2008年01月16日

そうだったのか!ニュース世界地図 2008




新しい年を迎えるにあたって、
こちらの一冊をご紹介。

57の項目に分けて、世界のさまざまな問題を解説した本書。
世界でどんなことが起きているのか、
地図を見ながらダイジェストに把握できる。

温暖化、世界で展開するPKO、
アメリカ大統領選の行方、
南アフリカでのワールドカップの開催が危ぶまれていること、
泥沼化するイラク、
ヨーロッパ圏でのミサイル防衛網など、
世界にはまだまだ問題が山積していることがわかる。

中でも、大国ロシアの動向には注目の集まるところ。

温暖化の影響で北極海の氷が溶けている。
その海底を、ロシアは自国の大陸棚だと主張し
そこに眠る資源を手に入れようとする動きを見せている。

北方領土の問題でも、2006年には日本人の漁船員が
ロシアの銃撃により死亡するなど、穏便ならざる状況が続く。

領土といえば日本の南にも問題が持ち上がっている。

尖閣諸島という沖縄県の島を、
中国と台湾が自国の領土だと主張しているのだ。
その付近には、石油資源とガス田があることが
近年の調査で明らかになったからだ。

中国は来年オリンピックを開催するが、
その聖火コースで台湾を怒らせてしまった。

聖火リレーのコースを、台湾から香港、
マカオというコースに設定したのだが、
これでは台湾が中国の一部のように思われてしまう。

そんな中、国際経済では先進国に追いつく勢いで
急成長を遂げる国がたくさん出てきた。

ブラジル、ロシア、インド、中国のBricsは有名だが、
今後は、VISTA、ネクスト11という呼び方をされる国々に注目したい。

VISTAはベトナム、インドネシア、南アフリカ、
トルコ、アルゼンチン。

ネクスト11は韓国、メキシコ、トルコ、インドネシア、イラン、
パキスタン、ナイジェリア、フィリピン、エジプト、
バングラディシュ、ベトナム。

経済発展が特に注目されるのはドバイ。
外貨の直接投資を自由にする経済特区を設置し、
石油が枯渇したのちに備えようとしているのだそう。

中国国内でのチベット、ウイグル。トルコ国内でのクルド。
ベネスエラのチャベス大統領に代表される、
南米の反米気運。大国中心だった世界に、
小さな国や民族も存在感を示すようになってきた。

著者が注目しているのは、アフリカ、スーダンのダルフール地方で
「今世紀最悪の人道危機」と呼ばれている
虐殺が行われていること。

ルワンダの虐殺は、映画になったり本になったりしていますが、
現在進行形のこんな事件があるなんて。

本屋さんで、章のタイトルだけでも
立ち読みされることをおすすめします。
(本屋さんごめんなさい。)

いろんな問題のある世界だけど、希望もある。

英国と長い間テロによる戦いを続けてきた北アイルランドでは、
自治政府が復活し、英国との和解が進んでいるそうだ。




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posted by momo at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間話、時事ネタ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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