2007年08月02日

ニッポンの名前―和の暮らしモノ図鑑




けっこう知らないことが
多いんだなあ、と
本をぱらぱらめくりながら思う。

日本のものの名前が、イラストや写真と一緒に紹介されています。

テーマが、
食べる 和食の食材と器、道具
・装う 和装と伝統芸能
・住まう 和風建築と生活道具
・祈る 神社仏閣と冠婚葬祭
に分かれています。

かわいらしい和菓子には、
それぞれ素敵な名前がついています。

日本のお菓子は季節の風物を象徴しているそうで、
十二ヶ月の代表的なお菓子がイラストで紹介されています。

たとえば、今の季節だと水という干菓子がある。
砂糖を煮詰めたものを水の形にしたもので、涼しげなのがいい。

また、五月は落とし文といって、
ねりきりで餡を包んだものが代表的。

公然といえないことを
わざと路上に落としておく手紙のことを落とし文と言ったらしく、
ネーミングも風流。

装うというテーマでは、半襟、帯揚、袖、たもと、
おはしょりなど、着物の基本的な言葉を解説している。

また、帯の種類、結び方の名前ももちろん書かれています。

染色、織物、和風の柄の種類の名前もあって、
昔の人もけっこうおしゃれだったんだなあ、と思う。

普段(私には)縁のない、能や歌舞伎の舞台の名前、
楽器の名前なんかもあって勉強になりました。

生活を解説したものでは、町屋のつくり、
かやぶき民家のつくりなんかがあって、
床几(家の前におかれた椅子みたいなもので、
そこで商品を並べたりする。)や、
犬矢来(建物の壁際に置かれる囲い)など、
いろいろな工夫がしのばれる。

囲炉裏端には座る順番が決まっていて、
主人の座る横座、主婦のカカ座、客の客座、
子供や使用人が座る木尻座と名前があることを初めて知りました。

これ、英語版があるといいなあ。
きっと喜ぶ人、いると思うんだ。


江戸時代の小説が好きな人は、
この本をそばに置いて読むと楽しいかも。



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posted by momo at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活、ほっこり系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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