2008年06月03日

愛について




ドイツで25年間読まれ続けている
ベストセラーなんだそうだ。

なんかこう、哲学的であり、実践的な話もあり、
愛情についてつらつらと書いてある。

実は読みながら、何度かうとうとしてしまった本なのだけど、
こういう雨の多い時期にゆったりと読むのにはいいかも。

私たちは、愛というとどうしても誰かとの関係、
主に恋愛関係を思い浮かべがちです。

でもこの本では、まず一人で考えてみよう、と書かれています。

愛を育むのにいちばん大切なのは「愛する心」。

愛するということは所有したいということとは違う。
相手に対し、やさしさ、思いやり、注意深さ、
尊敬の念を持つことだ。

このような状態のときに、ただ相手を愛することができる。
相手の考えや行動を変えたり、
制限したいという気持ちにはならないはずだ。

所有したい、つまり嫉妬の心は恐れから生じる。
相手を失うかもしれないという恐怖だ。

恐怖に恐れずに向き合い、取り除くことが大切だ。
自然にわきあがってくる愛情に心を傾けることができる人は、
自分の愛で幸せになれる人である。

うーん。深いなあ。
恋愛中に、相手の行動ばかりに気を向けていると
かえってこちらが消耗してしまうことはよくある。

相手の好きなところばかり考えていたほうが、
精神衛生にはいいってことかな。

子どもの頃は、親から無条件に愛されることを欲する。
だが、残念なことに世の中の子どもが皆
それを満たされているとは限らない。

条件付で愛された子どもは、
大人になっても相手からの評価を求めがちだ。

そして、相手の共感を求めて行動することは、
相手から操作されることにもつながっていく。

見返りを求めずに愛することは、
自分の自立にもつながることなのである。


恋愛指南書ではない。ドイツ人らしい、
もうただひたすらに愛について考え抜いたという感じの本。

寝る前に読むとゆったりと眠れそう。







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posted by momo at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | たまには教養系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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