2008年02月20日

橋下徹「まっとう勝負」




大阪府知事になった橋下徹氏。
物議をかもしているけれど、私は応援している。
いろいろな障害はあると思うけど、
今の志を忘れずに改革を進めてほしいと思っている。

週間ポストに連載していたコラムをまとめたもの。
そのせいか、男性向け、下ネタっぽい表現が多い。

ある事件をテーマにして、橋下流法律的解釈を施すという本書。
さて、橋下氏はどんな事件をとりあげているんでしょうか。

オウム真理教の教祖、麻原彰光の死刑確定までは
およそ8年の月日がかかっている。

弁護側の引き伸ばしに思えたその裁判だが、
橋下氏はそれなりの理由があった、という。

麻原の弁護士は国選弁護士である。報酬はよくない。
事務所を構えている弁護士にとっては
赤字になる金額なのだそうだ。

長くなれば損をする裁判。
しかし、弁護団はあえて細かい反対尋問を行った。

麻原は直接手を下していない。はっきりした命令もない。
これを簡単に死刑にしてしまうと、
無罪の人間が死刑判決を受ける前例となってしまう。
それを弁護士は恐れたのだ。

しかし、橋下氏の奥様はそんな理屈を
「麻原は別でしょ!」と一喝。

橋下氏は「パンツを洗ってもらえなくなると困るから、
反論はしなかった」そうだ。世の中をわかってらっしゃる。

世間を震撼させた酒鬼薔薇聖斗の事件では、
犯罪を犯した少年の更正について述べている。

少年を更生させることはひいては社会の利益のためである。
世の中には、事業を興した人たちの中には
「昔ちょっとやんちゃだった」人もたくさんいる。

しかし、橋下氏は言う。
殺人と強姦に関しては更正させる必要はない、と。

被害者は復讐権を持っている。
しかし、実際に復讐を個々で行うと社会秩序が乱れてしまう。
だから、国家が代理でそれを代行する。
裁判官にはその使命感を持ってもらいたい。

そう考える橋下氏は、死刑に対しては肯定的な考えを持っている。

くだけた言葉で書かれているし、ちょっと下品な表現も多いが、
「そうだよなあ」と共感してしまうことも私は多かった。

それにしても、なんでこの人こんなに下ネタが好きなんだ?
優等生が笑いを取ろうとすると、やたらと暴走して
お寒い結果になることがよくあるけど、
そのぎりぎりのラインかなあ。
まあ、笑ったけど。

それに、金にならない弁護はしない、
政治家と弁護士はうそをついてナンボ、みたいな
偽悪的な表現があるのも今となっては気になるんです、知事。
こんなことで足元をすくわれないでよ。

橋下さん、がんばってや!




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posted by momo at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間話、時事ネタ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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