平日日刊話題の本の情報をお届けします。
自己啓発、料理、動物、経済、趣味のコレクション、
一緒に本を楽しみましょ♪
2008年02月14日
本日ご紹介する本は、なんと問題集です。
おお、問題集なんて手にするのは10年ぶりくらいじゃないかしら。
全日本きもの振興会が推薦する、
「きもの文化検定」5級、4級用の模擬問題集。
きもの文化検定などというものがあるなんて、
ぜんぜん知らなかった。
5級、4級用とあるけれど、
きものを自分で着られない私には非常に難しかったです。
最初に模擬問題があって、解説、
巻末に18年度の試験問題が載っている。
きものがお好きな方には簡単なのかも知れないけど、
いくつか問題を書いてみようと思います。挑戦してみてください。
・既婚女性のきもので第一礼装にあたるものは?
1、小紋 2、黒留袖 3、色無地 4、付下げ
これくらいはわかる。結婚式のときなどに着る、黒留袖が正解。
・次の先染織物の中から、麻織物を選びなさい。
1、阿波しじら織 2、結城紬 3、弓浜絣 4、越後上布
正解は越後上布。新潟県に伝わる織物なんだそうだ。
これって一般的な知識なの?
・留袖に合わせる帯留に適していない素材は?
1、金蒔絵 2、白鼈甲 3、真珠 4、とんぼ玉
礼装である留袖には金やプラチナ、真珠などをあわせます。
鼈甲も可。とんぼ玉はガラスなのでカジュアルなときに。
きもの、持っているけど自分で着付けができない私には
全くわからないことばかり。
きものには季節があること、紋の種類やつける位置、文様、
染めや織りの技法、和装小物の名称など、
とても詳しく解説されています。
きものの産地マップも載っていて、
日本各地でいろんな織り方や、
染め方のきものが作られていることにも興味がわく。
成人式も終わったばかりですが、
娘さんにきものを着せてあげたお母さんにおすすめ。
きものにご興味をお持ちの今、一緒にお勉強されてみては?こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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2008年01月16日
昨年くらいからこういう本が流行していますね。
掃除をすることで運がよくなる、という考え方。
著者は風水を学んだ方。きれいな部屋に住む、
いらないものを捨てると幸運がくるという考え方は
風水の教えだそうです。
風水では、富は無限だと考えられる。
努力し、前向きな人の所にはどんどん富がやってくる。
反対にすぐにあきらめてしまう人は
貧しいままでおわってしまう。
それでは運気をあげるためにどうすればいいか。
まず、部屋のガラクタを捨て、
部屋のデトックス(解毒)をしよう。
いらないものを捨てることで
・頭の中がクリアになり、アイディアが浮かんでくる。
・迷っていることにスッパリ決断ができる。
・慢性的な疲労、だるさがとれる。
などの効果があるそうです。
以前に読んだ「脳が冴える15の習慣」でも
整理整頓は脳の活性化によいと書いていました。
風水で特にきれいにしておきたいといわれる場所は、
玄関とトイレ、水まわり。
玄関はすべての気の入り口です。
靴を脱ぎ散らしている方は要注意。
トイレは金運に、水まわりは人間関係に関連するらしいので、
悩み事のある方はとりあえず掃除をしてみてはいかがでしょう?
そういわれてもねえ、なかなか整理整頓なんてできないのよ、
とおっしゃる方。
収納を見直してみましょう。
服が散らかっている、靴が出しっぱなしの原因は、
本来の収納場所に
ものがぎっしりつまっているせいではないでしょうか?
いらないものを捨て、余裕のある空間があると
自然にものを整理しやすくなります。
やっぱりいらないものは捨てるべきなんだな。
ものだけではなく、仕事、人間関係にも言及しています。
私が一番反省したのは、
「気の重いことから片付ける」ということ。
通販で買った商品の銀行振り込み、
気の乗らない誘いへの断りの返事、
頂き物のお礼やお返しなど。
こういった雑用をひとまとめに管理できる箱などを作り、
曜日を決めて処理する。
それだけで気分もずいぶんすっきりするはず。
新年をすがすがしく迎えるためにも、
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2008年01月13日
手帳くらいのサイズの小さな絵本。
子供さんへはもちろん、大人へのプレゼントにしても素敵です。
今から100年前、ニューヨークに住む少女、バージニアが
ニューヨーク・サンという新聞に一通の手紙を送った。
この手紙に対して、記者は返答を書く。掲載されたのは社説欄だ。
友達に「サンタクロースなんていない」と言われたバージニア。
父親に聞いたら、
「新聞にサンタクロースは本当にいると書いてあれば、
そのとおりだと思うよ。」と父は答える。
バージニアは記者に問う。
どうか本当のことを教えてください。
サンタクロースは、本当にいるんですか?
以下、返答の社説を抜粋してみます。
君の友達は、まちがっていますよ。
その子たちはきっと、何でもうたがう、
うたがい病にかかっているんだと思います。
自分に見えるものだけしか信じない、
自分に分からないことは、何でもうそだと思うんです。
この世に満ち溢れる愛や優しさや、信じる心があるように、
毎日を美しく、楽しくしてくれるように、
サンタは本当にいるのです。
もし、サンタクロースがいなかったら、この世はなんてさびしく、
つまらないでしょう。
もしあなたのような子どもがいなかったら、
さびしくてしょうがないくらいさびしいでしょうね。
もしサンタクロースがいなかったら、
がんばる力をつくってくれる、子どもらしい信じる心や、
詩もロマンスもなくなってしまいます。
ただ目で見たり、手でさわって感じたりするだけで、
よろこびがなくなってしまいます。
子供時代に、きらきら光るひかりが消えて、
まっくらになってしまいます。
信じる心や、詩、愛、そして、ロマンスだけが、
カーテンを開き、その向こうにあるたとえようもなく美しいものや、
よろこびを見せてくれるのです。
その美しいものやよろこびは、全部本当のものでしょうか?
バージニア、これほど確かな、これほどわからないものは、
この世の中には他にないのです。
サンタクロースがいないですって!
とんでもない。ありがたいことに、サンタクロースは、
ちゃんといるんです。
千年たっても、百万年たっても、
子供たちの心をよろこばせつづけてくれるんです。
いいなあ、こういう文章が書ける大人って。
大好きなあの人へ、贈ってみませんか。この本。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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子育て中のお母さんたちに大人気の、
「子育てハッピーアドバイ
ス」シリーズ。
今度はパパ編です。
漫画、イラストがたくさんあるのでとてもわかりやすい。
気負って読む必要がないのも人気の秘密だと思われます。
育児というと、どうしてもお母さんの負担が
大きくなりがちですが、ぜひお父さんの参加もお願いしたいところ。
お父さんが子育てに参加しているおうちの子供さんは、
自己評価が高くなりがちだといいます。
父親が不在で母親が一人で苦労していると、
自分がいないほうがいい、と子供は考えるものだそうです。
父とも触れあうことで、毎日が楽しく、
生まれてきたのはよかったことだと子供は感じることができる。
母親の寂しさを子供がうめることになると、
母子の結びつきが強くなりすぎ、
結果的に子供の自立を妨げることにもつながる。
といって、お父さんだって仕事は大変。このご時勢、
残業を断るなんてことはできそうもない。
そんなときは感情的にならず、
きちんと状況を説明してみましょう。
休日、息抜きにお母さんを誘ってあげる。
やさしいお父さんならそんなことも提案されることと思います。
でも、ベビーシッターや親に預けるよりも、
片方が子供の面倒を見て、片方が息抜きをしたほうがいい。
子供と触れ合うことができるし、
子育ての苦労もわかってあげられる。
また、お母さんの本音としては、
出かけるよりも家事を手伝ってくれるほうがありがたい、
というのがある。
お出かけして楽しんできても、
家事が残っている家に帰ってくるのは気が重いものです。
また、愚痴を言い始めたお母さんに、理屈で反論してはいけない。
男と女はしゃべることの目的が違う。
ただ吐き出したいだけの場合も多いので、
とにかく受け止めてあげよう。
子供から逃げない。非行に走る子供が、
「父親に叱ってほしかった。」という例は多い。
母親に叱る役割を押し付けて、「お母さんは怖いな〜」と
一緒になって言ったりしてはだめ。
最後に、子供が父に望むこと。父として、
子供に絶対にしてはいけないことというのが書かれている。
それは、死ぬこと。
仕事の失敗で自殺するお父さんのお話が出てきますが、
失敗してもいい、生きていてほしかったという
子供の言葉は非常に重い。
子育て中の「お母さん」におすすめする本。
一冊手に入れたら、お父さんの目に付くところに
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もういやなんだよ、ああいう映画。
涙もろく、さらに犬好きの私は
CMを見ているだけで涙腺がゆるんでしまう。
というわけで、本日は映画、マリと子犬の物語の原作、
山古志村のマリと三匹の子犬をご紹介。
こちらは映画とは少し内容が違います。
市役所にお勤めの豊さんの家には、マリという犬がいます。
マリはある日、かわいい三匹の子犬を産みました。
その日の夕方、大きな地震がマリの住む山古志村を襲います。
そう、マリが子供を産んだ日は新潟中越地震の日だったのです。
鎖につながれていたマリ。子供たちを守るために、
必死になって鎖を引きちぎります。
子供たちの安全を確かめたマリは、全壊した家の中へ。
中にはまだおじいさんが残っているのです。
おじいさんはたんすの下敷きになって、
自力で逃げ出すことはできませんでした。
もう死ぬのだろうか。
そう考えたときに、体中に怪我をしたマリが
おじいさんのそばにやってきました。
ガラスで傷を負いながらも、子供とおじいさんのところを
何度も往復するマリ。
あきらめちゃいけない。
マリを見ておじいさんは、
気力をふりしぼってたんすの下からはいだすことができました。
朝が来て、自衛隊の人たちが救助にやってきましたが、
ヘリコプターに犬を乗せることはできません。
おじいさんはあるだけのえさを出して、
マリを置いていかざるを得ませんでした。
残されたマリと子犬。
えさは他のペットに奪われ、狩りにでかけた池は
地震で干上がっている。
少しの食料を見つけては地面に埋めて隠すマリ。
16日後、おじいさんが村に戻ったとき、
マリはすっかりやせ細り、鼻の周りは土で汚れていたそうです。
子犬たちは三匹とも元気。
マリは立派に子供たちを守りぬいたのです。
大きな文字で、シンプルなお話である。
映画と違って人間の子供たちのエピソードはない。
もちろん映画は観ている人が楽しめるように
脚色をしている部分もあって、それが悪いとは決して思わない。
だが、こんなシンプルなストーリーでも十分に感動できる。
この本の売上は、中越地震の復興に使われるそうです。
映画館に行く前にぜひ。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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2008年01月11日
ブログをまとめた本。
とにかく写真がすごい。
ギャク弁とは、虐待弁当のこと。
え、虐待?朝から穏便ならざる言葉で
びっくりされましたでしょうか?
著者は4人の子供を持つ主婦。
毎日弁当を作って持たせるが、
子供たちからは感謝の言葉どころか、
感想のひとつももらえない。
それならとばかりに始めたのがこの「虐待」弁当。
キャラ弁とも言われますが、いろいろなキャラクターを
食品で描いた弁当です。
かわいいんだけど、確かに高校生の男の子にとっては
これを友達の前で食べるのはツライだろうなあ。
その恥ずかしさを知りつつ、いや、知っているからこそ
どんどん過剰になっていく。
まさに愛情たっぷりの虐待。
大学生の息子さんにも持たせているそうだから、
お母様の根性もたいしたものだ。
弁当箱を開けると、ごはんをぐるっと海苔で囲んであって、
真ん中に顔がある。黒い目、黒い口。
千と千尋の神隠しのカオナシの不気味な顔…。
まわりにから揚げや卵焼きがあって、
入っているものは普通の弁当っぽんだけど、これは強烈。
ごまを混ぜたごはんで肌色を作り、
海苔で髪の毛と目、口、ヒゲを描く。
白のかまぼこでハチマキをのせて、
バカボンのパパのできあがり。
お母様、微妙に年齢がわかるキャラクターを
選んでいるのがまた笑える。
次男坊はバカボンのパパを知らないかも、とのコメントつき。
黄色い卵焼きの帽子がかわいいリボンの騎士弁当、
カニかまぼこの赤で大きく開けた口を、
ブルーハワイで浅漬けした(よくやるよ)かまぼこで
鼻水を表現したまことちゃん弁当。
これだけ毎日作ろうと思ったら、
どれくらい時間がかかるんだろう。
ご家族にも不評だったようですが、
私も気持ち悪いと思ったのがハリネズミ弁当。
カマンベールチーズにさきいかを突き刺して
ハリネズミにしているんだけど、非常に不気味だ。
ごはんは珍しく脇役で、海苔巻きになっていて
おいしそうではあるんだけど、ハリネズミがどうもねえ。
最後に、虐待されている
当の息子さんのインタビューが載っている。
どういう手順で食べているの、と聞かれて、
「まず、なんだかわからなくなるように、
特徴のあるところから食べるか、形を崩しますね。」
うーん。これはまた、いじめ甲斐のない…。
写真が豊富。
書店などで見かけたら、ぜひお手にとって
ぱらぱらめくっていただきたい。絶対笑える。感動します。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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2007年11月26日
いろいろなものを修繕したい。
できれば人生も…。
なんてことはほっといて。
平野恵理子さん。
かわいいイラストのついたエッセイを書いている方ですが、
今回は身の回りの「修繕」について
実際にご自分でやってみたことをレポートしています。
すごいんだ。
トイレのペンキを塗りなおし、台所にタイルを貼る。
いすもなおすし、床の傷もきれいにする。
竹かごも、自転車も、植木鉢も、鍋蓋つまみも、排水ホースも、
とにかくいろいろ修繕してしまっています。
中でも圧巻なのが、風呂場のペンキ塗りと湯呑みの修繕。
まず、風呂場のペンキ塗りから。
カビとりスプレーでカビを退治し、
スクレーパーというヘラみたいな道具で
ペンキをこそげとっていく。
このとき、新聞紙などを敷いておく。
また、ペンキのかすが服に付くので、
着た服はすぐに洗濯したほうがいい。
壁全体のペンキをこそげとってしまったら、
サンドペーパーで磨く。
ペンキを塗らないところに養生シートを張って、
ローラーでペンキを二度塗りする。
養生、っていう言葉、
病気の回復につとめるという意味しか知らなかった。
ペンキを塗るときにも使うんですね。
養生シートなるものがあることも知らなかった。
次は湯呑みの修繕。
割れた陶磁器を再生するのに、
日本には金継ぎという伝統的な手法がある。
陶磁器を接着してもとも形に戻した後、漆でなぞり、
金粉を蒔くというやり方だ。
これにはインターネットで買った
「金継ぎセット」なるものを利用する。
漆を塗って乾燥させるのだけど、
漆は乾燥というよりは固まるというほうが正確なんだそうだ。
それには湿気のある室が必要。
湯呑みひとつなので、
段ボールに濡れタオルを引いて即席の室が完成。
そこに漆を塗った湯呑みを入れて半乾きにし、
金粉を蒔くんだけど、
この細かい作業はやってみると意外に大変。
もともと職人の技なんだから当然か。
この本に書かれている修善の中で、一番難易度が高いそうだ。
修繕するより買い換えるほうが安い場合ももちろんある。
だけど、こうやって手入れをして使うことで、
より豊かな気持ちでものに接することができそうだ。
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2007年11月08日
先日、「東京・自然農園物語」を読んでからまた、
ベランダで野菜を作りたい気分になっています。
http://wadainohon.seesaa.net/article/57697081.html
でもなあ、昔ねぎを植木鉢に植えていたことがあるけど、
虫がついて大変だった記憶がある。
家で作るものに、わざわざ農薬なんて使うわけにはいかないし、
と思っていたら、こんな方法があるんですね。
コンパニオンプランツ。
一緒に植えることで、害虫や病気を遠ざけ、
互いに成育を助けあう植物の組み合わせがある。
野菜だってもともとは自然の中に生えていた植物。
植物というのは単独で生えることはなく、
なんらかの植物群の中で育つものです。
自然界では、最初に荒地に根を下ろすのは
マメ科やハンノキといった植物だそう。
それらが空気中の窒素や、岩石中のミネラルを取り出し、
土壌を豊かにしたところに他の植物が入ってくる。
そして、病気が発生しない安定した生態系を作る。
根圏や光の競合が起こらないような植物同士が成育することで、
自然に互いが助け合う状態になるそうです。
そうやっていい影響を与えある植物のことを、
コンパニオンプランツといいます。
たとえば、根の深いホウレンソウと、浅い葉ネギ。
ふたつを一緒に植えることで、ホウレンソウの硝酸
(発がん性がある。)の濃度が低下し、
サラダで食べられる生食用ホウレンソウになる。
一般に雑草と言われている植物も
コンパニオンプランツになり得る。
シロツメクサは夏キャベツと一緒に植えてやると、
キャベツにつく害虫が少なくなる。
また、シロツメクサはマメ科なので、
土の中のミネラルを生成し、キャベツに供給することができる。
地表を覆うので、乾燥を防ぐ効果もある。
ブロッコリーはサルビアと植えてやるとよい。
サルビアは、ブロッコリーにつく
モンシロチョウやコナガという害虫を避ける効果がある。
サルビア自体にそういった虫を遠ざける効果があるようなので、
白菜や大根、小松菜と植えてもいい。
野菜畑にサルビアの赤い花がちらほらして見えるのも
なかなかきれいで楽しい光景ですね。
自然というものは、本当は見事で、強いものなんだなあと思う。
人間関係もこうありたいものです。
家庭菜園をされている方にはおすすめの一冊。こちらのブログがあなたのメールBOXに届きます。
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2007年10月12日
コンビニで立ち読みしてたら
止まらなくなった。
朝方人間、というより、
朝からばっちりテンションの高い生活を送りたいと
日々私は願っているのだ。
ちなみにこの本によると、
早起きの人は時間のストレスが少ないのだと言う。
そうだろうな。
朝がきちんと過ごせると、一日の予定はたいていうまくいくもの。
朝スッキリ起きて、夜の時間を充実するための
知恵みたいなものが
かわいらしいイラストで紹介されています。
簡単なレシピ、ヨガのポーズ、寝グセのなおし方など、
ちょっとしたお得ワザがたくさん。
朝気持ちよくめざめるために、90分の眠りのリズムを利用する。
人間の眠りは90分で浅い眠りと深い眠りのサイクルを繰り返す。
つまり、4時間半後、6時間後、7時間半後という、
眠りの浅い時間帯に起きるのが体にやさしい目覚め方。
毎日同じ時間に起きることや、太陽の光を浴びることもよい。
起きるのがゆううつという方は、
・その日のストレスはその日のうちに解消する。
・毎日15分だけでも体を動かす。
という方法で体質を改善してみよう。
朝は忙しい。
メイクは、ファンデーションをしっかりぬって、
眉をしっかり整えればそれなりにきちんとした印象に。
寝グセは霧吹きでなおしましょう。
(ちなみに、私の髪は霧吹き程度ではなおらない。)
そして、朝気持ちよく目覚めるためには夜の過ごし方が大事。
部屋に早く帰りたい、帰ってリラックスできるためにも
普段からきれいにしておきたいもの。
散らかったものはとりあえず、
形のそろったかごに入れてみるとすっきりします。
疲れているときは夕食も簡単に用意したい。
バターを塗った皿に刻んだ野菜を入れて、卵を落とし、
粉チーズをふる。
それをオーブンでチンするとココットのできあがり。
お風呂の過ごし方、スキンケアの仕方も載っています。
明日の洋服を準備し、携帯を充電して、
翌日のスケジュールをチェックする。
忘れそうなことをメモして、簡単に部屋を片付けます。
そうすると、明日も朝から気持ちよく行動できますね。
私はもう30年以上生きてきたわけだけれど、
毎日毎日充実させて、無駄なく生きてきたとは言い難い。
こういう本をたまに見ると、
こうやって生きれば人生の時間を無駄にせずに
過ごせそうだなあと思う。
過ごしたいと思う。
まあ、雑誌の記事の寄せ集めみたいな内容ではある。
だけどどうだろう。
この週末、こちらの本で朝方人間に変身して、
来週からの生活を少しだけ変えてみませんか。
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生活、ほっこり系
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2007年09月14日
テレビなどにもよく出ている華道家、假屋崎省吾氏の料理本。
なんだよ、華道家だろ?
有名人だからって適当な本出しやがって。
そんな声が(私の心の中から)聞こえてきますが、
読んでみるとなかなかよかったです。
何がよかったかというとこの二点。
・家庭でも作れそうな、地味で堅実で普通の食材を使っていて、
なおかつそれほど難しくない料理。
・母への思いを切々とつづった文章が載せられているのだが、
その個性的な文章によってつくられる假屋崎ワールド。
假屋崎氏はお母様を69歳で亡くしておられます。
ちょうどお母様と住むために新築した家が建ったばかりで、
「新築の家にひとりぽつねんと取り残されたわたくしは、
夜の闇に飲み込まれた小鳥のようでした。」
小鳥?小鳥ぃ?!
もうこの一文が脳天直撃。
假屋崎氏の世界にどーんとひきずりこまれてしまいました。
公務員のご家庭に生まれた假屋崎氏。
ご両親が園芸が好きで、
庭にはたくさんの花があふれていたそうです。
少年の頃の假屋崎氏が好きなテレビは、
NHKの「婦人百科」、「趣味の園芸」、「きょうの料理」。
少し変わった少年だったようです。
花は好きだったものの、それでは食っていけないだろうと
二浪して大学へ。
卒業後もアパレル関係で仕事をしていたそうです。
ですが、花への思いを断ち切れず、それを認め、支え、
背中を押してくれたのが母だったと假屋崎氏は言います。
そんなお母様はお亡くなりになりましたが、
「母の姿は見えなくても、
わたくしは心のなかにいる母と一緒にどこへでも出かけます。
母は今でもわたくしと一緒に歩み続けてくれている。
喜びごとがあるたびに、心配事を乗り越えるたびに、
そう感じるわたくしでございます。」
そう、この本は、料理本の形をした東京タワー
(BYリリー・フランキー)なのだ!
とはいえ、写真も多く、料理もとてもおいしそうである。
豆のサラダ、黒ごま豆腐和え、節約てんぷら、鶏すきやき、
さばの甘酢漬けなど、今日の夕飯の参考になるおかずが豊富。
ひじきに高野豆腐とするめ、昆布茶を入れるレシピがあって、
試してみたのですがなかなかおいしかったです。
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平日日刊。
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この人、タネのセールスマンやー!
思わず彦麻呂さん風に叫びながら、少し古い本ですがご紹介。
おもしろいんです、本当に。
皆さん、タネってどうされてます?
スイカを食べるときに、ピーマンを、かぼちゃを、
ゴーヤを、調理されるときに。
捨ててしまう方がほとんどだと思います。
それを、「捨てるな!」育ててみよう「うまいタネ」。
そういう本です。
タネというのはああ見えて(?)
とても強い生命力を持っているものらしい。
難しいことを考えなくても、適当な容器、
たとえばイチゴの箱、ペットボトルを半分に切ったもの、
そんなものに土を入れてタネを撒く。
あとはまた適当に水をあげて、
芽を出すのを待てばいいとこの本では言っています。
タネはその小さな体の中で、いろんなことを実は考えている。
手も足もないので、鳥やリスに運ばせたり、
人間の交易に便乗して遠くへ遠くへ旅をする。
植えられた(落とされた)場所を吟味し、
あせって芽を出すタネ、
考えすぎて発芽できないタネ、そういうものもあるらしい。
タネが発芽し、成長し、
実をつけるまでは奇跡みたいなものなんだそうだ。
だから、しょっぱなから
肥料だの植え替えだのをあせる必要はない。
それは、「生まれたばかりの赤ちゃんに、
どの会社に入れようかと心配するようなもの」。
タネを信頼し、一緒に一喜一憂していくのが
このロマンなのだ。
ただ、タネをとった野菜や果物と、
同じものができるかと言えばそうではない。
今、たいていの野菜や果物は
品種改良の末に出来たF1品種というもの。
いくつかの品種が混じっているので、
次世代に同じ特徴を伝えることが難しいらしい。
それでも、何世代か根気よく育てることで
オリジナル野菜を食べることができるかもしれない。
これはかなり壮大なアドベンチャーと言えるかもしれません。
タネ撒きの時期の一覧を見ていると、
今の時期に適したものはないようだ。
そんなときは、タネを採取して保存しておこう。
ぬるぬるした果肉を水洗いしてとって、乾燥させておく。
保存は冷蔵庫を利用するといいらしい。
タネの寿命は中には千年というものもあるらしいが、
二年くらいで撒いたほうがいい、とのこと。
それでも二年もつんだ。生きてるんだ。
ペットボトルに撒いて、発芽したら
プランターなどに植え替えてやって成長を日々楽しみにする。
そして、できた実は、市販のものより味が落ちるかもしれない
が、形はいびつかもしれないが、
世界にひとつしかない自分だけの実なのである。
イギリスではかつて、世界中でタネを採取する
プラントハンターという職業があったこと。
砂漠の緑化には植樹よりもタネを撒く方が適していること。
日本の植物は、タネすらほとんどが輸入であること。
そんなタネに関する知識も盛りだくさんである。
とにかくタネが好き、という感じの著者。
文章も大変こなれていて読みやすい。
週末、子どもさんとの会話のネタにいかがでしょうか。
夏休み中にご紹介できなかったことを反省しております。
ごめんなさい。
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平日日刊。
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2007年09月06日
再婚生活というタイトルではあるが、結婚生活をつづったエッセイというよりは、
うつ病の闘病記であるといったほうが正しい。
一部と二部に分かれていて、
もしこれが一部だけだったら私は
決して人にすすめたり紹介したりはしない。
著者の日記なのだが、
一部ではうつのまさに闘病中に書かれたものであり、
読んでいて「あ、おかしい。」と思う瞬間や、
つらくなることが多い。
二部になって、病状がよくなった著者の
冷静に過去の自分を見る目線でやっと癒されるという感じが
私はした。
「マンションを買って、小金を持って、優しい夫もいる。」
それなのに、一日平均18時間眠り、
パン一枚食べて必死で原稿を書き、
「死にたい、消えてしまいたい。」と思いつめてしまう。
文緒さんの夫は優しい。
ごはんを作ってくれ、彼女の病気を気づかってくれる。
夫婦はお互いにマンションを持ち、
週一回夫が通ってくるという形態で暮らしている。
優しい夫のはずなのに、
「一人がいい。一人が平静である。」と著者は言う。
この人の作品を、私は以前好きでよく読んでいたが、
人間の直視したくない本音のところをあぶりだすという
小説が多かったように記憶している。
人の心の動きに敏感な人は、誰かといると、
それが配偶者であっても落ち着かないものなのだろうか。
リタリンという精神がハイになる薬で
ドーピングして日常生活をやりくりし、
入院してはそこの患者たちとの人間関係に頭を悩ませる。
非常に繊細な、うつ病患者の日記である。
私が印象に残っている、病的だなと感じた一節。
退院まで一ヶ月という日に、見舞いに来た編集者がこう言う。
「まだ一ヶ月あるじゃないですか。」
対して山本文緒は言う。
「もう一ヶ月しかないじゃん。」
こうやって自分を追いつめていくものなのか。
二部では、その二年後の生活が日記につづられている。
体の調子を整えるためにたばこをやめ、お酒も減らし、
整体に通っている。脂っこい食事もやめた。
病気だった自分を振り返って、夫に辛い思いをさせていたこと、
もっと自分の体を大切にしてあげたいと思っていることを
切々と書いている様子が、なんというか、
雪解けの春を思わせるようで、
読んでいるこちらまでほっとしてくるのが
この本のいいところだと思う。
もうひとつ、山本さんは日々食べたものを細かく書いている。
高級レストランの食事だったり、
オリジン弁当のお惣菜だったり、
夫が作ってくれる玉子スープだったりする。
生活感があって、私は好きだ。
私的な話で申し訳ないが、私は今、なぜかあせっている。
目標とか理想とか、
そういうものと現実が離れているのがあせりの原因だ。
だけどこれを読んで、まず日々の暮らしを大事にしようと思った。
どうしてだかうまく言えないけど、そう思わせられる本だった。
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2007年08月31日
たかがペットとはいえ、
一緒に暮らしていると大事な家族の一員に思えてくる。
そのペットが死んだときには、
家族を亡くしたみたいに悲しくて
心にぽっかり穴が開いたような気がする。
そんな経験をお持ちの方に。
絵本です。
「天国のちょっと手前に、『虹の橋』と呼ばれている場所がある。
生前、とくに誰かと親しくしていた動物が死ぬと、
ここへ行くんだ。
それでずっと病気だったり、
年をとってしまった動物たちは、
ここに来て健康と元気を取り戻す。
たったひとつのちっちゃな不満を除けば、
彼らは幸せに暮らしているんだ。
そう、後に残してきた、とても特別な誰かに逢いたい、
と願う切ない思いを除けばね。
彼らは、いつもみんなで走ったり、遊んだりしているけれど、
でもある日、そのうちの一匹が立ち止まると、
遠くをじっと見つめるんだ。
その目はキラキラと輝き、
体はたまりかねたように小刻みに震え始める。
そして突然みんなから離れると、みどりの草の上を、
一目散に飛ぶように走り始めるんだ。
そうやって、
あなたと、あなたの特別な友達は、
ついに出会って再会を喜び合い、抱き合うんだ。
『もう二度と離れるものか』というように。
そして、あなたたちは一緒に、
『虹の橋』をゆっくりと渡っていく…。」
イラストもかわいい。
私、「特別な友達」に出会えて
走っていく犬の瞳が潤んでいるイラストで号泣しました。
ペットを亡くされて、
辛い思いをされている方へのプレゼントにしても
素敵な一冊です。
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2007年08月02日
ヒッピーという名前は知っていたけど、
実際にどんな人たちなのか私はぜんぜん知らない。
思いつくのはフォレスト・ガンプの映画くらいです。
興味があって手に取ったこの本、紹介文に
「エコ」も「ロハス」もみんな、ここからはじまった!
とあります。
読んでみるとなるほど納得。
著者は、子供時代をアイオワのコミューンで過ごしました。
お金はあまりなかったけど、
犬やら馬やらヤギやらに囲まれて、
自分の食べるものは自分で作る生活をしていたそうです。
その著者が、ヒッピーのファッション、音楽、
必読図書などをわかりやすくまとめています。
まず、ヒッピーのヘアスタイル。
基本的にシャンプーはあまりしない。カットもしない。
男性はジョン・レノンかボブ・マーレイ風に。
女性は前髪も切らずにストレートに伸ばす、
ジョーン・バエズ風がおしゃれ。
アクセサリーはバンダナや
ネイティブ・アメリカンみたいな羽根をつけましょう。
ヒッピーに欠かせないのはマクラメ編み。
毛糸かひもとリングでできる、簡単な編み方です。
方法が載っていますので、私も挑戦してみようかしら。
Tシャツだって自分で染めてしまいます。
きれいに洗って乾かしたTシャツを、
ひもや輪ゴムで縛って模様をつけます。
胸のところに点線で円を描く「お陽さま結び」のやり方も。
そうしておしゃれしたら、散歩にでかけよう。
ヒッピーは歩く。
裸足で、草の上を、犬を連れて、でんでんむしやなめくじや、
木立、花、雲、鳥や木の実を見ながら歩く。
もちろん信号なんて無視しちゃえ。
瞑想をし、マントラ(呪文)を唱え、ヨガのポーズを決める。
コミューンの作り方、サイケな文字の書き方、壁画の描き方、
抗議集会のオーガナイズのやり方など、
ヒッピーライフには欠かせないノウハウ(?)も。
かつてヒッピーだった方、ヒッピーに憧れる方、
少しだけ現実から息抜きをしたい方に。
LOVE&PEACE!
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けっこう知らないことが
多いんだなあ、と
本をぱらぱらめくりながら思う。
日本のものの名前が、イラストや写真と一緒に紹介されています。
テーマが、
・食べる 和食の食材と器、道具
・装う 和装と伝統芸能
・住まう 和風建築と生活道具
・祈る 神社仏閣と冠婚葬祭
に分かれています。
かわいらしい和菓子には、
それぞれ素敵な名前がついています。
日本のお菓子は季節の風物を象徴しているそうで、
十二ヶ月の代表的なお菓子がイラストで紹介されています。
たとえば、今の季節だと水という干菓子がある。
砂糖を煮詰めたものを水の形にしたもので、涼しげなのがいい。
また、五月は落とし文といって、
ねりきりで餡を包んだものが代表的。
公然といえないことを
わざと路上に落としておく手紙のことを落とし文と言ったらしく、
ネーミングも風流。
装うというテーマでは、半襟、帯揚、袖、たもと、
おはしょりなど、着物の基本的な言葉を解説している。
また、帯の種類、結び方の名前ももちろん書かれています。
染色、織物、和風の柄の種類の名前もあって、
昔の人もけっこうおしゃれだったんだなあ、と思う。
普段(私には)縁のない、能や歌舞伎の舞台の名前、
楽器の名前なんかもあって勉強になりました。
生活を解説したものでは、町屋のつくり、
かやぶき民家のつくりなんかがあって、
床几(家の前におかれた椅子みたいなもので、
そこで商品を並べたりする。)や、
犬矢来(建物の壁際に置かれる囲い)など、
いろいろな工夫がしのばれる。
囲炉裏端には座る順番が決まっていて、
主人の座る横座、主婦のカカ座、客の客座、
子供や使用人が座る木尻座と名前があることを初めて知りました。
これ、英語版があるといいなあ。
きっと喜ぶ人、いると思うんだ。
江戸時代の小説が好きな人は、
この本をそばに置いて読むと楽しいかも。
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2007年07月25日
読んでいて、最初から最後まで
涙が止まらなかった。
2ちゃんねると言えば、
ニュースなどでもおなじみの巨大掲示板です。
この本は、その巨大掲示板のあちこちに
投げられた書き込みの中から、
特に感動的なものをテーマにそって編集している本です。
2ちゃんねるにはあんまりよくないイメージもありますが、
アクセスしている人の大半は、ごくごく一般の人。
その普通の、名もなき人たちが、
名前を明かさないことを頼りにするようにぽつりともらす
人生の機微。
まるで、旅先の見知らぬ酒場で、隣り合って座った
明日は会うことのない人の身の上話を聞いているような、
演歌みたいな、映画みたいな感動がある。
母への想いというテーマでは、
血がつながっていないのに必死で働いて一人で育ててくれた母、
ひとり立ちした息子に、好きなお菓子やら野菜やらを送ってきて、
「お母さんはいつもあなたの味方よ。」という母の姿が語られる。
父だってがんばっている。
母を亡くした子供のために、大きいアルミの弁当箱に皮付のままで
みかんをいれ、品数だけは多い弁当を作った父。
男は誰かを守って死ね。悪いが、おれはここまでだ。と
言い残して逝った父。
歌手のDVDが欲しいといった娘に、
テレビから録画した画像を送ってくれた父。
両親が亡くなった後、引き取ってくれた祖父は
いつもかまぼこを食卓に出した。
祖父がかまぼこが好きだと思っていたら、
祖父は、「女の子だからピンクのかまぼこを喜ぶだろう」と
思っていたのだと死後に聞かされる話。
睡眠時間が1時間しかないほど働いていて、
死にたいと思っていた男性が、
皆の書き込みのおかげで会社をやめて「生き直したい」という話。
どの彼女も汚いといったお好み焼き屋に連れて行った女性が、
「おいしいおいしい」と喜んでいるので、
もっとたくさん食わしてやりたいという話。
車椅子の男の子が乗っている電車の中。
中年のサラリーマンとOLと茶髪のにーちゃんがいるが、
皆興味なさそうだ。
その子が降りるとき、車椅子が大きく傾いた。
「私」も、サラリーマンも、OLも、茶髪のにーちゃんも、
みんなが車椅子に飛びつくようにしてそれを支えた話。
どうだどうだ!
世の中、まだまだどうして捨てたもんじゃない。
けっこういい人ばっかりなんだよな、なんて思えます。
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2007年07月21日
私自身子供だった経験から言うと、
子供っていうのはきちんと大人のうそを見抜いているものだ。
うちの親も、自分でも信じていないようなことを平気で子供に要求したりしていた。
自分の子供なんだから、程度は知れているというのに、
勉強しろとかね。
まあ、大きくなるにつれて、現実を悟ったようでしたが。
本日ご紹介の本は、格闘家、須田達史氏が
子育てについて書いた本です。
母子家庭で育ち、小さい頃からけんかが強くて、
より強くなりたいと格闘技にのめりこんだ彼。
常に厳しい道を求め、日本を飛び出して
海外でも修行を積みます。
蚊とんぼと言われたこともある細い体を鍛えるために、
スクワット、腕立て伏せ、腹筋を
1日2000回もこなしたというからその精神力はたいていではない。
現在は、子供たちに空手を教える道場を開いて、
たくさんの子供たちを指導している。
その須藤氏のいう本気の子育てとはどんなものか。
ジムに来る親が、危なくないですか、怪我はしませんか、
と聞くのに、
須藤氏は「危ないです、怪我もします。」と答える。
子供を過剰に助けずに、痛いことも辛いことも経験させ、
遠くから見守ってほしいと、彼は張する。
また、女の子も、体格の小さな子も一緒にリングに上げ、
不利なところで勝負させることで、
あきらめない気持ちを育てようとする。
そして、親には、子供に本気で話すこと、
夫婦がチームを組んで子供に接して欲しいという。
今の時代、運動会でも手をつないでゴールさせたり、
夫の悪口を子供にいう母親が多い中、確かに、
と納得させられることが多い。
その氏の子育て観をはぐくんだのは、彼を育てた母親である。
女で一人で彼を育てた母は、別れた夫の悪口は一切言わず、
おかげで自分のルーツを疑わずに成長できたと言う。
また、悪いことをすると
木刀が折れるまで殴りつける母であった。
そうすることで、体全体で自分にぶつかってくれたことを、
氏は感謝している。
原爆の被爆者手帳を持っていた母は、
自分がいなくなっても
生きていける力を子供に与えたかったのではないか、
というくだりがあって、
そのエピソードだけでも、読んでよかった、
と思える本でした。
アツく生きよう!なんて、
この暑い盛りに思ってしまった私。
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生活、ほっこり系
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最近、ひまがあったらこの本を眺めています。
この頃、ごはんが遅くなることが多いんです。
夜食といってもいい時間帯に食事を始めることが多い。
そろそろ翌朝の胃の調子も気になる年だし、
もちろん体脂肪も気になるし、という私には
うってつけの本です。
料理の本なんですが、コンセプトがいい。
夜中に食べても体の負担にならず、300kcal以下で、
簡単に作ることができる。
話題のカフェ飯といった、無国籍風の料理が並んでいます。
実際に私がトライしてみたのがこれ。
・マヨネンカレートースト
イギリスパン(私は食パンで作りました。)の表と裏に
マヨネーズを塗り、
カレー粉を茶こしで表だけにふる。
フライパンに、最初はマヨネーズだけを塗った方を下にして焼き、
裏返して焼き色をつける。
カレー粉を粉チーズにしてもいいみたいです。
作ってみたいのはこちら。
・豚肉とキャベツのみそ煮込みきしめん
きしめんは固めにゆでておく。
鍋にごま油、にんにくを入れて炒め、
香りがたったらねぎを加える。
だし汁、片栗粉をふった豚肉を加えて煮立てる。
味噌としょうゆを入れて味を調え、きしめん、キャベツを加えて
好みの固さになるまで煮る。
これだとそこそこ満足感も味わえそうです。
・ゴーヤとトマト、ピーナッツの炒め物
ゴーヤは4センチの短冊に、トマトは一口大に、ピーナッツは
半分に切る。
鍋にごま油を入れてよく溶いた卵を半熟のスクランブルにして
いったん取り出す。
にんにくとごま油でゴーヤを炒め、砂糖を加える。
照りが出たら先ほどの卵、トマト、ピーナッツを入れ、
塩コショウで味を調える。
週末のブランチや、ダイエットにも
なかなかお役立ちのメニューがそろっています。
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生活、ほっこり系
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昨日は日本の田舎町を旅してみましたが、
今日はパリを歩いてみようと思います。
著者は、NHKのフランス語講座に出演されている方。
パリ生まれ、パリ育ちの彼女が、
パリの街を区という視点から案内してくれます。
パリは面積105.4平方キロメートルの小さな街。
それなのに、セーヌ川の右岸、左岸でまず大きく区切られ、
(当然人々の意識にも区切りが生まれ)、
反対の岸には絶対に渡らないという人もいるらしいです。
そして、20に分かれた区にもそれぞれの雰囲気、イメージがある。
単なる住所分けの記号ではなく、パリに住む人にとっては、
ステイタス、生活様式、歴史そのものであるのだそうです。
まず、代表的な1区。
ルーヴル美術館があり、パレ・ロワイヤルがある、
パリの観光地が集まっている。
地元の人たちにとっては、レ・アル地区にできた、
フォーラム・デ・アルに出来たショッピングセンターが
よく利用する場所のようです。
bobos(ボボと発音する)という、
ブルジョア階級の人たちに人気があるのは4区。
日曜日にはしまってしまうお店が多いパリですが、
ここのお店は開いているので、ショッピングが楽しめる。
フラン・ブルジョア通りからヴォージュ広場へぶらぶら歩くのが
パリジャンのお気に入りコース。
エレガントでありながら、気取っている雰囲気がない9区は、
かつて芸術家たちが集まった地区です。
ロートレックやユゴーが暮らし、
ゴッホやセザンヌ、ルノワール、ゴーギャンが
無名時代に絵の具を買ったお店がある街。
いまはオペラ座やクリスマスデコレーションが楽しめる区。
うーん。恐るべき一冊。
行ったこともないパリの、
隅っこまで知っている気分になってしまった。
パリへ行く予定のある方、かつて行って、
その風景が懐かしいとお思いの方、ぜひどうぞ。
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生活、ほっこり系
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ずいぶんと暑くなってきましたが、
みなさんお変わりありませんか?
あちー、あちーとわめきながら、本屋で見つけた一冊。
見ているだけでひんやりするので、
時々眺めてはにやにやしています。
写真家の方が、北国の鈍行列車に乗って写真を撮り、
文章をつけた本。
大きな駅ばかりではないので、
そこはかとない寂しさがまた寒さを感じさせ、
タイトルどおり郷愁あふれる仕上がりになっています。
たとえば、秋田・青森間を走る五能線。
東能代から川部まで、147.2キロの旅。
東能代の駅を7:52に出て、能代、向能代、北能代、と電車が進む。
ここは吹雪や強風、高波で運休することが
年に何回かあるのだそうだ。
岩館の駅では、腰ほどの高さに積もった雪を
シャベルでかいている駅員さんが写真に撮られている。
窓から見える民家の屋根には雪が積もり、遠景に日本海が見える。
車内では、向き合った座席に座り、元気に話している女性たち、
もたれあって座っている男子高校生たちがいる。
先頭の車両には、雪がこびりついていて、
駅員さんがスプレーをかけて除雪作業をしている。
自分自身が鉄道に乗っているみたいな気分になってくるから
不思議だ。
しかし、この旅には予定外の時間がかかってしまう。
途中、大雪のために列車が運休してしまうのだ。
そのときの駅の写真が出ているけど、
誰もいないホームの屋根に分厚い雪が積もり、
真っ白になっていて、
これがまた寂しくていい。演歌が聞こえてきそうだ。
運行が再開された早朝、駅務室にいた駅員さんに、
「ぬぐだまっていかねが?」と声をかけられて、
外国語のように感じる。
他にも、只見線、根室本線、釧網本線の様子が書かれている。
よく考えたら、鈍行列車の旅ってかなり贅沢だなあ。
当分、そんな贅沢を味わうこともできそうにないので、
とりあえずこの本で堪能してみました。
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