自分がしたことは、
きっと自分にかえってくる。
まず、自分が変わろう。
こんなテーマのこの本が、今すごく売れているみたい。
表紙に、アルミホイルで作った鏡がついている、
なかなか凝った装丁です。
お話は実話に基づいたものだそうです。
専業主婦のAさんは、子供がいじめられているのに悩んでいる。
一番つらいのは、いじめられていることを相談してくれないことだ。
親に対するプライドもあるんだろうけど、
子供がつらいのに何もしてあげられないことの苦しさ。
夫は楽天的で、相談しても解決しそうにない。
一人で抱え込んでいると、夫が一枚の名刺を差し出した。
先輩のコンサルタントだという。
彼に話してみてはどうか。
そういわれて、思い切って電話をかけてみることにした。
すると、彼は「解決するのは簡単」だという。
Aさんが身近な人に感謝せず、責めている気持ちが、
因果応報となって息子にかえってきている、と。
まず、不仲な父親を許そう、とコンサルタントは言います。
父親への不満、そして感謝の気持ち。
これらを順番に紙に書き出していください。
それができたら、「形だけでいいので」
感謝の言葉を伝えてください。
長年不仲であった父と話すのは勇気がいったが、
形だけでいいときいて、Aさんは思い切って電話をかけた。
泣き崩れる父に、Aさんも思わず涙ぐんでしまう。
強いからこそ反発していた父だが、本当は不器用で、
愛情にあふれた親だった、と気づく。
そして、その親にとっていた態度こそが、今、
息子が自分に対する態度だと気がついた。
父親に信頼されていなくて悔しかった娘時代。
息子も今、母親に信頼されていないと思っているのではないか。
そう気がついたときから、すべての事態が好転し始めた。
童話、おとぎ話、科学的根拠がない。
そう言われればそうなんだけど、こういうお話もいいと思う。
ちなみにこちらは、もともとブログだったそうです。
全文がこちらのサイトで読めます。
http://angelcafe.hp.infoseek.co.jp/kagaminohousoku.html
ご興味のある方はぜひ。

あなたのメールボックスに、このブログが届きます。
平日日刊。
メルマガだけの「前フリ」も好評です♪