2007年06月21日

いけちゃんとぼく




パーマネント野ばらで涙してしまった私。
こちらも同じような作風の本です。

ぼくは小さい頃、いけちゃんという不思議な生き物に出会った。

いけちゃんは困ると小さくなる。
うれしいと増える
いつの間にかそばにいる、不思議な生き物。

そんなぼくといけちゃんのいろいろなエピソードを、
短編形式(?)で、いくつかの章に分けて描いています。

その日、ぼくは何が起こったのかわからなかった。

いけちゃんがきく。
好きなものは? まんが。
嫌いなものは? 海でおぼれること。

それじゃあ、今の気分は海で100回おぼれたような感じ?
そう、ひゃくうみ。

いけちゃんは言う。

世界中で、人より早くおとなにならなければいけない
子供がいるんだよ。

ここにいてあげるから、お父さんにお別れしておいで。

ぼくはお父さんにお別れして、みんなの前であいさつした。

世界中のひゃくうみのこどもたちは、
それはそれでけっこう大丈夫だと思った。

こんな風に語られる父親の死。

他にも、
一人の風呂、一人で寝ること、
一人でトイレに行くことが怖い話、
たまごとちりめんじゃことおネギがあれば、大丈夫な話。
子供のぼくを、いけちゃんはあたたかく見守ります。

でも、いけちゃんが大きくなるごとに
いけちゃんは現れなくなり、
18歳で最初の彼女ができたときに姿を消しました。

最後に、いけちゃんは誰だったのかの種明かしがあります。
(気になる方はコメントください)

しみじみと感動できる本。
絵本サイズで、中は漫画形式です。

西原さんの絵って、空がとてもきれいだなあと思う今日この頃。




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posted by momo at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活、ほっこり系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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