2011年01月17日

禅的シンプル仕事術







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禅的シンプル仕事術  枡野 俊明
¥ 1,260  実業之日本社 (2010/5/8)

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昨年読んだビジネス書で、「減らす技術」というのがとてもよ
かったので、類似の本かと思って読んでみた。

ところがちょっと違っていて、どちらかというと、小池龍之介さ
んの著作に似ていると思った。小池さんも、この本の著者もお坊
さんである。

キーワード一つに対して解説あり。とても読みやすい。煮詰まっ
ているときにふっと開いて、気分転換ができそうな本だった。

・ていねいに呼吸する。

禅において呼吸は、最も大切な修行のうちのひとつである。丹田
(おへその下の辺り)に意識を集中させて、ゆっくり、長く細く
息を吐く。

吐ききったら自然に吸いたくなる。呼吸という言葉は、吸うより
も吐(呼)くという字が先に来ている。どっしりとした呼吸をく
り返していると、気持ちが落ち着いてくる。

・ためない

「一日なさざれば、一日食らわず」という言葉がある。働かざる
者食うべからず、という意味ではない。

一日を一生懸命働いて、その日の分の食事をする。二日分働くこ
とはせず、二日分食うこともしない。それが人間にとって、一番
健康なことだ。

・一日10分、ぼーっとする。

一度やってみてほしい。案外難しいことに気づくだろう。

何も考えない状態。禅では「無の境地」といい、この状態を得る
ために、僧侶は厳しい修行に取り組む。

私たちにその必要はないかもしれないが、頭を休めることは大切
なこと。座禅を組むのもいい。

・ことなる意見に耳を傾ける。

境内に僧侶が二人。幡(吹流し)を見ながら言い争っていた。

「幡が動いているのではない。風が動いている」
「いや、幡そのものが動いており、風は動いていない」

そこに現れた師が言った。「動いているのは風でも幡でもない。
お前たちの心だ」

世の中にはこれが正しいと、言い切れることはない。物の見方は
さまざま。すべてを一度受け入れ、自らの心に問い直してみよう。


レオ・バボータさんの「減らす技術」は、仕事をいかにシンプル
にするかという、ビジネス書寄りの本だった。その意味で「禅」
が本当に理解されているのか、疑問だったのは確か。

とにかくその作業に集中すること。無駄なものを削ること。

このことを荒削りに「ゼンっつったらゼンなんだからね!」と、
言い切ってしまっていたかもしれない、と今になってはわずかに
思う。

それに比べて今度は本当に「禅」だった。心構えを書いたもの。

字、大きめ、レイアウトがきれい。読みやすい。カバーデザイン
もシンプルで、ちょっと固めの手触りもよろしい。(本屋さんで
見つけたら、ぜひなでなでしてやってね)

忙しい毎日を送っている方に。










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posted by momo at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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