2008年02月14日

だいすき!! ―ゆずの子育て日記




TBSでドラマになっているこのコミック。
私、タイトルをずっと「ひまわり」というのだと
勘違いしていました。

ひまわりというのは主人公の娘の名前。

主人公、福原柚子は軽度の知的障害者です。

物語は、柚子の通う作業所で働く、
やはり同じ知的障害者の草助が
交通事故で亡くなるところから始まります。

両親も知らないうちに草助の子供を身ごもっていた柚子。
周りの反対を押し切って出産し、母になることを決意します。

生まれた子は女の子で、柚子は草助が大好きだった花、
ひまわりを彼女の名前にします。

交通事故で亡くなった草助の手には、柚子へのプレゼントである
ひまわりの花が握られていたから。

いやもう。
基本的に、柚子がトラブルを引き起こし、
周囲の人を巻き込んで解決、
ほんわかハッピーというパターンを繰り返すお話です
が、これがいい。王道だもん。

ひまわりが成長するにつれ、
柚子もたくさんの人たちと接する機会が増えていく。

ひまわりが保育園に入園するが、
まわりのお母さんたちは柚子に偏見の目を向ける。
お母さんの友達ができないのだ。

東京から来た野村さんもその一人。
知的障害者なんてなんだか怖い。

そう思っていたのだが、ふとしたきっかけから、
よそ者である自分に向けられる目と、
柚子を見るまわりの目が同じものであることに気がつく。

本当に、柚子は「アブナイ」人なのかな。

一緒にバザーをすることになって、
要領は悪いけど一生懸命クッキーを焼き、売り歩く柚子に、
次第に共感を寄せていく。

なんだ、ちょっと「天然ボケ」の人なんだ。
子供が大事な普通のお母さんなんだ、と野村さんは思う。

柚子がパン屋で働くエピソードもあるが、
知的障害があるということはこういうことかと知らされる。

パンにチェリーを乗せていく場面があるのだが、
普通の人は適当に飾り付けていく。

が、柚子はその適当がわからない。
3つ乗せてね、と指示をされるとその通り、
生真面目に3つを並べ続ける。

柚子は障害があるけれど、
できるだけ人の助けを借りずに生活をしようと前向きに生きている。
まわりの人たちもそれに感化されながら、
ちょっとずつ柚子を理解していく。

そんなまさに人情劇の王道。

漫画は、取材を綿密にするため休載時期をはさみながら
現在も続いています。

お茶の間で、家族で見るのにはうってつけの題材といえそう。




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