ユースケ・サンタマリアさんが主演でドラマになっていますね。
せっかくなので、本日はこちらの本をご紹介。
電車男がブームの時期に出版された、
ネット掲示板に寄せられた投稿を単行本にした本。
ちなみに、「今週妻が浮気します」で検索すると、
まだネット上で見られますので、
買いたくない人はぜひ探してみてください。
妻の携帯を見てしまって、妻が浮気するのを知ってしまった夫。
その悩みをネットの相談掲示板に投げかけます。
そして、それにたくさんの知らない人たちから
真剣なアドバイスが寄せられます。
妻が浮気をするのは、妻が働いている会社の上司。
憤る夫に同調し、ホテルに乗り込んで殴ってやれという人たち。
けれどそんな中、「どうして妻は浮気をしようと思ったのか」。
妻を慮る声が聞かれます。
共働きで子供がいる家庭。
子育てには「協力してやってる」という夫。
忙しくて、二人の時間がなかなか取れていない現実。
そんなものが、やり取りを通して少しずつ明らかになってきます。
自分は妻を愛している。
妻はどうしてこうなってしまったのか。
怒りと嘆きだけだった夫の気持ちに少しずつ変化が。
子供のことを考えてやれ。
弁護士をつけて慰謝料を請求してやれ。
離婚すべき、すべきじゃない。
その中で、夫は「きっと奥さんも泣いてるんだよ」という
書き込みに心を動かされます。
その日、夫はとうとう二人のいるホテルの部屋に乗り込みます。
それでも、妻からは「離婚しよう」と、冷めた言葉。
悶々とした日をすごす夫婦。
ある夜、二人で話し合ううちに、
夫は思わず妻の前で泣き出してしまいます。
プライドも、妻への怒りも、反省も、何もかもぶちまけるように。
「そして私は妻を許していたのです」。
結婚したら安心。
そんな男の人は多いと思います。
理屈から言えば、夫には離婚する権利がある。
慰謝料をもらう権利がある。
でも、結婚って、人間関係って理屈じゃない。
二人の関係が落ち着いたとき、奥さんの言う言葉がいい。
「今日はごはんがおいしい。最近、何の味もしてなかったから」。
おいしいご飯を食べるためにも、
身近な人との関係はいつも暖かいものにしておきたいですね。
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