藤原紀香が、陣内智則との出会いから結婚にいたるまでの詳細を、
友達に話すみたいに詳しく書いた本。
陣内智則に最初に会ったとき、
まるで「連れてこられた宇宙人」みたいと思ったそうだ。
ドラマの相手役としての出会いだったが、
お笑い芸人らしからぬ、現場では口数の少ない彼。
紀香のほうが話しかけることが多かったそうだ。
最後の日に、陣内がみなの見ている前で手紙を差し出す。
この行動に、
「待っているだけの男の人が多いのに、彼は行動に移してくれた。
とても男らしい人」と、紀香は感じたようだ。
やがてメールで近況を話し合うように。
友達としてのメールのやりとりが、
彼女の心の壁を少しずつ崩してゆきます。
しかし、彼女の仕事は女優。
マスコミに注目されたりする事態に、逃げ腰の男の人が多かった。
それを紀香は彼に伝えます。
でも、彼は「どんなときでもあなたを守ります」と。
お互い結婚を意識するようになったころ、
二人の仲がマスコミにリークされてしまう。
でも二人は逃げなかった。
事務所を説得し、結納、結婚式とスケジュールを組んでいく。
紀香側の心境で本を読んでいるので、
プライベートまで暴こうとするマスコミには怒りを禁じえない。
でも、紀香は「マスコミにリークされたおかげで、
かえって結婚までとんとん拍子だった。
もしこうでなければ、
もっと時間をかける結果になっていたかもしれない」
と、前向きにとらえようとしている。
私が印象に残ったエピソードは、
結婚式の寸前に別れ話が出たというもの。
忙しい中、時間を結婚式の準備に割かなければいけない二人だが、
紀香が先に爆発してしまう。
こんなことでは二人でやっていく自信がない。別れましょう。
それから、陣内が家にやってくる。
謝りにきたのかな、と読んでいる私は思ったが、
彼も「よく考えたけど、別れたい。」と言いにきたのだ。
男の人って、結婚式の準備ができて、
周りの人に挨拶をしてからの破談って
いやがるものなんじゃないかな。
特に二人の場合は一般人よりもその波紋は大きいはず。
それでも、気持ちが離れたから別れたい、
と「格下」(ごめんなさい!)の陣内のほうから言ってくるなんて。
自分の気持ちに誠実であるということに、
私は感動してしまいましたよ。
それからじっくりと話し合い、その事件はかえって二人の絆を
深めることになったようだ。
こだわりの白無垢、十二単、震災と神戸への思い。
また、恋愛の話だけではなく、アフガニスタン、地雷、
戦争と子供たちというややヘビーな話についても語られる。
思い立ったら即行動、いいと思ったことは全部やるという彼女。
文句なし!
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