2011年05月17日

「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言







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「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言 川口淳一郎
¥ 1,365  飛鳥新社 (2011/2/4)

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著者の川口さんは、JAXA教授で「はやぶさ」プロジェクトのマ
ネージャーを勤められた方。

その方が書いた、まあ、これはビジネス書の類に入るのだろうな。
仕事や人生に対して、どのような態度で挑むべきか、書いた提案
書ということになる。

既存のものとちょっと違って、新鮮な考えが多くあったのでここ
でご紹介してみようと思う。

私がこのたび、一番感銘を受けたのはこの提案。

・「早くよいニュースを聞きたい」と思うな

はやぶさは、惑星イトカワに到着して、その地表のサンプルを採
取せねばならなかった。そのため開発段階で、サンプル採取がで
きたかどうか、確認する装置をつける議論があった。

川口さんはこれを却下した。なぜならそれは「サンプルが取れな
かった」ことがわかってしまう装置だったからである。成功の可
能性もある。だが失敗する場合だってある。

その場合、悪いことを先に知ってしまうのはどうか。

人は誰も、早くよいニュースを知りたいと思う。リスクを避ける
ためには必要な場合もある。

川口さんは「急いてはことを仕損じる」という言葉を胸に、この
プロジェクトに挑まれたのだそうだ。

リスクがあることはもちろん忘れてはならない。だが何かをやり
遂げようとするときには、物事の明るい局面だけを見据えて進む
ことも大切なように感じた。

・減点をやめて、加点法にしよう

宇宙開発には莫大な資金がかかる。そのため、事業はローリスク
ハイリターンであることが求められがちだ。

だが川口さんは、このはやぶさプロジェクトに関しては、加点法
で判断してもらうよう、周りの人たちに頼んだ。

つまり、成功を100点満点にして、そこから失敗点を引いていく
減点法はやめてくれと言った。もとより先例のないプロジェクト
である。

条件がクリアできれば加点、一つ成功があれば加点。

減点法だけでなく、ときにはこのようなやり方をしなければ、新
しいことは何一つできなくなってしまう。先例に倣うことばかり
になってしまう。だが例あるものはもはや過去だ。

はやぶさプロジェクトでは、一つ段階が進むと、一つ問題が明ら
かになることも珍しくはなかったのだそうだ。計画は思い通りに
は進まない。焦ってはいけない。

正々堂々と、隠さず仕事をしていたら、理解者は必ず現れる。失
敗を隠すな。恐れるな。


「日本を復活させる提言」とあるけど、ほんとその通りだなあと
思った。

一度失った日常を、取り戻すことがいかに困難であるか、この年
になってみるとそれが痛いほどわかり、わかったつもりで、ひど
く胸が苦しくなる。

その途上にあって「よいニュースを早く知りたがらない」という
のは実は、すごく大事なことなんじゃないかと考えた。

結果にとらわれず、日々できることを精一杯やる。結局そのくら
いのことしか、できないんだと悟りながら。でも精一杯。

ほんま、自分の日常でも、思うとおりにならんなあと嘆くことが
めちゃいっぱいあるで。でもそれでも、とりあえず型でやってみ
るしかないもんなあ。

はやぶさは、四基のエンジンのうち、一機が不調で一機が故障、
それでもイトカワの地に降りたんだそうだ。僥倖は必ずある。











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posted by momo at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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