亀田一家の大毅君については、
宮崎氏が、2006年8月の時点で
「純粋培養すぎて心配」と言っている。
まあそれはおいといて。
朝日新聞社の「論座」という雑誌に連載された対談をまとめた
もの。
2005年8月から2006年10月までのものなので、
話題は古いが、二人の分析は今から読むと、
こんなことがあったのかと面白い。
宮崎哲弥氏は
やしきたかじんのそこまで言って委員会などに
出演されている自称タレント。
川端氏に「小熊」よばわりされているが、うまい言い方だ。
川端幹人氏は、私は知らなかったんですが、
噂の真相という雑誌の副編集長だった方だそうです。
ホリエモンの逮捕は国策逮捕だと言い、
2005年の時点で、矮小な不正会計の問題に
終始するのではないかといっているが、まさにその通り。
野口氏の不審死の問題など、宮崎氏は
「オウム問題のように深い」と言う。
対照的なのが耐震偽造問題。政界にまで切り込んだ取材がない
ことを嘆いている。
格差問題については、「左翼中の左翼」川端氏が
宮崎氏にかみついている。
宮崎氏は、格差は小泉改革のせいではないと言う。
デフレのせいで、お金がまわっていないからだそうだ。
そんな宮崎氏に、川端氏は
「54歳の息子が86歳母を介護殺人」という
週刊文春の記事を見せた。
落涙し、言葉をなくす宮崎氏。
格差悲話でマクロ経済論を粉砕して一矢を報いてみせる。
川崎市で起きた児童投げ落とし事件は、
加害者は抗うつ剤を使用していたそうだ。
この抗うつ剤は問題のある薬で、
池田小学校の児童殺害事件の加害者も服用していた恐れがある。
しかし、それを指摘したのはSPA!の神足氏の連載だけだ。
また、宮崎氏は2006年7月の時点で、
安倍首相の敵になるのは右派の勢力だと言っている。
安倍氏が首相として歴史に名前をとどめるには、
外交政策と経済政策がかぎになる。
そして、中国との関係改善が大前提だが、
それをし始めたとたんに
右派勢力から総スカンを食らう可能性がある…。
ちなみに、その当時、民主党の幹部が
「日本のためなら福田、民主党のためなら安倍」と言ったそうだ。
これには少し笑った。
事件の裏話、マスコミの事件に対する姿勢など、
仲は良いが思想が全く違う二人の対談は面白い。
テレビの討論会を見ているような感じで読むのがよさそう。
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