昨年のベストセラー、
「女性の品格」の著者が書いた「親の品格」。
最近、やたらと品格という言葉が流行しているような気がしますが、
それではいったい親の品格とはどのようなものでしょうか。
子育ての目標は、自立した人間にすること。そう著者は言う。
そのためにどうするか。
子供の機嫌とらない。
子供が我を通すために泣きわめいても、
親は毅然とした態度をとることが大切です。
親と子は対等ではない。
親は子供を導く存在だということを認識させ、
親はそのことに自信をもたなければなりません。
ただ、叱るときは、よくないことを叱るのであって、
子供が憎くて叱るのではないということをはっきりさせましょう。
挨拶などは子供はわからないこともあるので、
まず親がやってみせて、
十分納得させてあげるようにしたいもの。
叱るのはその後です。
子供は親のやることをよく見ている。
仕事のこと、食事のことを子供に話してあげましょう。
仕事のことを語るときは、どうしてその仕事をしているのか、
情熱をもって取り組んでいることを
ユーモアをもって話してあげたい。
「お金のため」「いやいやながら」などとぼやきながらではなく、
仕事を通じて社会とつながっているのだと、
職業に尊敬の念を持たせるような話し方をしたいものです。
子供が大きくなると、親の手を離れて自分だけの世界、
友達を持つようになります。
子供がよい人間と知り合えるか、
友達になれるかということは親が努力して
なんとかできるものではありません。
また、親が少し心配するような友達に、
子供はひかれることがしばしばあります。
親にできることは注意深く子供を見守ってあげること。
心配しているのだ、いつでも助けたいのだということを
繰り返し伝えてあげましょう。
それは子供が配偶者を選んだときも同じ。
自分の配偶者ではない、子供が選んだ人なのだ、と
温かく接してあげるのが親の役割です…。
子供が小さいうちから、成人したときまでの付き合い方が
書かれています。
著者自身も娘さんがいらっしゃるようです。
が、著者は仕事にかまけてあまり子育てには熱心ではなかった様子。
そのことに関する後悔の念もちらほらと伺うことができます。
そうなのだな。この人も理想を書いているのだな。
そう考えると気楽に読める。
理想。
難しいけど、実践できないこともたくさんあるけど、
それを目指す心意気こそが品格といえるかも。
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タグ:親の品格


「やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
(山本五十六)の名言を思い出しました。