南米のケチュア族に伝わる民話。
「あるとき、森が燃えていました。
森の生き物はわれ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは
行ったりきたり。
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます。
動物たちはそれを見て
「そんなことをして何になるんだ」といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしてるの」。
ハチドリって、大人の握りこぶしくらいの鳥なんです。
そんな小さい鳥が、自分にできることを精一杯する。
そういうお話。
このお話を、環境問題の視点で取り上げた小さな本をご紹介。
最初のページで、切り絵とともにお話が語られるので、
絵本のような感じです。
それから、環境を意識して生活している人たちが紹介されます。
CWニコルさんとか、坂本龍一さん、モッタイナイで有名になった
ワンガリ・マータイさん。
それから、いくつか、「ハチドリみたいに」私たち個人ができる
地球の冷やし方が説明されています。
そこでおもしろいのが、ポトリという単位が作られていること。
ハチドリの運ぶ一滴、ポトリが名前のもと。
地球にいいことができたら1ポトリ、2ポトリと数えてきます。
レジ袋をもらわない。リサイクルする。
アルコール燃料を利用する。
生活をあんまり変えなくても、
個人でポトリを増やすことはできる。
私、あまり知らなかったんですが、
食べ物を選ぶのでも環境に貢献できるそうですね。
遠い地方から運ばれてきたものではなく、
地元で取れた食べ物を食べる。
それだけで、食べ物を輸送するコスト削減に
貢献できるんですって。
アスパラガス(オーストラリア産) 4.1ポトリ
イチゴ5個(アメリカ産) 6.2ポトリ
たまねぎ一個(アメリカ産) 1.4ポトリ
ダイコン 一本(中国産) 1.8ポトリ
レタス 一個(アメリカ産) 3.6ポトリ
これらを地元産に変えるだけで、
私たちも熱くなってきた地球に一滴を落とすことができます。
地元産の新鮮でおいしい野菜を食べて、
ポトリをためる生活、はじめてみませんか?
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