした。
もう死ぬのだろうか。
そう考えたときに、体中に怪我をしたマリが
おじいさんのそばにやってきました。
ガラスで傷を負いながらも、子供とおじいさんのところを
何度も往復するマリ。
あきらめちゃいけない。
マリを見ておじいさんは、
気力をふりしぼってたんすの下からはいだすことができました。
朝が来て、自衛隊の人たちが救助にやってきましたが、
ヘリコプターに犬を乗せることはできません。
おじいさんはあるだけのえさを出して、
マリを置いていかざるを得ませんでした。
残されたマリと子犬。
えさは他のペットに奪われ、狩りにでかけた池は
地震で干上がっている。
少しの食料を見つけては地面に埋めて隠すマリ。
16日後、おじいさんが村に戻ったとき、
マリはすっかりやせ細り、鼻の周りは土で汚れていたそうです。
子犬たちは三匹とも元気。
マリは立派に子供たちを守りぬいたのです。
大きな文字で、シンプルなお話である。
映画と違って人間の子供たちのエピソードはない。
もちろん映画は観ている人が楽しめるように
脚色をしている部分もあって、それが悪いとは決して思わない。
だが、こんなシンプルなストーリーでも十分に感動できる。
この本の売上は、中越地震の復興に使われるそうです。
映画館に行く前にぜひ。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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生活、ほっこり系
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新卒で新聞社に入社、
その後外資系コンサルタント会社に転職。
現在はニュースサイトの編集長をされている著者。
彼が新聞社を辞めたのは、
新聞社の企業文化についていけなかったからだそうです。
その企業文化について、大手ばかりではありますが、
実名をあげて詳しく分析、レポートしている本書。
年明けから就職活動を本格的にされる学生さん、
またそのご両親には一読を強くお勧めしたい。
同じ業種、仕事でも企業によって考え方は全く違う。
仕事内容だけでなく、こういう視点があることを、
会社選びの際の参考にしていただければと思うのだ。
会社を選ぶ際のポイント、その1。やりたい仕事ができるか。
やりたい仕事をやりやすい会社というのは、
社内公募制度やFA制度が整っていて、
なおかつ運用されているかというのでわかる。
社内公募制度を利用して、やりたいことを述べても、
「他の部署に行くことは裏切りだ」と
出世の道を絶たれる富士通のような会社もある。
制度だけがあっても、企業文化にマッチしていなければ
かえって弊害になるだけだ。
逆に、「やってみなはれ」の言葉に代表される社風の
サントリーは社員の提案にも好意的に対応してくれる。
その2。働く時間に納得できるか。
サービス残業。おかしな言葉だけれど、
実際にあるのだから仕方がない。
定時って何、仕事時間は無限、という考え方の企業は
主にマスコミ。休日も少ない。
外資系は時間よりも成果を問われるので、
結果的に長時間労働になりがち。
ベネッセ、JTBなどは「残業はもはや文化。」
SE職なども時間外労働は長く、
持ち帰りが当然という考えで仕事をされている様子。
他にも、女性の活用はどうか、福利厚生はどうか、
報酬は高いか、離職率は、など。
図で説明されておりわかりやすい。
実際に働く人の声も聞かれるので真実味が増す。
現在お仕事をされている方も、
気になる業界の本音の姿を知ることができる興味深い一冊。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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世間話、時事ネタ系
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なんだかなあ、
この人もこういうのが好きだなあ。
三浦展。下流社会、難民世代、富裕層の財布など、
社会の経済的な格差についての著作が多い。
今回の本は文芸春秋と共同で、
男女2000人にアンケート調査を行ない、
団塊の世代と呼ばれる人たちが
どのような生活をしているかをまとめたもの。
データが多い。というより、
基本的に得られたデータを分析しているだけという本。
シンプルな構成なので、
団塊の世代にはどういう人たちがいるのかを
知りたい方には役に立つと思う。
団塊の世代と一言で言っても、
そこに属する人たちはさまざまである。
マスコミや広告会社が言うほど、均一というわけではない。
まず、所得における格差。
60歳になって、所得が150万円未満の人が10%いる。
一方で1000万円以上の人が13%。
一番多い層は所得が700万円から1000万円という人たちだ。
また、退職金のなかった人たちが35%おり、
年金が不安という人も多い。
所得の格差を生み出すのは、ついた仕事によるものだが、
団塊の世代の男性の過半数は、
仕事人生に満足だったと答えている。
学歴に関係なく出世ができた世代であるそうだ。
今、若者の離職が問題視されているが、
実は団塊の世代の若い頃の離職率も
今とそう変わらないそうだ。
だが、彼らは働かなければ生きていけなかったし、
就職口はそれなりにあった。
働かなければ生きていけない。
そういう時代をすごした彼らは、
子供たちは好きなことをすればいいと考えている人が多い。
こういう考えが、ニートやフリーターを生み出す土壌に
つながっている。
彼らの子供たちのおおよそ3割が非正規雇用者である。
そのため、団塊の世代の8割は60歳以降も働く人が多い。
民間企業の営業職、事務職(管理職ではない)の人たちの中には
退職金が500万円未満という人たちがいる。
年金も不安だし、今後も働き続けなければいけないが、
社会に対する反発心はない。
仕事への満足度は、半数以上の人が
「満足」「やや満足」と答えている。
私が一番面白いと思ったのは、
団塊の世代の人たちが買う洋服のこと。
収入や資産の多い、少ないは関係なく、
彼らが一番服を買う店はユニクロなのだそうだ。
そう考えると、高級志向というよりはのんびり、
リラックスというのが彼らが求めていることだという
本書の分析にも納得できる。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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世間話、時事ネタ系
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2008年01月11日
ブログをまとめた本。
とにかく写真がすごい。
ギャク弁とは、虐待弁当のこと。
え、虐待?朝から穏便ならざる言葉で
びっくりされましたでしょうか?
著者は4人の子供を持つ主婦。
毎日弁当を作って持たせるが、
子供たちからは感謝の言葉どころか、
感想のひとつももらえない。
それならとばかりに始めたのがこの「虐待」弁当。
キャラ弁とも言われますが、いろいろなキャラクターを
食品で描いた弁当です。
かわいいんだけど、確かに高校生の男の子にとっては
これを友達の前で食べるのはツライだろうなあ。
その恥ずかしさを知りつつ、いや、知っているからこそ
どんどん過剰になっていく。
まさに愛情たっぷりの虐待。
大学生の息子さんにも持たせているそうだから、
お母様の根性もたいしたものだ。
弁当箱を開けると、ごはんをぐるっと海苔で囲んであって、
真ん中に顔がある。黒い目、黒い口。
千と千尋の神隠しのカオナシの不気味な顔…。
まわりにから揚げや卵焼きがあって、
入っているものは普通の弁当っぽんだけど、これは強烈。
ごまを混ぜたごはんで肌色を作り、
海苔で髪の毛と目、口、ヒゲを描く。
白のかまぼこでハチマキをのせて、
バカボンのパパのできあがり。
お母様、微妙に年齢がわかるキャラクターを
選んでいるのがまた笑える。
次男坊はバカボンのパパを知らないかも、とのコメントつき。
黄色い卵焼きの帽子がかわいいリボンの騎士弁当、
カニかまぼこの赤で大きく開けた口を、
ブルーハワイで浅漬けした(よくやるよ)かまぼこで
鼻水を表現したまことちゃん弁当。
これだけ毎日作ろうと思ったら、
どれくらい時間がかかるんだろう。
ご家族にも不評だったようですが、
私も気持ち悪いと思ったのがハリネズミ弁当。
カマンベールチーズにさきいかを突き刺して
ハリネズミにしているんだけど、非常に不気味だ。
ごはんは珍しく脇役で、海苔巻きになっていて
おいしそうではあるんだけど、ハリネズミがどうもねえ。
最後に、虐待されている
当の息子さんのインタビューが載っている。
どういう手順で食べているの、と聞かれて、
「まず、なんだかわからなくなるように、
特徴のあるところから食べるか、形を崩しますね。」
うーん。これはまた、いじめ甲斐のない…。
写真が豊富。
書店などで見かけたら、ぜひお手にとって
ぱらぱらめくっていただきたい。絶対笑える。感動します。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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