2007年02月26日

蟲師Official Book




どこかでちらっと見かけて、
かっこいいなあ、と思っていた漫画、蟲師。

私はこういう日本のおどろおどろしい感じ(?)
の本がけっこう好き。
漫画も読みたいんだけど、
もっと、蟲師の世界をわかりやすく書いた本、
見つけてきました。

蟲師はテレビアニメになったらしくて、そのガイド本です。
ガイド本ていうと、
案外と中身がうすっぺらいものが多いんだけど、
これは読み応えがありました。

びっくりしたのは、この作者が女性の方だということ。
でも言われてみれば、絵が繊細ですね。

最初にアニメの監督のインタビュー
どのジャンルにもあてはまらない漫画、
ということで蟲師の世界にほれ込んでいるのがよくわかる。

基本的に漫画に忠実に作っているそうです。

ちょっと前後しちゃいましたが、
蟲とは何か、蟲師とは何かも
詳しく説明されています。

蟲とは「生命の原始的な形」のもので、
「ただそこにあるだけのもの」。

たとえば、雲喰み。読み方はくもはみ。
入道雲のような形状の蟲で、雲を作り、
雲を食べて生きている蟲。

それ自体は無害なんだけど、人に寄生すると、
人は衰弱して死んでしまう。

その蟲の性質を知り、害を除くのが蟲師、
という生業の人だそうです。

蟲師は蟲を呼ぶので、ひとところにはいられない。
よって、主人公のギンコのように旅をして歩いている人が多い。

たくさんいる蟲師ですが、ギンコが活躍してる世界は、
「江戸と明治のあいだにある時代」という設定です。

和服の人、囲炉裏、ちょうちん、行灯など、
背景もいい雰囲気出してる。

蟲師の間で語り伝えられる事件を書き記した
狩房文庫というのが作品中にあるのですが、
その狩房文庫を
短編小説にしたものが何篇か載っていて、
蟲師の世界がよくわかる。

小説や漫画を描く人は、
この現実の世界とは別の世界が頭の中にあるわけで、
世界観がよく設定されている作品を読むと
すごいなあと嘆息してしまうことが多いんだけど、
この作品もそのひとつ。

息がつまるような、静かな空気。
夜にひっそりと読みたい漫画です。

ちなみに、この漫画をアニメ化するとき、
音楽のスタッフはその静謐感を出すのが大変だったんですって。

よーし、漫画もぼちぼち読んでみようかな。



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posted by momo at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活、ほっこり系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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