2008年05月23日

100inc.





今週最後の一冊はこちら。
100Inc. 
世界的企業100社を取材した本です。

前書きで著者が述べている。

「本書では、ビジネスに成功した
現代の億万長者を取り上げているが、
『こうした企業を育ててきた人たちに共通項はほとんど存在しない』
というのが結論だ。

ことは単純。偉大な企業の数だけ、
ビジネスで成功を収める道筋もまた存在するということだ」

この本の中には私たちが知っている
たくさんの企業の名前が出てくる。

そして確かに、どの企業も成功するまでに
さまざまな問題、葛藤、偶然に遭遇している。

携帯電話の本体を作っている会社、ノキア。
ノキアはもともとフィンランド南部の製材所だった。

それがゴムや電話線を作るようになり、
1981年に携帯電話事業に参入した。

といっても当時は重さ10キロもの自動車電話である。

一度は携帯電話事業から撤退しようと考えたが、
社内の若手にその判断をゆだねた。

弱小な経営基盤であっても、いかに強力な相手を打ち負かすか。
そのことを重点に置き、ノキアは若い人材を外国で勉強させ、
経営に参加させた。

厳しい環境で暮らしているフィンランド人は、
生き残るためには変化に適応しなければいけないと考えている。

また、私がお世話になっている
アマゾンを作ったのはベゾスという人物だ。

彼は8歳の頃受けたテストで、優秀であると判定された。
英才児教育機関に入っていたという天才だ。

1994年、彼はインターネット市場の可能性に気づく。
いくつかの製品を検討した結果、
書籍が最も販売に適していると判断した。

最初はシアトルの一軒家、やがて倉庫を借りて本の販売を始める。
IT業種のバブル崩壊の影響を受けるが、2003年に黒字を計上した。

他にも、

・ベトナム帰還軍人が始めたフェデックス。
給料として払う金がなくて、
なけなしの200ドルをカジノに突っ込んだ話がおもしろい。

「さまざまなリスクはあるが、
ベトナムで200人の兵士の命を預かいたことを考えると
怖気づくことはなかった」

・納得のいく掃除機が完成するまで、
5000台以上の試作機を作ったダイソン。

・セールスとして雇い入れた女性が
あまりにも有名になったために、
嫉妬して解雇してしまったタッパーウェアの経営者。

有名な企業に、こんなエピソードがあったとは。大変面白い。

ピクサー、ナイキ、コカコーラ、ソニー、任天堂、バービー、
ポストイット、イケア、スターバックス、デル、
バーニー・エクレストン、オークリー、プラダ、グーグル、
ヤクルト、サブウェイ、M・A・C、ポルシェ、ほか多数。

好きな企業だけ、好きな会社から読むことができる。
マメ知識とともに、希望と勇気ももらえる一冊。







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posted by momo at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス、営業系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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