2007年07月21日

人間の芯をつくる本気の子育て




私自身子供だった経験から言うと、
子供っていうのはきちんと大人のうそを見抜いているものだ。

うちの親も、自分でも信じていないようなことを平気で子供に要求したりしていた。

自分の子供なんだから、程度は知れているというのに、
勉強しろとかね。
まあ、大きくなるにつれて、現実を悟ったようでしたが。

本日ご紹介の本は、格闘家、須田達史氏が
子育てについて書いた本です。

母子家庭で育ち、小さい頃からけんかが強くて、
より強くなりたいと格闘技にのめりこんだ彼。

常に厳しい道を求め、日本を飛び出して
海外でも修行を積みます。

蚊とんぼと言われたこともある細い体を鍛えるために、
スクワット、腕立て伏せ腹筋
1日2000回もこなしたというからその精神力はたいていではない。

現在は、子供たちに空手を教える道場を開いて、
たくさんの子供たちを指導している。

その須藤氏のいう本気の子育てとはどんなものか。

ジムに来る親が、危なくないですか、怪我はしませんか、
と聞くのに、
須藤氏は「危ないです、怪我もします。」と答える。

子供を過剰に助けずに、痛いことも辛いことも経験させ、
遠くから見守ってほしいと、彼は張する。

また、女の子も、体格の小さな子も一緒にリングに上げ、
不利なところで勝負させることで、
あきらめない気持ちを育てようとする。

そして、親には、子供に本気で話すこと、
夫婦がチームを組んで子供に接して欲しいという。

今の時代、運動会でも手をつないでゴールさせたり、
夫の悪口を子供にいう母親が多い中、確かに、
と納得させられることが多い。

その氏の子育て観をはぐくんだのは、彼を育てた母親である。

女で一人で彼を育てた母は、別れた夫の悪口は一切言わず、
おかげで自分のルーツを疑わずに成長できたと言う。

また、悪いことをすると
木刀が折れるまで殴りつける母であった。

そうすることで、体全体で自分にぶつかってくれたことを、
氏は感謝している。

原爆の被爆者手帳を持っていた母は、
自分がいなくなっても
生きていける力を子供に与えたかったのではないか、
というくだりがあって、
そのエピソードだけでも、読んでよかった、
と思える本でした。

アツく生きよう!なんて、
この暑い盛りに思ってしまった私。



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posted by momo at 01:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 生活、ほっこり系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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