まず、本の帯を見てすごい興味がわく。
ウエストが1m以上ありそうなズボンの中に、岡田氏が入っている。
ズボンをはいている、のではなく、
ズボンの中に入っている、という感じ。
1年で50キロ痩せるとこうなるのか。強烈である。
さて、それでは、岡田氏はどうやって体重を落としたのか。
方法は簡単である。ただ食べたものを記録する。これだけだ。
どうして太っているのか。まずそれを知るために、
岡田氏は自分の食べたものと時間を記録するようになる。
すると、グルメだと思っていた自分が、
スナック菓子やピザなどの
ジャンクフードばかり食べていたことに気がつく。
自分の食べる傾向を把握する。
このダイエット方法の第一段階。助走、である。
次は離陸。
食べたものを記録して見返してみると、
そのカロリーが気になりはじめる。
この段階ではまだ、食べたいものを我慢したりはしない。
ただ、毎日体重を量り、食べ物のカロリーを気にしてみる。
上昇。
ここにきてカロリーの制限を始める。
一日の摂取カロリーを一定範囲内に抑える努力をする。
といっても、苦しい摂生をするのではなく、
摂取カロリーの範囲内で食べたいものを工夫することが大事。
無理をしていないつもりでも、リバウンドの衝動はやってくる。
痩せることに危機感を抱く、人間の体の本能だ。
それはたいてい75日目あたりが危ない。
この時期は、巡航。
いろいろダイエット方法を試しつつ、なんとか乗り切る。
このとき、今まで努力してきた記録が強い味方になる。
心の支えになるのだ。
そして、再加速、機動到達、となって、
ダイエットは卒業となる。
巡航の苦しい時期を乗り切ると、
体質や味覚が変わってくるそうだ。
本当に空腹のときしか食べたいと思わなくなり、
ジャンクフードに魅力を感じなくなる。
岡田氏は言う。痩せてから周りからの評価が変わった。
世の中は今、見た目が重視される時代に変わっている。
球場でビールを売る仕事があるが、見た目のいい子のほうが
売上は高いらしい。
また、仕事で使う企画書なども見た目のよさが重視される。
見た目印象主義の世の中に、太っていることはマイナスになる。
そのような分析も著者らしくて面白い。
いいなあ、この方法。岡田氏は
レコーディングダイエットと名づけている。
メールなんかで記録をまとめられるサービス、ないかなあ。
そう思っていたところ、
無料でそれを始めた会社を岡田氏が訴えたそうだ。
著作権の問題らしい。
体と一緒に心まで狭くなっちゃったのかな?
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