2008年03月25日

そうだったのか!中国part2






しかしまあ、1冊の本を2回に分けるなんて思いもしなかった。
自分で言ってどうするという感じですが、本当に情報が多いです。

文章も丁寧で平易なので、
中国の現代史を大まかに把握したい方にはおすすめ。

さて、今度は中国と諸外国の関係を述べてみようと思います。

台湾には、中国本土から共産党との権力争いに破れた
国民党が逃れてくる。

同じ共産国家であるソ連とは、
ソ連がスターリンを批判したことから
一時戦争になりかけるほど関係が悪化。
そんな中、対ソ戦略が一致したアメリカと、
中国は関係を深めてゆく。

アメリカに先を越されたものの、
日本も中国と首脳会談を行う。
その際に、中国は戦争においての損害賠償を
放棄すると宣言している。

ケ小平が日本を訪問するなど交流が続き、
中国もここに来て資本主義を導入することを決めた。

彼は、同時に「百花斉放」という方針を打ち出した。
言論の自由、思想の解放を訴えたのだ。

それにより、北京の町角に壁新聞が張られるようになる。
民主化運動が学生たちの間に広がっていく。
それを黙認したのが胡耀邦だ。

ケ小平はそれを許さず、彼を失脚させる。
その後、胡耀邦は心筋梗塞で亡くなるのだが、
それをきっかけに学生たちが立ち上がり、天安門広場に集まった。

学生たちは共産党に反対していたわけではない。
労働者の歌、インターナショナルを歌い、
共産党の下での民主化を要求していた。

しかし、共産党はそれを暴動とし、
未明に打ち上げられた信号弾を合図に
戦車や装甲車を広場に侵攻させた。

現在、中国が若者に対して反日教育を施しているのは
この天安門が与えたショックが大きかったからだと
著者は分析している。

歴史の授業が増やされ、抗日運動を戦った
(本当は、前面に出たのは国民党だったそうです)
共産党の正当性を教え込む。
民主化を叫んでいた若者が、反日を叫ぶのは
この「成果」が出ている。

現在、中国は軍事力を強化し、都市の経済を発展させている。
しかし、農民は戸籍法のため農村を離れることができず、
重い税金に苦しんでいる。

そんな現在の中国にも筆は及んでいる。

私は高校の頃、世界史を選択していましたが、
こんな現代史は学んでいませんでした。
今さらですが、中国の姿を知るのには最適な一冊かと。

それにしても、スタッフさんのご協力ももちろんおありでしょうが、
この池上さんという方の勉強量はものすごい。
感動した!





こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
平日日刊・メルマガだけの前フリも好評です♪
まぐ2.JPG

★blogランキングに参加しています★
posted by momo at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 硬派!社会派系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/90862867

この記事へのトラックバック