ご紹介していいものかどうか迷ったのだけど、えーい!
ちょっとけだるい月曜日にはこんな本で元気を出しちゃいましょ!
アダルト関係のグッズや本を扱う本屋さんの
店長になってしまったぽんさん。女性。
かわいらしい絵柄で、日々の出来事をつづっています。
昨年2月に1巻が出ており、こちらはその続刊。
1巻では仕事への戸惑いぶりが書かれていましたが、
最新刊ではずいぶんとたくましくなった姿を見ることができます。
最初、アダルト関係のお店で女性が働くことには反対があったそう。
女性がレジに立つと売上が落ちるのだそうです。
そんなの別にいいじゃんと思うけど、ぽんさんはこう分析している。
女性が、水虫や痔の薬を買うときに
レジに好みの男の子がいたらどうだろう、と。
ははは。想像するのも情けないワ。
そんなぽんさんに、お客さんもずいぶん慣れてきたが、
それでもやはり人間はデリケートなものみたいだ。
店内のディスプレイを変更したとき、
アルバイトの意見も取り入れてさまざまな工夫をした。
その一環として、床に女優さんのヌードの写真を貼ってみた。
そうすると、来店した男性たちはそのポスターを踏まないように
不自然な歩き方をする。
聞いてみると、
「ポスターとはいえ女性の体を踏むなんて申し訳ない」
という答えが返ってきたそうだ。
閉店後、それらをはがしながら
「男の人はかわいい」と微笑むぽんさん。
あんな商品を買いに来るくせに、ロマンチスト、と笑う。
お店のお客さんはユニークな人が多い。
一生の思い出にと、老年の方に懇願されて風俗店を探すぽんさん。
暴力団の方が来たときには、
真珠がどうの(これ以上は自主規制)という武勇伝も聞かされる。
PTAの主婦の方が来店し、店に
未成年禁止というプレートを貼りに来るのだが、
その後姿に、母親の寂しさを感じ取ったりもする。
大事なかわいい息子が、
知らない女性に興味を持っていくことへの一抹の寂寥感…。
また、店内でAVを撮影するエピソードも楽しい。
女優さんの苦労、撮影時間の長さなど、これはこれは。
拝見するときにはこちらも真摯に向き合わねばと感心。
出来上がった商品は大量に店に並べられたが、
店長の読みははずれ、売れ行きはまったくよくなかったそうです。
お客さんいわく、
「いつも来ている店が舞台じゃあ。日常すぎていや」
なんだそうだ。
ああ、人間ってかくもデリケートなものなのね…。
女性が書いているせいだと思うけど、わりとあからさまなので、
読むときはまわりにご注意!
でもオモシロさは保証します。
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