世界の経済について知りたい!
特に新興諸国の経済について、大まかに俯瞰できる本が欲しい。
そんな方にぴったりの一冊。
Bricsとは、ブラジル、ロシア、インド、中国の
頭文字をとった言葉。
経済的に発展する新興諸国をまとめてこう呼びます。
今、投資信託の売れ行きが好調で、
特にこのBrics関連のものは
発売と同時に購入希望が殺到するのだとか。
私もちょっと調べてみたのですが、
今ひとつどれがいいのかわからないままです。
いいものがあったら教えてください。
それにしてもいいよなあ。
日本は、貧しくはないけど、景気は頭打ちだし、
なんだか閉塞感があるけど、
地球上にこんなエネルギッシュに成長している地域があるって。
これらの地域に共通していることは、
広い国土と人口の規模が大きいこと。
特に、労働者人口の多いことが成長に大きく寄与しています。
また、ブラジルは石炭や鉄鉱石、
ロシアは原油、
インドは石炭、ボーキサイト、
中国も石炭、鉄鉱石、原油など、
天然資源も豊富です。
これらの国は、中国を核にして貿易関係が深まっています。
ブラジルもロシアもインドも、
対中貿易額が年々増えてるんだな。
特にブラジルは、対日貿易よりも
対中貿易に力を入れているみたいです。
そんな中、日本は、資源価格の高騰により、
貿易的にはマイナスをこうむるみたい。
でも、全体的に見ると、新興諸国が経済力を持つとことで、
日本製品を輸出できることで
プラスの効果のほうが大きいようです。
日本車、売れてるもんねえ。
それぞれの国の分析もなされていますが、
ページを多く割いているのはインド。
インドの経済成長は、ここ数年目を見張るものがあります。
IT産業はもちろん、映画、ヨガなどの文化的な産業も
世界に受け入れられつつあります。
そんなインドの成長を阻害するものは、
所得格差の大きさとカースト制度。
それでも、携帯電話や自動車の普及が進んでおり、
中産階級の人々の増加は止まりそうにはありません。
2010年から2015年には、
潜在成長力が中国を上回りそうだという予測もあり、
インドがこれからの世界経済で大きな役割を果たす
のは間違いありません。
データが豊富、解説も詳しい。
投資信託、買う前にこの一冊をぜひ。
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