パーマネント野ばらで涙してしまった私。
こちらも同じような作風の本です。
ぼくは小さい頃、いけちゃんという不思議な生き物に出会った。
いけちゃんは困ると小さくなる。
うれしいと増える。
いつの間にかそばにいる、不思議な生き物。
そんなぼくといけちゃんのいろいろなエピソードを、
短編形式(?)で、いくつかの章に分けて描いています。
その日、ぼくは何が起こったのかわからなかった。
いけちゃんがきく。
好きなものは? まんが。
嫌いなものは? 海でおぼれること。
それじゃあ、今の気分は海で100回おぼれたような感じ?
そう、ひゃくうみ。
いけちゃんは言う。
世界中で、人より早くおとなにならなければいけない
子供がいるんだよ。
ここにいてあげるから、お父さんにお別れしておいで。
ぼくはお父さんにお別れして、みんなの前であいさつした。
世界中のひゃくうみのこどもたちは、
それはそれでけっこう大丈夫だと思った。
こんな風に語られる父親の死。
他にも、
一人の風呂、一人で寝ること、
一人でトイレに行くことが怖い話、
たまごとちりめんじゃことおネギがあれば、大丈夫な話。
子供のぼくを、いけちゃんはあたたかく見守ります。
でも、いけちゃんが大きくなるごとに
いけちゃんは現れなくなり、
18歳で最初の彼女ができたときに姿を消しました。
最後に、いけちゃんは誰だったのかの種明かしがあります。
(気になる方はコメントください)
しみじみと感動できる本。
絵本サイズで、中は漫画形式です。
西原さんの絵って、空がとてもきれいだなあと思う今日この頃。
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