2007年08月08日

作家は編集者と寝るべきか




しまった。
読んでて不快感しか残らないなんて、
内田春菊、やりおるな。

「そこまで書いちゃって、いいんですか──!?
異能の作家が創作の秘密を初公開。
話の作り方からデビューの話まで、
舞台ウラのエピソード満載の異色創作入門!」

これ、本の宣伝文句なんですが、
売るためとはいえ出版社もよくやるよ。

そして、へえ、この人の創作入門なんておもしろそう、
と思った私もバカにもほどがある。

最初に、人称の違いについて少し書かれている。
小説を書くのに、主人公が語る一人称、
主人公と相手が中心の二人称、
客観的な視点で描く三人称。

最初、春菊さんは一人称でお話を書き始めたそうだ。
小説を最初に書く人というのは
たいていそうだと思う。書きやすいのだそうだ。

ちなみに、新人賞の応募作品のほとんどはこのタイプなんですって。

しかし、主人公の語りだと、
主人公がいない場面を書くのが難しくて、
今は三人称の方が楽なんだそうだ。

と、小説の書き方っぽいのはこのくらい。

あとは、基本的に、
「作家相手に話してるんだから、書かれてもいいってことでしょ。」
という解釈のもと、
人の悪口をかきつづられている。

その場で反論できないタイプの人間だから、
後で書くしかないんだそうだ。

日本では、女は男に口答えできない。殴られるから。
家庭のことは外で話してはいけないらしい。

そんな描写が多々見られるが、いつの時代の考えなんだと思う。

殴られたら殴り返す、そもそもそんな男は相手にしない。
私の周りの女の子はたいていそうだけどな。
鬼嫁日記とか読んでないのかな。

男性誌のグラビアを例にとって、
こんな妄想ありえないと憤慨してみせるが、
妄想なんだからいいじゃない。
三浦しをん読んでみろよ。
男性からすると噴飯モノの妄想がくり広げられてるよ。

作家は編集者と寝るべきか。
扇情的なタイトルにしたところが内田春菊らしい、
そう見せかけてこの人らしい
異質な小説論でも書いてくれるのかな。

最初は好意的に思えたタイトルでしたが、
読み終わる頃には、
「お前が誰と寝ようが関係ないよ!」と、
やや乱暴になってしまった夏の午後でした。



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posted by momo at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間話、時事ネタ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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