身近にいるマイノリティー、
左ききの生活を書いたイラストエッセイ。
マイノリティーなんて失礼かな。
でも、この本でも「左ききは日本の人口の約10%」とあるし、
右きき社会での不都合ぶりを描いているので、
今回はご容赦ください。
著者のたみやさんは小さい頃から左きき。
そのため、いろいろ不都合を感じることがあります。
たとえば、
鉛筆でノートを取っていると、手が真っ黒になって、字がかすれてしまう。
小学校の頃にやった百マス計算も、たて軸の数字が見にくくて
計算が遅いと思われる。
はさみも彫刻刀も使いづらい。
あと、私たちはぜんぜん気が付かないんだけど、
自動販売機と駅の自動改札、
これが左ききの人にとっては大変な不都合を感じるらしいです。
自販機は、コインを入れるところが右なので、
手をクロスしなければ入れられない。
自動改札も、たいてい切符をいれるところって右ですよね。
こうやって考えたら、世の中って右ききに有利にできてるんだなあ。
ちなみに、面白いと思った左ききの人の見分け方。
左ききの人に「右向いて」というと、たいてい左を向くんだって。
小さい頃から、「お箸を持つほうが右」と言われてるので、
お箸を持つほうが左の人は、左右を間違えやすい。
へえ。
常日頃、不自由を感じている左ききだけに、
仲間を見つけるのにはすごく敏感です。
映画やテレビを観てて、
左ききの人を見つけるとうれしくなってしまう。
マトリックスのNEOは、左でご飯を食べている。
ビバリーヒルズ青春白書のスティーブも左きき。
冬ソナのサンヒョクも左ききで、
最初嫌いだったのに親近感を感じたそうです。
他にも、サルには左ききが多い、
歴史上の左ききの天才、
左ききが人口の10%というのは本当か?
などなど、
数々のうわさも検証しています。
爆笑とはいかなかったけど、哀愁は漂ってます。
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