西原理恵子さんって、けっこう有名だと思うんだけど。
いまだに本屋さんで
「に」行の作家コーナーに並べられてるって
描いてあって、ちょっと笑っちゃった。
そんなサイバラさんの、営業の日々の漫画エッセイから始まる本。
それにしても、サイバラさんの本は疲れてるときは読みたくないです。
絵がすごいし、文字も多いし。
でも、読み終わると元気になれちゃうんですけど。
書店担当の営業社員を集めて飲み会をしてみたり、
大阪まで行ってみたり、漫画家さんも大変ですね。
岩井志麻子との飲み会では、
志麻子さんの乱行ぶりには同じ女性として勇気をもらえます。
ほんと、いつも下品だなあと思うんだけど、
感じ方は人それぞれだと思うだけど、私は嫌いじゃない。
そんなごちゃごちゃした話が続く中、一転、
「サイバラ、生涯の傑作」の美しいこと。
浦沢直樹のプルートゥに対抗して、寄せられた一遍だそうです。
タイトルは「うつくしいのはら」。
配給で暮らしている女の子は、毎日文字を勉強して、
いつか人にもらうのではなく、
自分で生きていける日を夢見ている。
ある日、野原で兵士の死体を見つける。
数年後、女の子は子供を生む。
いつかの兵士の生まれ変わりだと信じる彼女。
母になった彼女は、まだ配給の列に並んでいる。
子供の時代にはきっと、文字を学び、
自分で生きていける日がくることを夢見て。
でも、戦争で彼女は死に、息子は兵士になり…。
ほんと、出版社相手に賃上げ交渉をする話、
岩井志麻子とディープキスをした話、
飛行機の中でセックスをするのが普通かどうか悩む話に
はさまれてていいの?てなくらい、泣ける一遍。
浦沢直樹との対談あり。
ぼくんちの番外編あり。
浦沢直樹と、どっちが先に潰れるかの話で盛り上がったそうですが、
謙遜なさらずにこれからも面白い漫画、
たくさん描いてください!
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