私が行く本屋さんでは、いろいろと工夫がされていて、
今週でた新作と、よく売れた本がわかるコーナーがある。
人気本のコーナーにあったので、ふと手にとってみました。
まだ人気あるんだ、この漫画。
近所のお姉ちゃんにコミックをもらって、
その世界にあこがれていた子供の頃。
ふわふわのドレスとか、リボンとか、
まねをした絵を描いたりしてたなあ。
フランス革命をテーマに、
マリー・アントワネットの生涯を描いた、
ベルサイユのばら。
その漫画を題材にした新聞コラムが本になりました。
32年ぶりに出た新作の、池田理代子本人による4コマ漫画と、
記者の方の解説コラムの組み合わせ。
漫画は、本編のパロディみたいな感じです。
王宮を守る近衛兵隊長で、男装の麗人オスカル、
アントワネットの恋人、スウェーデン人のフェルゼン、
オスカルの幼馴染で、後に夫となるアンドレ、
懐かしい面々が、3頭身になって活躍しています。
朝日新聞の土曜日版で、コラムとして掲載されていたようです。
記者の方がすごく楽しそうな気がするのは私だけ?
錠前作りが趣味のルイ16世。
機械オイルがこぼれて顔についたのを、天然痘と間違えられる。
地味で、政治よりも趣味に没頭ていた性格を、現代ならきっと
アキバ系のオタクだったにちがいない、と解説しています。
また、アントワネットを気遣うあまり、ストレス太りしてしまう
母マリア・テレジアもかわいい。
解説では、マリア・テレジアの偉大な女王ぶりに触れています。
アントワネットとフェルゼンの仮面舞踏会での出会い、
黒い騎士を追いかけるオスカル、
町の酒場でけんかしたオスカルを抱えて歩くアンドレ。
原作のファンなら懐かしい名場面が、
これでもかってほどパロディになってる。
往年のファンの方には必見の一冊です。
私、どうしても読みたくなっちゃって、
原作も読み返してしまいました。
小学生の頃は、ドレスとバラしか興味がなかったけど、
改めて感動しちゃった。
平凡で、失礼ながら軽薄な女性であるアントワネットが、
女王であったためにおきた不幸。
当時のフランスの国家財政難の原因は、
アメリカ独立戦争に加担したせいだそうですね。
女王一人の贅沢で国が傾いたわけではない。
でも、外国人である彼女は、
国民の憎悪の対象になりやすかったんでしょうね。
歴史ってほんとはすごく面白い。
世界史を履修したかどうかを損得ではかるなんて
間違ってると思うよ。
なーんて、受験から遠く離れた世代だから気楽に言えるのかな。
でも、ほんと、面白いのに〜。
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