2006年11月24日

そうだったのか!アメリカ  




前書きの一文に、
日本人のアメリカ感が集約されているように思います。

「私はアメリカが好きです。」「私はアメリカが嫌いです。」
そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。
そんなことを考えながら、書いた本です。

そうなんだよなあ。
日本人はアメリカが嫌いじゃない。

コカコーラを飲み、ハンバーガーを食べ、ギャップの服を着て
野球を見る、ハリウッド製の映画を観る。

一方で、イラクへの出兵や沖縄の基地、
アメリカの軍事政策に振り回されている。
牛肉の輸入にも、いまだ懐疑的な目を向けている。
アメリカの言いなりになる日本政府には、
弱腰外交の批判があがる。

いったいアメリカって、本当はどんな国なの?
いくつかの項目から、アメリカを分析してみた一冊。

・アメリカは宗教国家だ確かにそうなんですよね。
法律的には政教分離を説いているものの、
大統領の演説にも神という言葉は頻繁に出てくる。
「ゴッド ブレス アメリカ」ってな言葉もよくききますよね。

もともと、ヨーロッパで迫害された
プロテスタントが新天地に渡ってきたのがアメリカ建国のゆえん。

キリスト教とアメリカは切っても切り離せない。
これを忘れてはいけない。

・アメリカは帝国主義国家だ。
もともと、先住民を駆逐し
(これに対してはものすごい憤りを感じる)成り立った国家。

メキシコからテキサスを、カリフォルニアを奪い、
フィリピンとハワイを植民地にしたアメリカ。

アメリカだけが正義を持つという、なんだかわからない思想で
全世界に軍隊を展開している事情がくわしく書かれています。

・アメリカは移民の国だ。
オーストリアで生まれた人間が、州知事になってしまうアメリカ。
アメリカには世界からたくさんの人が集まります。

アイルランド、ユダヤ、イタリア、アフリカ、中国、日本、
そしてラテンアメリカ。

移民の歴史は、先にやってきた移民が、
後からやってくる移民を差別してきた歴史。

・アメリカはメディアの大国だ
ニクソン大統領が、民主党に盗聴器をしかけたという
ウォーターゲート事件。

この有名な事件の詳細をもとに、
アメリカのメディアの歴史を語ります。

中学校、高校で世界史を履修した方(なんか微妙な話題ですが)
なら、非常にすんなりと読めるはず。

アメリカのバックボーンを知るのに、
良い入門書という感じの一冊です。



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posted by momo at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間話、時事ネタ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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