モテる男とはどんなものか。
たくさんの女性と恋愛遍歴を重ねる男性の特徴を書いた本。
はあ、そうですかそうですかと思ったけど、
こういうことをまじめに考える人も世の中にはいるのだなあ。
まず、モテる男は非情である。
静かな目をしていて、いつもチャンスを狙っている。
ここぞというチャンスは決して逃がさない。
文字に書くとキザすぎてぞっとするようなことも、
大真面目に言うことができるのがモテ男である。
といって、付き合った女性と一生をともにしたいとは思わない。
社会人になると、会社での評判も気になるので、
安全な女性を見分ける眼力は必要である。
安全な女性。つまり、別れても悪い評判をたてない女性とは、
・経験の浅いお嬢様。自分のことを吹聴しない。
・プライドの高い美人。
・愛嬌があり、優しいタイプの女性。いい思い出にしてくれる。
などのタイプである。
そういうタイプを、非情なモテ男は本能的に見分けるのだそうだ。
初めてのデートでは、彼女の斜め前の位置に座ると
気楽に話ができる。
相づちが重要で、ふうん、とか、へえ、とか
そんなものではいけない。
そうなんだ、さすがだね、わかるよ、など、
バリエーションを豊富にしよう。
話をきいてもらっているという安心感を女性に与え、
誘うときは強引なくらいにきっぱりと言い切る。
「うちにおいで」「一緒にいよう」など、単純な言葉がいい。
さまざまにテクニックが書いてあるのだが、
この本の肝要なところは、
「男性は決して女性に惚れないこと」である。
女性に惚れさせる。手に入れて、
後は面倒がないような付き合いをする。
それが非情なモテ男のやり方だ。
「非情な男とは、常に自分本位。自分に利があるように考え、
そのために必要なことはなんでもできる人間」こそが
モテるのだと著者は考えている。
まあ、面白かったです。
悪い人が好きというのは女性としてはまあ、
ないでもない心理ですからね。
ただ、たくさんのものを(女性も含め)求め、
手に入れることが生きがいという人生だけがすべてではない。
一つのものを一生涯かけて追求する人生だって十分に豊かであり、
それに魅力を見出す人間だっている。
そういう視点が著者にあると、もう少し面白かったかな。
簡単に読めるので、暇つぶしにどうぞ。
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