2008年10月10日

経済は感情で動く






書いてあることは興味深いんだけど、
どうにも内容が頭にすっと入ってこない。

私が経済オンチだからかと思って読んでたけど、
これ、訳があんまり上手じゃないせいだな。

「あなたがとりわけ控え目な人で、
あり金すべてを国の債券に変え、しかも長期運用を考えているなら、
別にリスクの高い証券を10パーセント加えておくほうがいいわけだ」

原文がそのまま想像できそうな日本語じゃん。
これはだめでしょ。

そんなわけで、つっかえつっかえ読んだけれど、
内容はそれなりに面白いものだった。

人間の経済活動は、感情的な理由によって行われることがある。

例えば、日常生活でこんな判断をしてしまうことはないだろうか?

デジタルカメラを買おうとしている。
一つは3万8千円、もう一つは7万6千円。

これをあるグループに提示すると、二つが選ばれた割合は半々。

だが、これに2万8千円のものを加えると、
とたんに3万8千円のものを選ぶ人が増える。

選択肢が増えると自然に真ん中をとりたくなるのだ。
店側はこれを逆手にとって、
売りたい商品を真ん中の価格帯にすることがある。

また、目先の数字に流されることも多い。

赤い玉が出れば当たりというくじ引きがあるとする。
Aの箱には10個の玉があり、そのうち赤い玉は1個。
Bの玉には100個の玉があり、そのうち赤い玉は8個。

確率的に言えば、10分の1で当たりがでるAの箱のほうがよい。
しかし、実験によると多くの人がBの箱を選んだ。
8個入っているほうが、当たりやすいと考えたのだ。

仕事で給料をもらうときもそうだ。
A社では、新卒皆の給与が500万円。
B社では、新卒の一部の人の給与が650万円、他は600万円。

この場合、B社の方が100万円多くもらえるのに、
ほとんどの人がA社を選ぶ。
給与の満足度合いは、他人との比較によることが多い。

しかし、感情で経済を判断することは悪いことではないのだ。

私たちの脳にはミラー・ニューロンという物質があり、
その働きで他人の感情や動きに共感を持つことができる。

そのことで、危険を
回避したり、協力関係を結ぶことができる。

脳の動きを知り、感情と理性をうまくかみ合わせることが大切だ。

投資をしている人などには面白いかも。

値下がりしている株を売れないのは、
自分の手元に保有しているものには思い入れができるという、
人間としてはごく普通の感情行動なのだそうだ。

一見非合理的な行動でも、
実は脳にとっては自然な動きであったりする。

このことを知っておくことで、
脳(感情)との上手な付き合い方ができるんじゃないかな、と思う。









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posted by momo at 07:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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