最近、思考がやや
下降気味だった私ですが、
この本でかなり回復しました。
ちょっとアホ!
これより素敵なことがあるだろうか、世の中。
著者は、ヒューマンフォーラムという会社の社長さん。
スピンズという古着屋さんを展開している会社です。
ワゴン一台からはじめた会社が軌道に乗り、
そこから社長、出路さんの苦悩が始まります。
会社は順調。自分は商売に気が乗らなくなって、
隠居ジジイになってしまう。
これではいかんと、モーレツ社長に変身。
さまざまなセミナーに出かけ、経営計画をたて、
会議を繰り返し、
部下には報・連・相を徹底させる。
報・連・相とは、報告、連絡、相談の略。
おりしもアパレル業界は、
差別化こそが生き残る道というかけ声のもと、
どの会社もブランド獲得に必死になっていました。
もちろん、出路社長も、
好きでもない高級ブランドの担当者に頭を下げ、
店に高級感を出すよう指示します。
そんな必死の仕事振りは、裏目裏目の結果を生んでしまう。
低迷する売上、増える経費、のしかかる借金。
社長も、胃潰瘍をわずらってしまいます。
追い詰められて、出路社長は開き直ります。
「これからは楽しいか、楽しくないかを判断の基準にする!」
会議も、差別化も、楽しくないからやめちゃった!
その代わり、楽しいことを徹底してやりはじめます。
店頭での、一種奇妙なイベント。
アフロでやってきた人、
アフロのかつらをかぶってくれた人に
割引するイベントや、
アパレル業界では誰もやらない呼び込み、チラシまきなど。
その甲斐あって、業績はV字回復を遂げます。
商売だから儲からなきゃ楽しくない。
でも、楽しくやることで、
結果的には他の店にはない個性を出すことができた。
店員さんが楽しそうなので、自然にやってくる人が増えた。
「オリジナルなものをお客さんは求めているんだろうか」
「いくらオリジナルでもお客さんが買ってくれな意味ないやん」
「お客さんが買ってくれるんやったらいいやん!」
そうやって、自然に顧客のニーズに応えることができたのです。
この会社、楽しそうだなあ。
社長がアツイし、仕事も一生懸命、遊びも一生懸命。
ちょっとアホ!なことが毎日いっぱい。
かしこく数字を追っているより、
ちょっとアホになった方が売上は伸びた。
ちょっとアホ!スーパーサイヤアホ!になってしまおう!!
スーパーハイテンション。読みやすくて元気が出るビジネス書。
これはオススメです。
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