2008年04月24日

人はカネで9割動く




組関係のお話が多いので、
そっちの方かと思ったらジャーナリストの方らしい。
著者。

いろいろあるお金の本の中でも異色。
シビアで、非常に現実的。一つの教訓につき3ページ。
それも実例を挙げて説明してくれるので読みやすい。
世慣れた先輩のためになる世間話居酒屋編という感じ。

・ご褒美は相手の予想を上回る方法で
A社で、営業部向けにキャンペーンを行った。
「トップチームには特別賞与。家族と豪勢に海外リゾートだ!」

がんばった営業部員たちだが、賞与として与えられたのは10万円。
これで皆は意気消沈し、士気は一気に低下した。

問題は金額ではない。
最初から「賞与で豪華ディナーを!」にしておけば、
破格の金額に皆大喜びだったに違いない。

・誰も目をつけていない人間に安く投資する
著者がある組の事務所に出向いたとき、一人の紳士が入ってきた。

彼は事務所の若い衆に高級牛肉を渡し、
ビール代にと1万円を握らせた。
彼いわく「彼らは将来がありますからね」。

少ない投資で見返りを期待するなら、これからの人間に限る。

・金のない人間こそ見た目で勝負
お金のない新人ホスト君。彼が最初にしたことは、
先輩にお金を借りて高級なスーツを2着買うことだった。

ボタンやワイシャツ、ネクタイを替えるという努力をしながら、
お金を持っている人間であることを演出。
指名客をたくさんとることができるようになった。

外見を演出すれば、格上の人間に見られることもできる。

・丁寧に扱われれば、しょっぱい人間も見栄をはる
ある飲み屋の美人女将は、必ず客を店の外で見送る。

安い食事をした客にも同じように振舞うので、
どうしてわざわざ、とたずねてみると、
女将は「営業上のひみつ」と笑った。

後日、例の客がもう一度やってきて、今度は豪勢に飲み食いした。

丁寧に扱われると気分がいい。だから次も散在する。
お金を使わなければ恥ずかしくなって見栄をはる。

女将の狙いはそこにあったのだ。

エピソードもうなずけるものだし、文章も読みやすい。
ビジネスマンの方が、
かばんに入れて移動中のひまつぶしに読むのに最適。






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posted by momo at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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