2008年02月22日

会社を黒字に甦らせる儲けの法則




中小企業向けのコンサルタントが書いた本。

著者は、中小企業の社長に怒っている。

「優秀な人材がいない」「売り場がない」「資金がない」
経営者がこんな愚痴ばかり言って、事業を縮小したり、
倒産を選んだりすることに怒っている。

中小企業の経営者は孤独だ。誰も助けてはくれない。

だからこそ、自分でビジョンを描き
目標の数字を定めてがむしゃらにやっていく。
きちんとした目標があれば、必ず売上は達成できる…。

こんな風に書くと、また安っぽい自己啓発書を探してきたもんだ
と思われるかもしれない。

でも、この本を読はそんな本ではない。現場を歩き、
実際に企業を立て直してきた実例が豊富で説得力がある。

だめだだめだと思ってても案外とまだまだ工夫の余地があり、
起死回生のチャンスはある。そんなことが書かれている。

では、業績が傾いてきたとき、社長は何をすべきか。

それはマーケットを歩くことである。
「靴底をすり減らして歩いて、脳みそから血が出るほど考えろ!」
そう著者は言う。

ある紙器メーカーの社長が泣きついてきた。
打開点を見出すために話し合っても、
品質、高級感、デザインというありきたりの答えしか返ってこない。

違う、業界の常識は必要ない。顧客目線で考えてみよう。

その観点から、社長は「得意先は売れるパッケージを求めている」
という結論に達する。

それから社長は、外部のデザイナーを組織し、
彼らから出てくるデザインを顧客がニーズに合わせて
選べる仕組みを作り上げた。
依頼後、72時間でデザインを制作するという取り組みも始めた。

これが好評を博し、新規の受注先が増えた。
また、休眠顧客からもオーダーが入り始めた。

冷ややかな目で見ていた社員もいつしか協力的になり、
会社には活気が戻ってきた。

銀行からカネは借りるな、データだけを見るな。
とことん歩いて頭を使え、知恵を出せ。
社長が変われば会社は変わる。
これが著者の主張である。

資金繰りの重要性、
資金返済のためのリスケジュールの上手なやり方、
社員との付き合い方などについても述べられている。

経営に関することももちろんそうだけど、
全編に通して書かれている、
「あきらめるな!工夫せよ!」という主張は、読んでいて心地よい。
ビジネスマンの方、ぜひどうぞ。




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posted by momo at 12:18| Comment(1) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この系の本はチョット読んでみたいですね。。^^

メルマガ拝見します。
Posted by  長谷川 at 2008年02月22日 15:24
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