陸上の為末選手、野球の桑田選手なども、
この古武術の動きをトレーニングに取り入れているそうです。
小さい力で大きな力に勝つ。力まない、身体に負担をかけない。
そんな体の使い方が、日本には古来から伝わっていたとか。
こちらの本では、ご家庭でお子さんと遊びながら
その技を学ぶことができます。
難しい本ではありません。かわいらしいイラストで、
わかりやすく解説してくれているので安心です。
まず、小さな力で大きな相手を動かす方法。
大人が床に寝て、子供がそれを起こしてみます。
普通に考えると大変なことですよね。
コツは、首の下に入れる手を、手の平からではなく、
手の甲から入れるようにすること。
そして大人の肩を包み込むようにして手を上げると、
上体をすっと持ちあげることができる。
手の甲を下にすることで、腕の力だけではなく、
体全体の力を使うことができる。
これは介護などにも応用できそうです。
古武術では、怪我をしない体の裁き方を学ぶこともできます。
やることは、転がってみること。床に寝転んでごろごろ。
四つんばいでうずくまった状態から横にごろりと。
おへそを見ながら、体の内側に転がっていく動きができれば、
いざ転んだときにも頭を打たずにすみます。
一本歯の下駄で遊んでみたり、
バスケットボールなどの上に座ってみるのも、
体のバランスを作るのに効果的。
スポーツというと、辛い思いをしてがんばって、
いっぱい筋トレして、というイメージがありますが、
古武術はさにあらず。
こういうの、忘れてしまうのってもったいないなあ。
体をねじらず、前かがみになって、
体が倒れる力を利用して走るナンバ走り。
侍がお殿様にお目見えするときにしていた、
膝で歩く膝行という歩き方。
これらは筋力をあまり使わず、
疲れない走り方、歩き方になっているそう。
あそびの中で学ぶことができる、楽な体の使い方。
触れ合うことでコミュニケーションもはかれるはず。
ぜひ、ご家族で試してみてくださいな。
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