タイトルを読んだだけで、軽く落ち込んでしまったのは私だけでしょうか。
見た目が9割なんて・・・。
もう終わってる・・・。
いかにも「美人じゃないと世の中キビシイ」みたいなタイトルで、
まさにそのインパクトを狙った本でしょうが、
内容はちょっと違っていました。
著者は漫画家で、舞台の演出などをされている方です。
たとえば、舞台で、「悲しい女」を演出するとき。
女優さんが、
「悲しいです!!」というせりふを笑顔で言っては伝わらない。
だから、「悲しさ」を演出するために涙を流したり、
眉をしかめたりして感情を演出する。
そういう経験を生かして、
人間関係を作る
言葉によらないコミュニケーションについて書いています。
確かにそうですよね。
立派なことを言っていても、なんだか胡散臭いと感じることは多い。
実際に心理学でも、情報が伝達されるのは、
言葉によるのが7割、言葉以外の、
たとえば口ぶり、表情、声のトーンなどによるものが
9割以上なんだそう。
他にも、女性は嘘をつくときにじっと目を見る。
だから、嘘を見破りにくい、だとか、
選挙演説は、まばたきを多くしたほうが有利だとか、
雑学がたくさん。
あと、漫画家さんなので、コマ割の仕方とか、
目の位置でキャラクターが決まる、みたいなことも。
なんだか、たいして集中せずに読めて、
今ひとつ印象の薄い本でした。
アマゾンのレビューでも皆さん書いていますが、
まさに「タイトルが9割」の本でした。

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