2007年04月24日

気候変動 +2℃




右のページに世界地図が載っていて、
めくっていくごとに赤くなっていく。

これは、1950年から2100年までの地球の図で、
気温の変化を色であらわしたものです。

1ページめくるごとに3年経過するようになっている。

1950年はほとんど赤いところがなく、緑と青の、
おなじみの地球の姿である。

2007年現在も、北極と南極からヨーロッパまでが赤いものの、
赤道付近ではまだまだ緑のところが多い。

しかし、2030年くらいから、世界全体が赤い色で染まっている。
北極で+12度前後、
赤道付近でも+5度くらい高くなると予測されている。

ひゃあ、暑い夏が苦手な私。
こんなに暑くなってしまったら
いったいどうすればいいんだろう。

環境を考える人たちの間で、目安となっている数字が、
表題の+2度という数字です。

これは、気候ターゲットと呼ばれる数字で、

「工業化以前と比較して気温の上昇が2度を超えると、
地球規模で気候リスクが急激に高くなるという研究をもとに、
平均気温の上昇を抑える長期目標としてEUが定めた数字」だ。

このまま何の対策もなされないと
2026年から2060年に2度を突破するのだそうだ。

この本では、全体を3部に分け、
1部でこれまでの環境に対する取り組みをまとめている。

2部では、気温が上がったことでもたらされる衝撃。

災害、異常現象の増加、
両極の氷がとけることによって生じる洪水、
マラリア病の蔓延など。

また、映画「デイ・アフタートゥモロー」で描かれた、
大洪水が北半球を襲うという話も
あながち絵空事ではないらしい。
どう考えても楽しい未来ではなさそうですね。

3部で、それを食い止めるためのさまざまな動きが
紹介されています。

植物からプラスチックを精製すること、
洪水、治水対策を行うこと、脱車社会、などだ。

こういう本を読んでいると、もうどうせいまさら、とか
私一人が、なんて思ってしまうけど、
最後に書かれていることが少しは救いになりそうだ。

2005年以降で、二酸化炭素の排出量が減少しない、
もしくは増え続ける場合には、確実に+2度は突破する。

しかし、取り組みによっては
その確率は10%から50%減少するんだそうです。
その確率を、高いとみるか、低いとみるか、ですね。



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posted by momo at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間話、時事ネタ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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