2006年11月20日

起業バカ 2 やってみたら地獄だった!




会社はあてにならない。
個人の人生なんか、考えちゃくれない。
じゃあ、起業でもしてみようか。

そんな軽い気持ちに冷や水を浴びせてくれるこの一冊。

社長さんって、なんだか優雅な職業みたいだけど、
すごく大変なんだなあって改めて思います。

ペーパーバックで、書いてある内容は明るくはない。
どぎついワイドショーみたいなので、
電車の中なんかでざっと読むには面白いかも。

こちらの本には、起業したものの、なかなかうまくいかず、
人生を破綻させてしまった(させそうになった)人たちの事例が
たくさん書かれています。

起業というと、まず手軽なのがフランチャイズ方式。
本部があって、事業が明確。
設備もある程度用意してくれる場合が多いです。

その中で、ラゴラという薬局のフランチャイズがあるそうです。

でも、市場調査がいい加減、設備は割高のものを強制的に買わさ
れるなどで、失敗する人が多いんだそう。

というより、起業しようという人からお金だけまきあげて、
まともな商売をしていないみたいです。

そこに退職金と貯金を合わせた4500万円もの大金を
取られてしまった人が登場します。

会社員時代には、それなりの実績を上げていた。
高いサラリーをもらっていた。

著者は、こういう人が、
いんちきのフランチャイズに
ひっかかってしまう例が多いといっています。

会社員というのは、なんだかんだ言っても、
会社の看板で商売をしているようなもの。

そこで自分の実力を過信しないように。
いくつもの例を挙げながら語られます。

月末には銀行に入ってきた給料。
でも、社長になるとお金は支払うことばかり。

会社には、出社すると女子社員がお茶を入れてくれたけど、
社長になったら自分でトイレ掃除もしないといけない。

起業に対する甘い夢をとことん打ち砕いてくれます。

でも、結局のところ、
この著者は起業家を応援してるんだと思います。

どんなにつらいことがあっても、最終的には執念、
絶対成功するという執念がものを言う。
最後の章ではこのように言っていますから。

ただ、凡人にはその執念を持つことがかなり苦しいというのも確か。

英語の単語がいたるところに挿入され、読みづらさもある。
でも、日々の平穏な生活に感謝する気持ちが生まれる一冊。

お手すきの折にいかがでしょうか。




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posted by momo at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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